УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

ムーミン展に行ってきた

2021-02-10 20:56:21 | 日記
さーて、いよいよオリンピック中止のカウントダウンが始まるか?ですねー。
 
で、昨日、静岡県立美術館でやってるムーミン展に行ってきました。




絶対混むだろうから平日に行きましたが、やはり混んでました。
土日はどうなるだか?ってくらい来てましたよ。
それでも順路無視して空いてるとこから見て、つまみ食いみたいな感じで全部見てきました。
ムーミン、私はそんなに熱烈ファンじゃないですが、世界中にファンいるんだよねー。
ポストクロッシングで欲しいカードのネタにされている物のキャラクター部門ではTOPではないかな、ムーミンって。
しかし、今回音声ガイドが無かったよ!
日本とムーミンとの関わりのコーナーもあったけど、アニメ版ムーミンは全く出してこなかったなあ、著作権の関係かな?
まあ、今回の展示はムーミンというより原作者トーベ・ヤンソンとムーミンって感じなんであくまで彼女の描いたムーミンがメインだからねー。
私はムーミン原作全部読んだけど、アニメと違って結構暗くて観念的というか哲学的というかスナフキン色が強いつうか、そんな印象を受けました。
で、彼女の絵、最初は薄墨とか使ってたんだけど後には全てインクの線で濃淡や模様を表現するようになったそうで。
マンガのかけ網のテクニックつうか。
スクリーントーンで『ムーミン風おどろ線トーン』とか作ったら売れるのでは?^_^;;
原画やスケッチで、サイズとしては小さいのが多いんだけど、サラッと描いてるようで確かな肉付きを感じるような絵でした。
で、ムーミンだけじゃなくて他の物語とか絵本とか挿絵も描いてたそうだが、なんとトールキンの『ホビットの冒険』の挿絵も描いた事があるそうなー!
表紙と1ページ分くらいの展示しかなかったけど、確かにホビットだけどなんか別物に見える〜!
アラン・リーとかの絵に慣れちゃってるせいかなあ。
ムーミンの話は、元々はかなりプライベートな現実を架空の世界の架空の生き物達に投影させて改めて現実に向き合うための手段だったんだろうなあ、って思いました。
何か悩みや問題があった場合、それを物語として客観的に外から見て再構成する事で突破口をみつけたり精神の安寧を計っていたのかも。
で、ムーミンと言えばフィンランド、フィンランドと言えばサウナ!つうわけで、ムーミンのお宅の地下室にはなんとサウナがあるんだよ!
ムーミン宅を再現した模型にもちゃんとありまして、ドラム缶を切ったみたいなサウナストーブに石炭みたいなサウナストーンがぎっしり詰まっていて、その上に太いパイプの口がある。
ロウリュウした熱い蒸気を外に出す用かな?
サウナ室は木製のスノコみたいので二段になってましたー。
しかし、風呂がみあたらなかったような??
埼玉のムーミンのテーマパークにもサウナあるのかなあ?

で、ヤンソンは日本に来た事もあり、浮世絵とかも好きだったのかなー?
浮世絵と彼女の絵の構図的に似てるのを並べたりしてるコーナーも。
まあ、そう言われたら似てる気もするが、偶然のような気もする^_^;;;

で、美術館の展示現場って見張りじゃないが監視役の女性スタッフがいて普段はダークスーツみたいな格好をしてるんですが、このムーミン展では北欧の雰囲気を出したいのかセーターにエプロン姿が制服なんですよ!
額装も白のシンプルでまとめてあり、こちらも北欧スタイルって事かな?
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする