今日はめちゃ暑かったですねぇ、もう夏じゃんか~っ!!
お昼に、おでん定食を食べました。
「海ぼうず」っていうお店なんだけど、私が入ったのは駅のだけど、
本店の海ぼうずは「からくり侍セッシャー1」でスプラッシュ星人がバイトしていたお店です。
静岡おでんの特徴は「串刺し」なんですよね、まぁお店の場合は、ですが。
で、その後は数年ぶりに地元のミニシアターの年間会員の申し込みに行ってきました。
2回見れば元が取れるっていうお値段なんだけど、ここって本数多いんだけど一個々の上映回数が少ない上に上映期間が短いので「見たい映画」を見るのが難しいタイプの映画館なんです。
気づいたら終わってる・・・T^Tって感じ。
で、ここ数年は時々普通に見に行く感じでしたが、今年はこれから絶対見る映画があるんで元は取る確信があるんで申し込みしてきました。
で、その「絶対見る」映画のうちの1本が、こちら。
ジャンクヘッド、です。
ストップモーションアニメなんだけど・・・
なんか、ストップモーションアニメ作る人ってなんでみんなここまでこだわるんでしょうか~・・・って感じです^_^;
この映画は、制作に7年だか8年かけてほぼ一人でやったらしい・・・
まさしく「鬼才」ですねぇ~。
ギレルモ・デル・トロが大絶賛した、ってあるけど、なるほど・・・っていうか、この作者自身がデルトロの影響をモロに受けているのかと。
あと、ティム・バートンとかも・・・
クリエーター的にかなりデザインが近い感じだし。
・・・この人たちも「名監督」っていうよりは「鬼才」って呼ばれるタイプだな^_^;;
どのくらいだかわからんが、未来の地球?
人間は長寿を手に入れたが、そのために繁殖力を失った。
そして、その人類は未知のウイルス感染に襲われ、滅亡を防ぐ鍵は地下世界にあり!!って事で、地下へ調査員として送られた主人公(?)
地下には、人間の雑用をさせるために人間により造られた人造生命体マリガン。
彼らが独自に進化している地下世界は・・・
って感じで、地下世界はもはや怪物異世界怖い怖い・・・って感じの世界になっているのでございます・・・
まぁ、とにかく「壮大」な物語・・・
普通にこの設定でハリウッドで映画化されたら、主人公は地下で危機に陥りつつ「マリガン」の美女に救われ、マリガンの村で暮らす。
マリガンたちの生活に触れてそれまでの自分たちの「人間」という存在に対し疑問を感じ、マリガンと共に生きる方法がないか?と考えるようになる・・・
っていう「アバター」的なストーリーになると思いますが(苦笑)
この映画も三部作の第一作って事で、将来的にはその方向になるのかもしれませんが現段階ではわけわからん展開です、いや、いい意味で。
今回はまだ顔見せって感じで、この地下世界の異様さを異形さを見せるのが一番の目的なんかも・・・
まぁ、人間世界もかなり異様ではありますが・・・(感染を防ぐためバーチャルでしか接触できない世界)
ストップモーションアニメって、わりとダークさが強く出る方向が多いような気もしますが、これもまさしくそういう感じ。
妙に流血率が多いし、喰われる、壊れる、死ぬ、ってシーンが多いが、それがいずれも盛り上がらせずに一つの単なるエピソード的にあっけなく起きるんだよね。
「死ぬ?いつかは皆死ぬもんだ、たまたまそれが今だったっていうだけで」って感じかな~。
日本人が作ってるんだけど、セリフも創造したって感じで独自の言語みたいです。
キンザザよりは複雑な言語体系みたいだけど、わりと単語単位で話す感してる感じでした。
地下世界の物語だから、画面暗いところが多いし、わりとグロだしキャラも不気味系が多いんですが、そういうクリーチャーが好きな人にはすごくハマる系の作品ですね。
デルトロ映画が好きな人なら、ハマると思います(実は私も・・・笑)
三部作っていうからまだ今後、この作りこみのレベルで作れるのか??っていうのが一番心配でありますが、あまり間隔空けずに次作も公開して欲しいです。