【ぺぺぺい ぺぺぺい!うれしっぺい!】 自由演奏会in磐田市豊田 2015.4.26
↑ この間の自由演奏会の動画が上がってました!
客席でも踊ってる子がいるのが、いいねぇ~♪
しかし、吹奏楽版はテンポがかなりゆっくりなんだよね~。
久々にオリジナル聞いたら(見たら)超スピードにびっくり!しました。
↑ この間の自由演奏会の動画が上がってました!
客席でも踊ってる子がいるのが、いいねぇ~♪
しかし、吹奏楽版はテンポがかなりゆっくりなんだよね~。
久々にオリジナル聞いたら(見たら)超スピードにびっくり!しました。
さてさて、ふと気づけばGWもあっという間に終了!ですね!
私は、遠出は小田原行ったくらいで、後は地元でお勉強したり映画みたり、美術館行ったりと、地道に過ごしましたよ~。
で、勉強の方は、現在数科目やってるうちの、認知心理学みたいな科目と、歴史の科目、このそれぞれに同じエピソードを引用してたので、びっくりしました!
古代ギリシャでの逸話なんだけど、
2人のすごく腕の立つ画家がいて、腕比べをする事になりました。
一人は、葡萄を描いたら、鳥がそれが本物だと思って食べによってきました。
もう一人は、カーテンを描きました。
すると、勝利を確信していた、葡萄の絵を描いた画家がやってきて、
「どうだ?俺の勝ちだとは思うが、一応確かめてやろう、はっはっはっ!
早く、そのカーテンを開けて、お前の描いた絵を見せてみろっ!!」
・・・ってわけで、カーテンを描いた画家の方が勝ち!!という話だそうな。
歴史の方では、この逸話を「静物画の歴史」的観点から、この時代からリアルな絵を描く事の価値みたいなのが、云々・・・という話だったんだけど、認知の方の科目だと・・・
「今視点から見ると、人間を騙す絵よりも、鳥をも騙せる絵の方がすごいんじゃないか?と思う。」とかって言ってました(爆)
確かに・・・^_^;
鳥の方が視力いいしね、断然人間よりも。
で、先日は地元の美術館に行ってきました。
川瀬巴水展です。
明治から昭和初期にかけての浮世絵作家で、あのスティーブン・ジョブズが彼の作品のコレクターだったそうです。
浮世絵、最近ちょっと見る機会が増えてきましたが、やはりこの時代の浮世絵になると、江戸自体の物とはだいぶ違ってきて、「絵画的」になってきていますね~。
なんか、どこかでみた事があるような懐かしい風景・・・なんだけど、絶対みた事はないんよね、実際のところ、でも、なんかみた事あるように思えてくる不思議な感覚っていうかねぇ~。
で、浮世絵って言ってみれば版画であって、絵画と違って一人では作れないという芸術作品。
浮世絵画家は元絵を書いて、それを版元であるスポンサーであり、出版元の人がいてその人と協議の結果、OKが出た作品を版画として作り直し、今度は刷る専門の人との共同作業となり、という感じ。
普通に絵画とは違い、オンリーワン!ではないけれど、増産できるだけに、それを生かした方向もある、っていう。
関東大震災でほとんどの作品が灰と化した中、わずかに残った版画作品から、また再出発できた、というのも、この浮世絵だったからというわけだしね。
作品、芸術って時代とは無縁というか、あえて世俗とは遠い存在の方が価値がある、的な捉え方をされるかもしれないけど、実際の場合はやはり無縁とはいかないんだよね。
その時代背景を知れば、より理解が深まるっていうのもこういうものを見る楽しさ、かもしれないなぁ、と思いました。
この人は、生涯の1/3を旅に費やした、という人だそうで、その足跡をたどると、北海道の大沼公園とかのあたりから、南は鹿児島桜島まで、ほーんと日本全国行ってるんだよねぇ~。
静岡が舞台の版画も沢山ありましたよ!
というか、知ってる場所だけに、なんか本当にこの版画のような風景を実際にみたような気分になってくるというか・・・
実際は、こんなに「絵」的な場所じゃ絶対無いわけなんだけど、なんかそーいう場所であったように思えてくるっていうのが不思議です。
回想美化フィルター最強設定モードっ!!!という感じでしょうか?
絶筆となった、平泉の金色堂なんか、狙ってた?っていうくらい、もう出来過ぎっ!!と思えるくらいのドラマチックな作品なんですよ~。
うわぁ~!という感じでした。
で、これとは関係ないですが、軍艦島を代表とする明治期の日本の工業施設が世界遺産登録にかなり前進!というニュース。
静岡での新聞の一面にもなりましたが、当然「韮山反射炉が世界遺産にっ!!!!」でした^_^;
いやぁ、確かに静岡の韮山反射炉も含まれるは含まれますがね~。
でも、特に軍艦島は韓国からの反発がかなり強いようで、どうなるかねぇ?
でも、当時は全世界的にそういうのが当たり前!の時代で、それが常識でもあった、という時代でもあり、今の常識感覚でだけで良し、悪しと判断しちゃうのもなんだと思うけど。
でも、もし逆の立場だったら、確かに「賛成!」とはしたくないだろう、とも思います。
まぁ、あとはユネスコの関係者の判断に任せましょう、という感じでしょうかねぇ・・・
実際に軍艦島と、その近くのやはり炭鉱の島、池島に行った感想としては、炭鉱は確かに重労働で底辺の労働者的なイメージがあるけど、実際に訪ねて働いていた人から話を聞いたりした範囲では、まぁ、それは昭和時代の話だけど、皆、その炭鉱の仕事に対して意義というか誇りをもってたんだろうなぁ、という事でした。
低賃金、重労働でこき使われて、使い捨て・・・というのじゃなくて、俺たちが日本と会社を支えて発展させるんだ!、そして、どうやったらもっと安全に効率よく仕事ができるのか?を会社と労働者とがいっしょに考えていた、そんな印象を受けました。