わたしは銭湯ペンキ絵師、を読んだよ

昨日書きました、岳南鉄道のクラウドファンドが記事になってました。
静岡ローカル「岳南電車」クラファンで“出発進行”なるか レトロ車両運転体験へ改修費調達
興味持たれた方は、ぜひご協力を～!!

でもって、今日「趣味のラブホテル」が更新されてましたが、

茨城県M市のラブホテルでデート!!
って事は、もしかしてこのデート途中らしい水族館は大洗だなっ!!
しかも、水槽の魚のシルエット、サメみたいだし、わーいわーいっ!!
で、でも、次回で最終回らしい･･･T^T
で、読者のコメントとかチラ見していたら、気づいた事がある。
確かにこの展開って少年漫画のラブコメだよっ!!って事(爆）
勉強もそこそこ、運動ダメ、金持ちの家でもなく、平凡な男の子、もちろんモテない。
その彼の元に異世界から超可愛いヒロインがやってきて、彼女は何故か主人公に夢中になり･･･
って感じのラブコメ、アリアリだよな～って感じですが^_^;
となると、茶耶ちゃんがその主人公のダメダメ少年になるわけですが、でも彼女はやはりやる時はやる女の子だよねっ!!って感じだね。
果たしてラストはどうなるのか？どうかハッピーエンドで二人がくっついたままでいて欲しいです～、まぁふたなり天使と女の子ですがね(笑）

で、最近読んだ本です。

わたしは銭湯ペンキ絵師

日本でプロとして銭湯のペンキ絵を描いている人は3人、2人は年配男性で残り一人がこの方です。
一時、盗作騒ぎ起こした銭湯絵師見習いの人がただ一人の「女銭湯絵師」みたいな宣伝されていましたが、知ってる人はそれがウソだという事は知っている～
女性の銭湯絵師と言えばすでにこの方がいたんだからね。
まぁ、ご本人はそんなに「男性」「女性」にはこだわっていないようだが。
そーいや、その盗作騒ぎの人、なんか最近復活してきたらいいです。
といっても、マスコミとかモデルではもう無理だろうなぁ、20歳代後半でイメージ悪いし起用するのはリスキーでしかないからね。
やっぱり絵の方で出てくるのかな??
で、この盗作騒ぎがあった時、その当初は本人は盗作否定してたんだけど私は盗作だろうな、って思ってました。
絵がどうのこうの言うよりも、この人、自分の絵を語る言葉を持ってなかったから。
盗作元の元図を描いた人がその絵の意図、こういうところを特徴に、意図してこう私は描きました、ってスーッと朗々と話すんだけど、彼女は話せなかった。
これで、やはり盗作だろうねぇ、って思ってましたが。
で、この本、銭湯やペンキ画、富士山の絵とかに関してだけではなく、美術や絵や、絵を描くこと、学ぶこと、体験する事、とかその一つ一つがなんか「わかる～!!」って感じで説得力があるんですよ。
どうやって絵を描くのか？学ぶのか？っていうのをしっかり自分の言葉で語っている。
それを語れるようになるまでにかなりの自身の中での積み重ねがあったんだろうと思う、重みを感じるし、わかるわかる!!そうだよね!!なんだよね。
私とも共通するとこもあるし、知らない世界もあるし、違うところもあるけど、なんか意見がたとえ違っても「私と違うからダメ～」みたいに思えないんだよね。
あー確かにそういう見方するのもわかるよ、わかる!!って感じでね。
あと、銭湯は喫茶店、スーパー銭湯はファミレス、サウナは焼き肉屋、って例えしていて、あー上手い!!
客層も確かにそういう感じですな。
で、この方は若手だけあって、いろいろ定番絵以外にも映画とかメディアとコラボしたりとか新しい挑戦にも挑んでいる･･･んだけど、その基本は「銭湯」なんだよね。
自分じゃなくて描かせてもらうその「銭湯」
銭湯の店主、営業している人、その銭湯に通う人々を主役と考えているところが素晴らしいです。
銭湯のペンキ絵はアートなのか??っていうのが一貫して根底にある感じですが、確かにアートであり、広告であり、メディアでもある。
なかなか面白い、隙間的なジャンルなんかもしれませんが、そこも面白いよね。
で、静岡の銭湯でペンキ絵ある所って･･･あるのかな～??
タイル絵のとこはありましたが（今は廃業してしまった三島の銭湯）
日本人的に「富士山」を見ると心が落ち着くっていうのはあるから富士山を描くのかもしれないんが、静岡だとナマ富士山が見られるから需要が無かったのであろうか｡｡｡