最近、あんまり映画を見ていなかったのですが、GWに久々に映画のハシゴもしましたよ~。
この時期、日本ではアカデミー賞関連の作品を上映する事が多いので、その手のを多く見ました。
見てきたのは、作品賞と監督賞を受賞した「バードマン」
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編
これ、知らなくてみたんだけど、撮影監督が「ゼロ・グラビティ」の人なんだってねぇ~。
なるほど、すごい凝ってるんだけど、それを見ている間は全然気づかないっていうか、意識しなかったよぉ~、言われてみれば、確かにそうだっ!
っていうのは、ほぼワンカットで撮ってるっていう事で。
最近わりと、カット割を細かくするのが流行(?)傾向にあるし、それを生かした作品も多くあるけど、その反対、それでも魅せるんだよね~、手法じゃなくてやはり才能、ってわけでしょうかねぇ?
撮影賞も取ってたね、これ。
主役のマイケル・キートンのセルフパロ?的な内容もあり、なんとも話の行先が見えない・・・んだけど、悲劇を描きそうに思えて結構、爽やか~な感じになるのがこの監督の作風なのかな?と、思ったりもしてね。
昔の栄光にしがみつく哀れな中年男の主人公・・・も、外からみればちょっとヘンな人傾向だけど、彼の娘、元ドラック中毒の彼女が、やたらとネット世界、ツイッターとかFacebookとかにしがみついてるのも結構現実的のようで「異様」に見えてくるんだけどねぇ・・・
「パパは現実を見ていない!」とかって、彼女は言うんだけど・・・彼女にしてみたら、それがリアルな世界なんかねぇ・・・
まぁ、いろいろと癖のある登場人物で、そのエピソードそれぞれがきっちり気持ち良く解決(?)はしないんですが、まあそれはこの監督の作品だから、仕方ないっていうか、そういうのを求める映画じゃないしね~。
映画『博士と彼女のセオリー』予告編
この映画は、主演男優賞を受賞しました。
ホーキング博士を描いた作品で、私は彼の本読んだことないし、車椅子に乗った彼の映像を見たことあるくらいかなぁ?
難病の主人公と彼を献身的に介護する妻・・・
っていう展開だったので、最初は「なーんだ、いわゆる『不治の病・永遠の純愛』路線の話か~」と、思ったんですな。
邦画でよくある、アイドル主演のお涙頂戴パターン(爆)まぁ、性別普通と(?)逆転だけど・・・
大体、邦画だと女性が不治の病で男性がそれを支えるパターンだからさ。
しかし・・・さすが、実話だけあってかなりこれは違ってましたな~。
確かに、博士の生涯(いや、まだ在命ですが)Wikiとかで読んでみると確かにそうなんですが・・・
結構、難しいというか、あーそうなるか~!という感じでございましたな~。
だからといって、純愛じゃないか?っていうと、そうでもないっていうかねぇ。
お互いにお互いを認めてるから、それもあり!という方向になるっていうか、うーむ大人だねぇ、と思います。
まあ、もちろん事実的にはもっとドロドロして修羅場ってたのかもしれないけど・・・
主演男優賞は、これは「受賞しやすい」タイプでしたな、まさしく!とも思った。
いや、それだけに素晴らしい演技ではありますが、「有利」ではあると思う、こーいう傾向の役柄は。
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』予告編
これは、脚色賞取りましたな~。
今回のアカデミー賞、私は作品賞候補作を今まで6作見ましたが・・・
私がアカデミー会員なら、これに投票します!
・・・いや、でも「アメリカン・スナイパー」も良かったしなぁ~、悩む悩む・・・
今回、どの作品も良かったですよね~。
どれかがずば抜けて素晴い!っていうよりも、どれも煌く物が沢山あるような・・・
で、こちらの「イミテーション・・・」は、第二次世界大戦の対ドイツ映画を見てると、よく出てくる「エニグマ」ドイツの暗号作成マシーン。
この暗号、解読不可能!と言われていたそれを、英国の数学者が解き明かす!という話なんですが、それだけじゃない!
スパイ物でもあり、サスペンスでもあり、恋愛でもあり、マイノリティの悲しさでもあり、戦争を考える映画でもあり・・・と、エンタメのようであり、もっと深い面もあり・・・と、良かったなあ~と思うよ。
一番良かったのは、エニグマの解読に成功したからといって、そこで「めでたし、めでたし」では無いところ。
いかに一番有効に、そのエニグマ解読能力を活用するか?というところに、人間としての人道というか、力量というか・・・
立場によって、なんつうか「正義」とか「大義」は変わってくる、っていうのがよく描いていたと思う。
まー、個人的にはキーラお嬢の能力をもっと出してくれると良かったなぁ、とも思う。
彼女がいないと!と、彼がそこまでやる、その彼女の能力の実際の現実的な能力とかはちょいと描きは物足りなかったなぁ。
でも、ベネディクト・カンバーバッチはまさしく当たり役!っていうか、こういう役を演じるためにいるっ!!というような人ですな。
っていうか、こういう役ばかりのような気もしないでもないが^_^;
世間から理解されない孤独な天才、傾向の役ね~、まぁもちろん、他の傾向の役もいろいろやってるんだろうけどさ。
今、私たちが日常に使っているパソコン、この誕生秘話(?)だったりするところもジーンとくるし、今・現在では信じられないような常識や価値観、これがほんの数十年前は当たり前だった!という。
現在の価値観だけで、当時の是非や善悪を断定する事は出来ない、というのをひしひしを感じましたねぇ・・・
そーいえば、「博士と彼女・・・」と「イミテーション・・・」を続けて見たのですが、両方とも偶然にも字幕が松浦美奈さんでした。
いいお仕事してましたよ~、と、しみじみ・・・
いや、最近yahooのニュースとかで、T田N子女史の露出が妙に多くなってたので・・・
彼女いわく、「透明な字幕が一番!」でしたが、確かに言ってる事は正しい!でも、それを一番実践して欲しいもんです、彼女自身に^_^;;
というか、T田女史の字幕って、凡ミスが多くて=素人でも判ってしまう単純間違い、が多くてそれが気になって映画本編に入れないんだよね~^_^;ロード・オブ・ザ・リングの字幕だけじゃなくて・・・
例えば、「66年に流産した」を「66回流産した」とか「北極大陸」とかと、堂々と訳してくれるあたり・・・^_^;
まさく「T田色の字幕」っていう感じで(爆)
まぁ、それはそれでつっこみ甲斐があって面白い!という達人もいますが(爆)
字幕がT田女史だと、なんだか「ホントにこういう事言ってるの、この映画?信じていいの?大丈夫??」と、疑心暗鬼になる私でありましたよ(爆)
松浦さんの字幕だと、そういうのが無くて安心して見ていられるのだな。
でも、気になったのは・・・
「花粉症」っていう字幕があったけど、元は本当は何だったのかなぁ?っていうところ。
なんかのアレルギー、ナッツとかのアレルギーとかそういう事だったのかなぁ?とかね。
でも、別に「花粉症」でも映画の流れ的には問題ないので、OKですが。
この時期、日本ではアカデミー賞関連の作品を上映する事が多いので、その手のを多く見ました。
見てきたのは、作品賞と監督賞を受賞した「バードマン」
映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』日本版予告編
これ、知らなくてみたんだけど、撮影監督が「ゼロ・グラビティ」の人なんだってねぇ~。
なるほど、すごい凝ってるんだけど、それを見ている間は全然気づかないっていうか、意識しなかったよぉ~、言われてみれば、確かにそうだっ!
っていうのは、ほぼワンカットで撮ってるっていう事で。
最近わりと、カット割を細かくするのが流行(?)傾向にあるし、それを生かした作品も多くあるけど、その反対、それでも魅せるんだよね~、手法じゃなくてやはり才能、ってわけでしょうかねぇ?
撮影賞も取ってたね、これ。
主役のマイケル・キートンのセルフパロ?的な内容もあり、なんとも話の行先が見えない・・・んだけど、悲劇を描きそうに思えて結構、爽やか~な感じになるのがこの監督の作風なのかな?と、思ったりもしてね。
昔の栄光にしがみつく哀れな中年男の主人公・・・も、外からみればちょっとヘンな人傾向だけど、彼の娘、元ドラック中毒の彼女が、やたらとネット世界、ツイッターとかFacebookとかにしがみついてるのも結構現実的のようで「異様」に見えてくるんだけどねぇ・・・
「パパは現実を見ていない!」とかって、彼女は言うんだけど・・・彼女にしてみたら、それがリアルな世界なんかねぇ・・・
まぁ、いろいろと癖のある登場人物で、そのエピソードそれぞれがきっちり気持ち良く解決(?)はしないんですが、まあそれはこの監督の作品だから、仕方ないっていうか、そういうのを求める映画じゃないしね~。
映画『博士と彼女のセオリー』予告編
この映画は、主演男優賞を受賞しました。
ホーキング博士を描いた作品で、私は彼の本読んだことないし、車椅子に乗った彼の映像を見たことあるくらいかなぁ?
難病の主人公と彼を献身的に介護する妻・・・
っていう展開だったので、最初は「なーんだ、いわゆる『不治の病・永遠の純愛』路線の話か~」と、思ったんですな。
邦画でよくある、アイドル主演のお涙頂戴パターン(爆)まぁ、性別普通と(?)逆転だけど・・・
大体、邦画だと女性が不治の病で男性がそれを支えるパターンだからさ。
しかし・・・さすが、実話だけあってかなりこれは違ってましたな~。
確かに、博士の生涯(いや、まだ在命ですが)Wikiとかで読んでみると確かにそうなんですが・・・
結構、難しいというか、あーそうなるか~!という感じでございましたな~。
だからといって、純愛じゃないか?っていうと、そうでもないっていうかねぇ。
お互いにお互いを認めてるから、それもあり!という方向になるっていうか、うーむ大人だねぇ、と思います。
まあ、もちろん事実的にはもっとドロドロして修羅場ってたのかもしれないけど・・・
主演男優賞は、これは「受賞しやすい」タイプでしたな、まさしく!とも思った。
いや、それだけに素晴らしい演技ではありますが、「有利」ではあると思う、こーいう傾向の役柄は。
映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』予告編
これは、脚色賞取りましたな~。
今回のアカデミー賞、私は作品賞候補作を今まで6作見ましたが・・・
私がアカデミー会員なら、これに投票します!
・・・いや、でも「アメリカン・スナイパー」も良かったしなぁ~、悩む悩む・・・
今回、どの作品も良かったですよね~。
どれかがずば抜けて素晴い!っていうよりも、どれも煌く物が沢山あるような・・・
で、こちらの「イミテーション・・・」は、第二次世界大戦の対ドイツ映画を見てると、よく出てくる「エニグマ」ドイツの暗号作成マシーン。
この暗号、解読不可能!と言われていたそれを、英国の数学者が解き明かす!という話なんですが、それだけじゃない!
スパイ物でもあり、サスペンスでもあり、恋愛でもあり、マイノリティの悲しさでもあり、戦争を考える映画でもあり・・・と、エンタメのようであり、もっと深い面もあり・・・と、良かったなあ~と思うよ。
一番良かったのは、エニグマの解読に成功したからといって、そこで「めでたし、めでたし」では無いところ。
いかに一番有効に、そのエニグマ解読能力を活用するか?というところに、人間としての人道というか、力量というか・・・
立場によって、なんつうか「正義」とか「大義」は変わってくる、っていうのがよく描いていたと思う。
まー、個人的にはキーラお嬢の能力をもっと出してくれると良かったなぁ、とも思う。
彼女がいないと!と、彼がそこまでやる、その彼女の能力の実際の現実的な能力とかはちょいと描きは物足りなかったなぁ。
でも、ベネディクト・カンバーバッチはまさしく当たり役!っていうか、こういう役を演じるためにいるっ!!というような人ですな。
っていうか、こういう役ばかりのような気もしないでもないが^_^;
世間から理解されない孤独な天才、傾向の役ね~、まぁもちろん、他の傾向の役もいろいろやってるんだろうけどさ。
今、私たちが日常に使っているパソコン、この誕生秘話(?)だったりするところもジーンとくるし、今・現在では信じられないような常識や価値観、これがほんの数十年前は当たり前だった!という。
現在の価値観だけで、当時の是非や善悪を断定する事は出来ない、というのをひしひしを感じましたねぇ・・・
そーいえば、「博士と彼女・・・」と「イミテーション・・・」を続けて見たのですが、両方とも偶然にも字幕が松浦美奈さんでした。
いいお仕事してましたよ~、と、しみじみ・・・
いや、最近yahooのニュースとかで、T田N子女史の露出が妙に多くなってたので・・・
彼女いわく、「透明な字幕が一番!」でしたが、確かに言ってる事は正しい!でも、それを一番実践して欲しいもんです、彼女自身に^_^;;
というか、T田女史の字幕って、凡ミスが多くて=素人でも判ってしまう単純間違い、が多くてそれが気になって映画本編に入れないんだよね~^_^;ロード・オブ・ザ・リングの字幕だけじゃなくて・・・
例えば、「66年に流産した」を「66回流産した」とか「北極大陸」とかと、堂々と訳してくれるあたり・・・^_^;
まさく「T田色の字幕」っていう感じで(爆)
まぁ、それはそれでつっこみ甲斐があって面白い!という達人もいますが(爆)
字幕がT田女史だと、なんだか「ホントにこういう事言ってるの、この映画?信じていいの?大丈夫??」と、疑心暗鬼になる私でありましたよ(爆)
松浦さんの字幕だと、そういうのが無くて安心して見ていられるのだな。
でも、気になったのは・・・
「花粉症」っていう字幕があったけど、元は本当は何だったのかなぁ?っていうところ。
なんかのアレルギー、ナッツとかのアレルギーとかそういう事だったのかなぁ?とかね。
でも、別に「花粉症」でも映画の流れ的には問題ないので、OKですが。