今日は、午前10時の映画祭で『七人の侍』見てきました
Trailer Seven Samurai van Akira Kurosawa
上映時間は約3時間半、ってわけで(?)途中で休憩が入ります。
最初の上映は1954年だそうで、その当時から途中休憩あってその間は、スクリーンに↑が、出てるんですな。
モノクロで、オープニングの黒画面に白く極太筆書体でスタッフキャストの名が出てきて、ラストはいきなり黒画面に白地で「終」が出てくる、形式的には古いんですが、プロットは古臭くない、というか今でもあるしょ、このパターン!って思ったら、そのそもそものオリジナルと言えるのがこの「七人の侍」だとか。
サボテンブラザーズも、ギャラクシークエストも、この七人の侍がなければ生まれてなかったのかも?
(あえてSWとは言わないでおこう^_^;)
って感じで、プロット的には王道パターンですが、やはり長いは長いからもし現在リメイクしようとしたら多分、こことかあそこは削って・・とかと作り手目線から見れば思うが、一観客として見た場合は、長い!とはあまり感じませんでしたなー。
モノクロで似たような侍ばかりだからキャラ見分けがつかんかも?と思いましたが、これが不思議な事に自然にわかるようになってましたよー。
私の推しはやはり、石川五右衛門(ルパン三世の)みたいな久蔵さんですな!
しかし、なんか死亡フラグの立ち方が現在と違うなーってところがなんか新鮮でした!
いやー、もし今、全くまっさらで作るとしたら絶対あの人は生き残らないで、あっちが残るよな、とかとか。
しかし、セットとかかなり金をかけているそうだが、村の民家が縄文の竪穴式住居についつい見えてしまう私でありました^_^;;
しかし、見終わった後からWikiで裏話読んだら、途中に出てくるホームレス状態のようなおばあさん、この方は役者ではなく近くの老人ホームの一般人なんだってね!
しかし、実際に子供をB29による空襲で亡くしており、あのシーンの鬼気迫るリアリティ感が出たとか。
そーいや黒澤明って晩年に行けば行くほど、リアリティを求めすぎて危うい方向に行ってしまった、というエピソードがあるが、そのきっかけがコレだったりしてねー^_^;;
世界的にも有名高名な作品ですが、まともに最初から最後まで通してスクリーンで見たのは初めて!でしたが、なかなか良い体験になりました。
今回のは4Kで画像的にはかなり見やすくなってましたが、音声は一部聞き取りにくいて何言ってるかわからんとこも。
日本語だが字幕欲しいなーと思ったり。
お昼は、「きっと愛され女子になる!」の影響で総菜屋さんに寄ってみましたー。
梅おにぎりとしぞーかおでんに、野菜マリネ。
あーっ、鎌倉君だっ!!
久しぶり〜っ!!