ヱヴァの最新、最終劇場版の冒頭あたりが公開されたらしいんだが、劇場限定公開!らしいが、その劇場で録画したみたいな動画が結構YoutubeにUPされてますなー。
削除されてないから、禁止ってわけじゃないのかな?
しかし、なんか海賊版っぽいねー、中華圏で出てきそうな^_^;;
で、NetflixでアメリカでTV版エヴァの配信開始されたらしいが、なんでも翻訳で物議を醸し出してるらしい。
渚カヲルくんがシンジに「好意に値するよ。好きって事さ」って言うシーンの好きがI like youって訳されたのが大反対らしい。
あれはI love youってなんで訳さない!?って事らしい。
い、いや日本人の私的には、あそこはloveよりlikeだと思うよ〜
なんつうか、直接的にズバリloveって断言しちゃうよりなんつうか含みを持たせたlikeというかねー。
正確にはlike以上love未満って感じだろーか?
でも、アメリカ的にはloveじゃない=同性愛シーン撲滅を計ってる=差別だ、許さん!って思考回路で怒ってるんじゃないかなあ?
エヴァ喜んで見る層は多分リベラル寄りの人が多いだろうから、とかと勝手に予想するが。
日本人的には、同性愛反対云々つうより直接そーいうの描くのは2次創作の場でいいから、原作というか公式側はそれを匂わせるレベルにしとく、のがよろしい(?)かと。
なんか普通に仲良し友達っぽけど、なんかあの二人怪しくない?ってムニょムニょ影で萌えるのが日本的王道では?^_^;;;;
そーいや、海外の対日本ネタまとめサイトで、夏目漱石が英語小説を翻訳するのに、
「I love you」をそのまま「あなたを愛してます」って翻訳しようとした弟子(?)に、
「いやいや、日本人ならそんな事言わない『月が綺麗ですね』と訳せ」と言うエピソードがあったとか。
それに対し、理解不可能って反応もあったが、結構ロマンティック!だから日本人の感性は素敵!的意見も結構
あったらしい。
きっとあれだな、映画「カサブランカ」で、「Here is looking at you」を「君の瞳に乾杯」と字幕つけたあーいう感覚なんでしょうかねー?
全くの余談だが、以前街中歩いてたら背後からチャリに乗った女子高生グループに大きな声で喋りながら追い越していかれたんだが、彼女たちの会話がまさにこのネタで、
「えーっと、I love youを月が綺麗だね、って昔訳した人いたんだって!野口英世だったかなー?」って言ってたんでついつい
「ちゃう!夏目漱石!」と、私もでかい声で突っ込んでしまいました(爆)
そしたら、教えてくれてありがとうございます、とお礼言われました。
やるな、JK!!
それにしても、以前よりなんかこーいうビミョーな日本語表現というか日本語に興味持ってくれてる海外人が増えてくれてありがたいですねー。
その昔、トムクル主演の「ラストサムライ」あれで私が決定的にダメ出ししたかったのは最後の天皇のセリフというかモノローグみたいに「彼こそが『ラストサムライ』だった」ってセリフ。
それが英語で言うんですよ!
あれは絶対、日本語で言うべきセリフだと思う。
なぜそれが英語になってるか?と言うと、それはアメリカ観客に対するわかりやすさ、のためなんだよね。
劇中の生きたキャラのためではなく、観客のためのセリフって一気にバレたシーンなんだけど当時そこに突っ込む日本人あんまりいなくて、ハリウッドがトムクルがここまで大掛かりに日本を描いてくれたありがたやありがたや、って感じだったんだよね。
日本人がそうだから多分アメリカでも全く意識されなかったんだろうなあ、わからんが。
で、先日のゴジラ・キングオブモンスターでは、なんとそれと同じようなシチュエーション下で(ねたばれなんで詳しく書けないが)ケン・ワタナベはそこだけ日本語で語ったのだ!
裏話によると、最初は普通に英語だったがケン・ワタナベが、やはり芹澤博士ならこのシーンは日本語で話すはず!とアドリブ的に日本語でやったら、監督やスタッフが「うん、日本語の方がふさわしい」と納得し、日本語になった、んだそうな。
とかのエピソードとか、ひと昔前のアメリカの世界中どこでも英語通じて当たり前、通じない国は未開国みたいな俺様感覚が減ってきてんのかなあ?とか。
日本人の英語コンプレックスは相変わらずかな?
と言う訳で(?)私はソフィア・コッポラの「ロスト・トランスレーション」嫌いなんだがねー^_^;;
Neon Genesis Evangelion - Ending "Fly Me To The Moon" (1080 HD) (60FPS)
版権代が高いんで使えないらしい日本版ED