今日は寒くなりました!
手袋ないと手がかじかむくらい。
で、今日はこちら見てきたよー
ミュージカルの映画化だそうで、私、個人的にミュージカル映画って当たり外れがありまして、大体勝率?50%くらい。
で、これは大丈夫でした。
わりと現実的ドラマと歌シーンの区切りははっきりとさせていなくて、普通に会話しながら歌に入ってくんだが、歌詞がかなり心情的な内容なんでそんなに違和感なかったなあ。
物語は、アメリカのハイスクールで友達もいなくて浮いてる感のあるエヴァン。
とある事故で手を骨折しちゃいまして、今ギプス巻いてるんですが、ギブスにいたずら書きしてくれるような親しい友人もいない。
そんな時、暴力的で問題児、こちらも浮いてるコナーが何故かギブスに名前を書かせろ!とサインしてきた。
で、その後コナーは自殺してしまった。
残されたコナーの両親は、エヴァンがコナーの親友である、と誤解してエヴァンにコナーとの
エピソードを話してくれ、と頼んでくる。
両親を失望させないために、つい彼との架空の思い出を作り、話してしまう。
エヴァンの話で心の傷が癒やされていくコナーの遺族だが、次第にそこから思わぬ方向に話が転がり・・
って感じ?
優しい嘘、傾向な物語です。
なんつうか、ちょっとしたボタンのかけ違い的なわずかな誤解が、次々と各人の聞きたい物語、理想の展開にしたいという心理から段々に膨らんでいき、取り返しつかなくなってしまうのだ、ですねー。
まあ、余命半年の花嫁とか、ビリギャルみたいな、よくよく聞くと元々の話は違うんだけど感動路線に持ってかれる感じだが、こちらは感動させよう、泣かせよう→儲けよう、的意図がないから辛いねー。
みんなエヴァンの話からコナーとの関係にもっとこうなりたかった、こう接しられたら、とかいう後悔を消して『いい思い出』に昇華できてるわけで、まあ皆さん共犯だねー。
で、実は個人的に近々、仕事でナラティブレポート書かなくちゃならない状況だったんで、この映画見て、おおーっ、コレだよ、この手だよ!とアイデアが浮かんだのは大きな声では言えない^_^;;