ご冥福をお祈りします

円丈師匠は犬派だったなあ。

三遊亭円丈師匠の訃報が・・
11月末に心不全でお亡くなりになられたそうです。
私が初めてナマでレアで落語を見た（聞いた）のが三遊亭円丈師匠の噺でして。
それが楽しかったから、その後、寄席にも行ったりして。
東京新宿や上野、池袋、国立劇場も。
名古屋の大須にも行ったなー。
静岡は常設の寄席はないから、落語イベントが開催されると聞きに行ったりとか。
元々はたまたま図書館で円丈師匠の書いたこの本、

これを読んで初めて、静岡が全国でもTOPな狛犬不作地域だと知ったんですよ（笑）
知らなかった〜、つうか神社自体も行かないし、狛犬も興味持って見たことなかったから知らなかったわけですね。
ってわけで、改めて近くの神社で見ると確かに高度成長期時代の同じ大量生産狛犬がほとんどだったんですよ、特に静岡中部は。
東部とか伊豆だと北条繋がりだったりで江戸型あるし、西部は愛知由来の初期のプロトタイプ岡崎型が多いからそれぞれ個性がある。
が、中部は昭和10年から20年ころに一斉に当時成功した人が、その自画自賛も含めて神社に狛犬寄進が流行り、そもそも狛犬自体よりも自分が狛犬を寄進した方に重点があるので（まあ今でもそうか）画一的なカタログ販売ででも買ったような同じ狛犬が多いわけでねー。

円丈師匠に図々しくも、静岡のはじめ狛犬写真を送りつけたりありがたくもブログを見ていただいたり、感想もいただいたり・・
ほんとに感謝です。ありがとうございました。
県外外出許可が出たら、品川神社のあの狛犬詣にきっと行ってきます！

で、スーパー戦隊シリーズのカクレンジャーに出演されてた！って初めて知ったんで、これからアーカイブで一気見しようと思います。

ニューアカオに行ってきた！つづき

↑天気が良くて伊豆大島まで良く見えた。

左側は初島。

で、ニューアカオです。

アートフェスをやってるわけで、その会場がホテルなわけだが、それがホテルの一部じゃなくてホテル全体使ってるんですよ！

いろんな宴会場やプール、客室まで！

17階くらいあるホテル内を彷徨うんだが、それがミステリーツアーみたいな感じで、明確にどこに誰がどんな作品を、みたいにガイドがなくて、会場のリーフレットに断片的に謎解きみたいな案内がありそれに従ってみんな右往左往する、って感じで^_^;;

階段なくてエレベーター移動なんだが、そのエレベーターの内部の○階ってボタン部分が隠されていて、○階に行けば，って言うのがしっかりわからないようになってまして、リーフレットの『右側の上から○番目のボタンを押して止まったら降りて、この写真の景色が見えたら正確です。次はそこから右に向かって云々』みたいな完全になんかの脱出ゲームみたいになってるんだよね。

全部の作品見るのは結構大変で。

エレベーター乗り合わせた人々も、互いに自分がどこ行くかわからんし、誰がどのボタン押したのかわからんからほーんとわからん。

結局はわからんから全部の階を隈なく流離う事になった私です。

こんな感じの中を適当に流離うのだ。

シャイニングごっこができそう・・

この廊下の先は・・

大レストラン！

ステージやピアノもあり、ディナーショウとかやってたのかな？

窓からはこんな風景が。

その中に作品も。ドリームキャッチャーだね。

使われなくなった厨房グッズが片隅に

自分じゃ絶対泊まれなそうなスイートルームみたいな部屋。

寝室以外に居間的部分もあり、しかも2階仕立て。一泊十万以上はするかねー？

中に茶室まである部屋だが、その茶室には・・

こちらもアート作品^_^;

掛け軸がコレ！

屋外プールにも

室内プールも、実際にここで使われていたであろう備品や植物を使いアートしてます。

これはアートなんか元々のまんまなんかわかりません^_^;;

中庭？にも。

こちらは元々であろうエレベーター。

って感じで、現代アートらしい、『自分の作品』ってだけでなく、その場、自分の作品が存在するその場も含めた上で成り立つ作品、って事でニューアカオ自体がその作品の一部で、この瞬間しか完全な状態としては成立出来ないアートであるわけだ。

まあ、現代アートだからってわけでもなく、昔のどっかの大聖堂の天井画とか壁の絵もそこの場所でその時間にその方向から入る光で見て完璧になるように描かれた絵とかあるが、それと同じような感じといいますか。

現代アートってわけわからんって反面、なんでもアリ！でもあり、わりと裾野は広いんだよね。

だから案外いろんなものとの融和性もあるのかも。

美術館とかだけでなく、いろんな場所でイベント的に現代アートとのコラボって出来るんじゃないかなー？と思いました。

実際、今回植物園的なローズ・ハーブガーデンもこのイベントの会場になってましたしね。

熱海城もよく見える場所でした。