茨城から帰ってきて、筋肉痛とかはなかったのですが、妙に右足の親指が痛いなぁ、と思ったら、ちょっと赤くなって腫れてきていました。
さらに、よく見ると・・・
なんか、親指の爪が押すとプカプカする、っていう感じになっていて。
もしかして、爪が剥がれかけてるのか?という感じです。
確かに、ちょっと靴がきつくて、そのあたり圧迫されてたんだよなぁ〜。
その状態で、長距離歩いたので爪に来たのか?という感じです。
とりあえず、絆創膏で爪と指を貼り付けて、さらにその上からテーピングしようと思ったのですな。
丁度、山登りの緊急用にテーピング用のがあったので。
これ、テープ同士のみにくっついて、皮膚とかにはつかない、というタイプ。
毛にもつかないので、動物の治療とかにも使われてます。
しかし、なんじゃこりゃ!?
確かに、皮膚にはくっつかないけど、テープにもくっつかんぞっ!!!
やーはり、100円ショップ商品じゃだめか(爆)
見た目は、確かに普通のそーいうテープっぽいんだけど、全然粘着しないという、使えんヤツでしたよ、ハイ。
やはり、100円ショップの商品って、当たれば儲けもの、レベルですかね?
でもまぁ、これがホントに必要な山登り中とかで「使えんっ!!」となる前に判ってよかったよ、今度はちゃんとドラッグストアでマトモなヤツを買おう〜。
爪、くっつくといいんだけど、多分そのまま次第に剥がれてその下から新しい別の爪が生えてくるそうな。
そーいや、一応ネットで調べていたら、「知恵袋」的なモノで私と同じような状況での質問があったんだけど、スポーツの試合中に親指の爪の上に思いっきり乗ってしまってはがれかけた、という状況だけど。
で、もし医者にかかるなら「何科に行くか?」っていう話があって、大体「皮膚科」を勧める人が多かったのですが、「怪我なんだから整形外科」って勧めてる人もいましたが・・・
いやぁ、最初は皮膚科でしょ、そりゃ。
別に骨とか筋がどうこうという症状じゃないんだから、整形外科いっても向こうも困るよ^_^;
第一選択は皮膚科で、次は形成外科でしょぉ〜(形成外科数少ないからさ)、行くならね。
で、茨城に向かう途中で読んだ本。
正確には、こだまで静岡駅で乗って読み始めて、小田原すぎたあたりで読み終えたんだが(笑)
あ、最近、なんだか静岡市内新しい古本やさんの開店多くなってきたよ。
いずれも、わりと若い店主さんの個人経営・こだわりのお店系で。
また、行ってみよう〜
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂シリーズの四作目。
今回は、丸丸一冊通しての長編でございます。
が、相変わらず、超読み進め易いので、あっという間に読み終えてしまいました。
今回は、前編通して「江戸川乱歩」関連ネタでございました。
江戸川乱歩・・・って言えば、怪人20面相!!っていうわけで、子供向けのTVドラマとかで見たなぁ〜、そういえば。
シリーズ何冊か読んだけど、私が読んだのは「ポプラ社」版です(笑)
なんか、あのレトロ感がいいよねぇ、サーカスとか蝋人形とか、そういうレトロ不気味な世界・・・
今の目からすると、放送禁止用語(差別用語という点から)がバリバリという(笑)
少年探偵団とかは、ホームズシリーズの影響からなんだろうけど、ホームズシリーズの彼らは、あくまでホームズの「手・足」っていう感じだったけど、江戸川乱歩の方はわりと彼らの方がメインで、明智小五郎先生はなんか「顧問」というか、最後の美味しいところだけ攫ってく(爆)っていうような印象があったねぇ。
そして、20面相は、よくデパートの屋上からアドバルーンに乗って逃げていったのであった・・・
っていうか、あれ人が捕まって飛ぶのは無理でしょぉ〜と、つっこみ感丸出しでございますが。
あー、今やアドバルーンも見ないねぇ。
で、今回のテーマは、題名にもある通り「二つの顔」
これが、全編通して、いろいろな登場人物それぞれが「二つの顔」を持っている、というようなパターンが繰り返し現れてきます。
しかし、いつも思うんだが、このシリーズって「手が混みすぎ」っていうか、そーんなめんどくさい事やらんで、もっと素直になれば?っていうような事柄が多いと思うんですが、まぁそれを言っちゃうと「物語」にならんしね(爆)
江戸川乱歩で「二つの顔」的な物語、って言えば、私的にはなんと言っても「芋虫」なんだけど、芋虫出てこなかったなぁ〜。
というか、出てきたけどサラッと読み落としただけか?私が。
まぁ、あそこまで行っちゃうとかなり「大人向け」になるからだろうかねぇ〜?
そーいや「孤島の鬼」って確か、小学生の時に読んだよ、私(爆)
「Drモローの島」と、どっちが先だったのだろうかねぇ?あれって。
江戸川乱歩ってなんとなく、私的には高橋葉介氏の初期の頃の絵と雰囲気合うような気がするんだよねぇ〜。
で、本の内容的には乱歩トリビアネタを散りばめたような感じになっておりましたなぁ。
わりと、身近(?)な作家の話だけあって、面白く読み終えました。
まぁ、「懲りすぎ」感はあるけど、まぁ「物語」だからねぇ〜。
で、江戸川乱歩とは別なところで、面白いなぁと思ったのは、主人公(?)の栞子さんと彼女の母親との関係。
母親は10年以上前に家を出て、その後音信不通状態。
外見は、かなり母娘で似ているらしい・・・その母が突然やってきたっ!!!
以下、ネタバレあるのでご注意を。
彼女の母親も、彼女に負けないっていうか彼女以上に本に精通していて、しかも「手段を選ばない」的なタイプの人。
栞子さんと基本は同じなんだけど、本じゃなくて「人」に対する情が少ない、っていう感じかな、いまのところ。
で、栞子さんはそんな母を嫌っている、恨んでいる、という感じですな。
で、今回、江戸川乱歩を通じて、母娘が対立・勝負するわけですな〜。
こういう展開は、パターン的には「クロノス・ウラノスコンプレックス」パターンだと思うんですが、マンガとか映画とかではよく見られる「親子間の葛藤」パターンですな。
大体、王道的展開では、特殊能力を持つ主人公(男)、その能力はおそらく父親ゆずりである、が父親は行方不明状態が長く・・・で、いろいろあって(爆)最後近くになり、最強の敵が現れ、それが主人公と同等それ以上の同じような力を持っていて、実はそれが主人公の父である!!
主人公はその正体を知った上であるいは知らずに戦い、最後には父側が敗れ、「立派になったな・・・」と息子を認めて死ぬまたは去っていく、というパターンですな(爆)
「巨人の星」とか「スターウォーズ」もそうだし、「銀河鉄道999」もそうだったなぁ〜、ただ、いずれもこれは「父VS息子」の男VS男、の関係だったんだよね。
この場合だと、母親は美しく精神的には強い人だけど、基本はか弱くて主人公を守るために死亡、っていうのが多いね、で、主人公は「母の敵を!!」で、戦いに身を投入するケースが多い。
で、今回のビブリアの場合は、それが「母VS娘」という女VS女、っていうパターンが面白いねぇ、と思ってさ。
今まで、そのパターンがないわけじゃないけど(エヴァンゲリオンの律子さんとお母さんなんかはこのパターンに類似しているかも)あからさまにメインで描かれるのって珍しいんじゃないかな?と思った。
神話の時代から見られるような、この人類共通の「原罪意識」っていうか、そーいう事だけど、それが男の世界だけじゃなくて、こういう女性の世界でも描かれるようになってきた、っていうのが時代だなぁ〜とつくづく思ったりして。
ジェンダー的な思想も関わってくるんだろうけど、「女だからそういう思考があまりない」とか、「母親にはそういう思考はありえない」と、変に女性を純粋化・理想化してこない、っていうのが現代的かもなあ、とも思いました。
以前は、ヒステリーは男性にはありえない、とか、セクハラは男性→女性、だけであって、女性→男性へのセクハラはない、っていうような考えの時代から変わってきている、っていう例もありますが、現代ではやはり「男だから」「女だから」っていうよりも「人間だから」「人類だから」っていう視点から見るべきなのかもねぇ〜
さらに、よく見ると・・・
なんか、親指の爪が押すとプカプカする、っていう感じになっていて。
もしかして、爪が剥がれかけてるのか?という感じです。
確かに、ちょっと靴がきつくて、そのあたり圧迫されてたんだよなぁ〜。
その状態で、長距離歩いたので爪に来たのか?という感じです。
とりあえず、絆創膏で爪と指を貼り付けて、さらにその上からテーピングしようと思ったのですな。
丁度、山登りの緊急用にテーピング用のがあったので。
これ、テープ同士のみにくっついて、皮膚とかにはつかない、というタイプ。
毛にもつかないので、動物の治療とかにも使われてます。
しかし、なんじゃこりゃ!?
確かに、皮膚にはくっつかないけど、テープにもくっつかんぞっ!!!
やーはり、100円ショップ商品じゃだめか(爆)
見た目は、確かに普通のそーいうテープっぽいんだけど、全然粘着しないという、使えんヤツでしたよ、ハイ。
やはり、100円ショップの商品って、当たれば儲けもの、レベルですかね?
でもまぁ、これがホントに必要な山登り中とかで「使えんっ!!」となる前に判ってよかったよ、今度はちゃんとドラッグストアでマトモなヤツを買おう〜。
爪、くっつくといいんだけど、多分そのまま次第に剥がれてその下から新しい別の爪が生えてくるそうな。
そーいや、一応ネットで調べていたら、「知恵袋」的なモノで私と同じような状況での質問があったんだけど、スポーツの試合中に親指の爪の上に思いっきり乗ってしまってはがれかけた、という状況だけど。
で、もし医者にかかるなら「何科に行くか?」っていう話があって、大体「皮膚科」を勧める人が多かったのですが、「怪我なんだから整形外科」って勧めてる人もいましたが・・・
いやぁ、最初は皮膚科でしょ、そりゃ。
別に骨とか筋がどうこうという症状じゃないんだから、整形外科いっても向こうも困るよ^_^;
第一選択は皮膚科で、次は形成外科でしょぉ〜(形成外科数少ないからさ)、行くならね。
で、茨城に向かう途中で読んだ本。
正確には、こだまで静岡駅で乗って読み始めて、小田原すぎたあたりで読み終えたんだが(笑)
あ、最近、なんだか静岡市内新しい古本やさんの開店多くなってきたよ。
いずれも、わりと若い店主さんの個人経営・こだわりのお店系で。
また、行ってみよう〜
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~
ビブリア古書堂シリーズの四作目。
今回は、丸丸一冊通しての長編でございます。
が、相変わらず、超読み進め易いので、あっという間に読み終えてしまいました。
今回は、前編通して「江戸川乱歩」関連ネタでございました。
江戸川乱歩・・・って言えば、怪人20面相!!っていうわけで、子供向けのTVドラマとかで見たなぁ〜、そういえば。
シリーズ何冊か読んだけど、私が読んだのは「ポプラ社」版です(笑)
なんか、あのレトロ感がいいよねぇ、サーカスとか蝋人形とか、そういうレトロ不気味な世界・・・
今の目からすると、放送禁止用語(差別用語という点から)がバリバリという(笑)
少年探偵団とかは、ホームズシリーズの影響からなんだろうけど、ホームズシリーズの彼らは、あくまでホームズの「手・足」っていう感じだったけど、江戸川乱歩の方はわりと彼らの方がメインで、明智小五郎先生はなんか「顧問」というか、最後の美味しいところだけ攫ってく(爆)っていうような印象があったねぇ。
そして、20面相は、よくデパートの屋上からアドバルーンに乗って逃げていったのであった・・・
っていうか、あれ人が捕まって飛ぶのは無理でしょぉ〜と、つっこみ感丸出しでございますが。
あー、今やアドバルーンも見ないねぇ。
で、今回のテーマは、題名にもある通り「二つの顔」
これが、全編通して、いろいろな登場人物それぞれが「二つの顔」を持っている、というようなパターンが繰り返し現れてきます。
しかし、いつも思うんだが、このシリーズって「手が混みすぎ」っていうか、そーんなめんどくさい事やらんで、もっと素直になれば?っていうような事柄が多いと思うんですが、まぁそれを言っちゃうと「物語」にならんしね(爆)
江戸川乱歩で「二つの顔」的な物語、って言えば、私的にはなんと言っても「芋虫」なんだけど、芋虫出てこなかったなぁ〜。
というか、出てきたけどサラッと読み落としただけか?私が。
まぁ、あそこまで行っちゃうとかなり「大人向け」になるからだろうかねぇ〜?
そーいや「孤島の鬼」って確か、小学生の時に読んだよ、私(爆)
「Drモローの島」と、どっちが先だったのだろうかねぇ?あれって。
江戸川乱歩ってなんとなく、私的には高橋葉介氏の初期の頃の絵と雰囲気合うような気がするんだよねぇ〜。
で、本の内容的には乱歩トリビアネタを散りばめたような感じになっておりましたなぁ。
わりと、身近(?)な作家の話だけあって、面白く読み終えました。
まぁ、「懲りすぎ」感はあるけど、まぁ「物語」だからねぇ〜。
で、江戸川乱歩とは別なところで、面白いなぁと思ったのは、主人公(?)の栞子さんと彼女の母親との関係。
母親は10年以上前に家を出て、その後音信不通状態。
外見は、かなり母娘で似ているらしい・・・その母が突然やってきたっ!!!
以下、ネタバレあるのでご注意を。
彼女の母親も、彼女に負けないっていうか彼女以上に本に精通していて、しかも「手段を選ばない」的なタイプの人。
栞子さんと基本は同じなんだけど、本じゃなくて「人」に対する情が少ない、っていう感じかな、いまのところ。
で、栞子さんはそんな母を嫌っている、恨んでいる、という感じですな。
で、今回、江戸川乱歩を通じて、母娘が対立・勝負するわけですな〜。
こういう展開は、パターン的には「クロノス・ウラノスコンプレックス」パターンだと思うんですが、マンガとか映画とかではよく見られる「親子間の葛藤」パターンですな。
大体、王道的展開では、特殊能力を持つ主人公(男)、その能力はおそらく父親ゆずりである、が父親は行方不明状態が長く・・・で、いろいろあって(爆)最後近くになり、最強の敵が現れ、それが主人公と同等それ以上の同じような力を持っていて、実はそれが主人公の父である!!
主人公はその正体を知った上であるいは知らずに戦い、最後には父側が敗れ、「立派になったな・・・」と息子を認めて死ぬまたは去っていく、というパターンですな(爆)
「巨人の星」とか「スターウォーズ」もそうだし、「銀河鉄道999」もそうだったなぁ〜、ただ、いずれもこれは「父VS息子」の男VS男、の関係だったんだよね。
この場合だと、母親は美しく精神的には強い人だけど、基本はか弱くて主人公を守るために死亡、っていうのが多いね、で、主人公は「母の敵を!!」で、戦いに身を投入するケースが多い。
で、今回のビブリアの場合は、それが「母VS娘」という女VS女、っていうパターンが面白いねぇ、と思ってさ。
今まで、そのパターンがないわけじゃないけど(エヴァンゲリオンの律子さんとお母さんなんかはこのパターンに類似しているかも)あからさまにメインで描かれるのって珍しいんじゃないかな?と思った。
神話の時代から見られるような、この人類共通の「原罪意識」っていうか、そーいう事だけど、それが男の世界だけじゃなくて、こういう女性の世界でも描かれるようになってきた、っていうのが時代だなぁ〜とつくづく思ったりして。
ジェンダー的な思想も関わってくるんだろうけど、「女だからそういう思考があまりない」とか、「母親にはそういう思考はありえない」と、変に女性を純粋化・理想化してこない、っていうのが現代的かもなあ、とも思いました。
以前は、ヒステリーは男性にはありえない、とか、セクハラは男性→女性、だけであって、女性→男性へのセクハラはない、っていうような考えの時代から変わってきている、っていう例もありますが、現代ではやはり「男だから」「女だから」っていうよりも「人間だから」「人類だから」っていう視点から見るべきなのかもねぇ〜