昨日から普通に仕事してますが、なんか2日働いて週末ってなんかヘンな感じだなぁ~・・・
でもって、GWの最終日に駿府博物館に行ってきました。
御宿至さんの彫刻作品個展です。
でもって、GWの最終日に駿府博物館に行ってきました。
御宿至さんの彫刻作品個展です。
この方には、お世話になっておりましたから、見に行かねばなりません!!
って言っても、別にこの方と個人的にかかわりがあるとか、面識があるとかでは全然ないのです。
正確に言えば、この方の「作品」にお世話になっていたのですよ。
そう、この方の作品がIngressのポータル(またはポケモンGo!!のポケストップ)になってるのだ。
これは静岡駅の南口すぐのビルのホールにあるんだけど、「風の扉」
これ、見つけるの苦労したポータルなんだよなぁ・・・
TOP画像のは、今は静岡市民文化会館にあるけど、以前は駅南のクレディアビルの前にあったんだよね~。
題名は「記憶の風景」なんだそうだ。
会場には、これらの「小型版」みたいな作品があったよ~。
で、この「題名」みてもわかるように、この方の作品は「記憶」とか「風」とか「雲」とか、普通に身の回りで日常に使う言葉、でもそれは目でしっかり見られるような手で触れるような定型的なものじゃなくて、なんとなくもっとやわ~んとした感じのイメージ的なもの。
それを形にしてるんだけど、その素材が金属っていうそのもやーんとしたイメージの正反対の素材を使ってるとこが面白いなぁ~って思いました。
これって、どうやって作ってるのかな~?ステンレスとかアルミとかの素材使ってるのが多いみたいだけど、なんとなく溶鉱炉とか大規模な工場みたいなところじゃなと作れないようなイメージがあるけど、個人の工房で作ってるんだろうか???
ピカピカの金属だから、景色とか見てる人が作品に映り込むわけで、それも含めての作品なんかな?って思ったりして。
「記憶」とか「風」とか、って題名は、見る側の「記憶」や「風」や「雲」という言葉のイメージとミックスされる事で「作品」が完成するって意味かな~、とか。
このタイプの作品もいくつかありました。
金属とか和紙とか陶器の半円形のお椀みたいな中に、石膏とか金属とかを上からトロトロ~って入れて固めたような感じ。
多分、この表面の固まり方は意図的ではなくてその場その場で出来たままを作品にしてるんじゃないかな~?って思う。
偶然と自分の意図とのコンビネーション、みたいな感じで。
こんな感じの、どちらかと言えば「抽象的」「イメージ的」な作品が多かったけど、こんなのもあった。
作家の安部龍太郎氏の頭像~
といっても、私は最初ガッツ石松か?って思いました^_^;;
私はポータルとしてこの方の作品は知ってはいたけど、この作者さん事は全く知らなかったのだ。
静岡県富士宮市の生まれで、静岡東高校卒業後、単身ローマに渡り向こうの芸術大学に行って修行してきた、っていうスゴイ人らしい・・・
そういう人の作品が普通に無料で街中にあるわけなんだよね~。
地元の芸術家の作品って、案外「彫刻」作品が一番身近にあるんじゃなかな?って思ったりしたのでありました。
パブリックアートとしては、彫刻とかモニュメントが一番身近ですかね。