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雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

静岡市東海道広重美術館に行ってきました

2018-06-24 17:13:08 | 日記



今日は雨かと思いや、蒸し暑い一日でしたが、これから雨かなあ?
今日は、広重美術館に行ってきました。
東海道本線の由比駅から徒歩約30分です。
さくらえび通りをずーっと直進していきます。
駅前の通り、商店街なんですが普通の民家も結構あって、商店の方が少ないくらい?
そして、そのほとんどがサクラエビと生シラスに特化していて、地元商店街というよりは観光客向け土産的魚屋って感じでした。
そういうお店が80%って感じで、コンビニもないし、日常生活用品とかどこで買うんだろうか?って思ったりして。
まあ、車移動で清水とかで買うんだろうなあ。

で、このあたりは昔の宿場町で、その本陣にあたるっぽいところが美術館になってます。





今回の展示は、

出張!浮世絵動物園!

まあ、結論的には動物が出てきている浮世絵を集めた、って事で、最近よく見る猫の浮世絵展の動物全般版って感じですが、ちょっと捻ってあるのは、浮世絵展だけど動物園が主体でやってます的意図で演出しているところ。
動物園が、浮世絵に出てくる動物というテーマで展示会してみた、的コンスタンスでやってる、というあたり。
もしほんとにそうなら、動物園内のホールでやるだろうから、実際の主体は美術館なんだろうけどね。
まあ、そのあたりの意図は中身を見て行くとわかる、というか、静岡の日本平動物園の動物展示とコラボしてるんだよね。
例えば、トラ・ライオン(浮世絵では唐獅子だが)なんかだと、にくきゅう館コーナーとしてまとめ、鳥の絵関連はメガフライングケージコーナーとしてまとめ、家畜やペット系はふれあい動物園コーナー、という感じに、日本平動物園独自の施設形態に浮世絵に描かれた動物たちを分類していました。
日本平動物園に行った事ない人には、イマイチ、ピン!とこないかも?ですが。
でも、絵の解説と共にというか絵以上に実際の動物についての解説の方が詳しかったような。
しかし、会期が前期・後期と分けられているせいか、規模的にはやはり昔の日本って動物の種類としてはバリエーション少なかったのかなあ?って感じ。
もともと浮世絵自体がグラビアであり、挿絵であり、旅行ガイド的な役割があり、動物を描くのが主体であったケースって少なそうだもんね。
情景の一部として、小道具的なとこで動物がいる、みたいな感じでね。
で、後期に出てくるかもしれないが、イノシシがいなかったなあ。
古代日本で野生動物として描写されたのは圧倒的にイノシシだったのだが。
一応、建前的に獣肉が禁止だったらしいから、とかそのあたりが原因かな?
クマも少なかったなあー。

常設展は広重の東海道53次とかありましたが、観客の多くが「ほら、永谷園」って話してたのが時代だなあーって思いました^_^;
昔、永谷園のお茶漬けの元に、東海道五拾三次のカードが封入されてたんだよね。
ライダーカードみたいに。
え?ライダーカード知らん?じゃ、プロ野球チップスとかみたいなあーいう感じで。
今もあるのかな、プロ野球チップスって?
そーいやJリーグチップスなんつうのもありましたな、昔^_^;;;

で、美術館に話を戻すと、実際に浮世絵をかなり本格的に自分で刷って体験したりとか言うコーナーもあり。
浮世絵自体以外にも、版画の手法的な展示も面白かったです。
ゴッホが浮世絵を模写した絵とか、現在作家の創る浮世絵とか、という視点も面白い。
主に印象派の画家達が浮世絵に魅了されたのは、制限のある中での大胆な表現、つうのに、なーるほど縛りがある程燃えるタイプですな!と、警察のおにいさんの手塚さんの姿を思い出した私でしたー。

今年はサクラエビが記録的不漁で由比は大変でございますが、なんとか盛り立てていただきたいものです。




コメント
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