今日は月に一度のクラリネットのレッスン日で、今やってるのはモーツァルトのメヌエットk64、だったか?
もう一年くらいこれやってる気が^_^;;
結構、音符細かいし、早いし、変え指多くて大変なんだが、長々やってるので指自体はそこそこ動くようになりました。
が、課題は別にあって、結構音域広い上に高い音が多いんだな。
私自身は低い音域の方がわりと好き。
まあ、私の好き嫌いはともかくとして、一気に低いとこから高い音に階段駆け上るように上がっていくと、高音域が悲鳴みたいな甲高い耳障りなキーって感じの音色になってしまうのだ。
その原因は、高い音だす時に息の吹き込み量が必要なんで勢いつけるために喉を絞るので、勢いはつくけどその分息の量自体は減るので、なんだか苦しい感じが音に出てしまうんだよね。
フレーズとしては続いているのに、途中で音感が変わってしまうのだ。
それを防ぐためには、高音域でも喉を絞らず太い息の感じで吹く、しかしそうなると息量は多く必要となる・・
って感じで、体力的というか肺活量的に大変なんだ。
で、ふと気付いたが、クラリネットでもフルートとか、あるいはトランペットとかでも、音を決める指は確かに大切なんだけど、音のイメージ、明るく抜けた感じがある音とか、ベタっとした音とか、弾むような音とか、そういった音の感じを出すのは指ではなくて息なのだ。
音階を決めるのは指だが、音色を決めるのは息!なんだねー。
ついつい、指使いだけを重視しちゃいがちだけど、息・呼吸がキモなんだよね!
で、弦楽器、バイオリンとかギターとかあるいは三味線とか琵琶とかにしても、ほとんどの弦楽器は左手で弦を押さえて音を決め、右手でバチだったり、ピッグだったり、弓だったりで弦をはじいたり擦ったりして音を出すわけだ。
右利きの場合、右手の方が細かく正確にまた強い動作ができるんだから弦は右手で押さえた方が弾きやすくない?って思った事があったんだよね。
しかし、プロとかそのスジの方々からすると、弦は押さえるだけだが、実はその弦から音を引き出す方が細かい差異を表すだけのテクニックが必要で、細かく繊細さが必要だ、だからそれは右手の方が相応しい、から弦楽器は右手で弦を弾き、左手は弦を押さえるんだ、という話らしい。
となれば、管楽器の場合は弦楽器の左手が両手の指であり、キモの右手はイコール息・呼吸なんだ、って事ではないだろうか?
ただ吹く、息を吹き込むだけではなく、その吹き込む息こそが音色を作り、音符の羅列を音楽に昇華させていくのだ!
って、なんか宇宙の真理に気づいた、ユリイカって気分になったのでありました(爆)
まあ、だからと言って演奏が上手くなるわけではねーがな^_^;;;