УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

富士山登ってきたよ・4

2017-07-18 17:50:47 | ハイキング&ウォーキング

ようやく、筋肉痛も治りました・・・

で、富士山は3770m。
私が過去登った一番高い山は、燕岳で確か2700mくらい。
そこから+1000mって感じだから、心配になるのが高山病でございます・・・
が、全然なりませんでしたよ~。
まぁ、高山病って体質的になりやすい、なりにくいもあるみたいだから、行いがよかったからならなかった、というわけでもなさそうだが・・・
最初、5合目で頭痛があるような感じだったので、鎮痛剤飲んでそれ以降は全然大丈夫でしたよ。
でも、7合目あたりでトイレに入ったら、横でゲロゲロしている音がしたのでやはりなる人はなるんだろうなぁ~。
とりあえず、体質は置いといて高山病予防でできる事は、まず登山口ついたらすぐ登り始めないでしばらく高度に体を慣らす。
登る時もなるべくゆっくりと無理しないように、水分制限しない、呼吸をゆっくりと・・・睡眠不足は避ける、アルコール絶つとかも有効だとかいう話もあるが本当かは知らん・・・
個人的に、自分が高山病に耐性があるのって「呼吸法」なんじゃないかな~?と、思った。
普段、クラリネットで腹式呼吸鍛えてるからな、といってもいつも酸欠でヒーヒーしながら吹いてますがね。

で、他にも思いつくままに富士山の思い出を綴ってみると・・・
まずはトイレの話~!!
富士山が世界遺産登録されるかされないか?って時代の時に、一番ネックになったのが富士山の環境汚染。
登山者が多いからそれだけ環境も汚染される、ってわけで。
その一因がトイレ。
以前は、排泄物はそのまま山に垂れ流しだったそうです、恐ろしいですねぇ・・・
それが今では、ほぼ全部のトイレがバイオトイレになったそうで。
トイレは見ためは洋式便座なんですが、下はぼっとんみたいな感じで、その底に牡蠣殻とかおがくずとかで排泄物を発効させて処理するらしいよ~。
ちょっと下見ると奈落の底で怖いですが、全然臭くはないよ~
ほぼ全部、トイレ協力費としてトイレは有料でございます。
大体、200円くらい、高いところでは500円ってあったけど、値段の差がどこかに出ている雰囲気でもなかったなぁ。
排泄したあとのトイレットペパーもいっしょに便器に捨てるタイプ、別口のごみ入れに捨てるタイプとか、ボタンを押して排泄物を押し出すのとか、ひしゃくで水汲んで流すとか、場所によっていろいろでございました。
手洗いは大体ついてたけど、蛇口ひねってもほとんど出てないって感じの量の水量。
場所によっては「3秒ルール」みたいなのもありました^_^;


各国語によるトイレの使い方説明。

で、富士山登って降りて一番感じたのは、外国人登山客が多い!!ってこと。
たぶん、半分以上は外国人だったように思う。
シーズンでトータルすると、大体3割くらいは外国人なんだそうだけど、私が行った時は本格的なシーズン前なので日本人が増えるのはそのあとであるから相対的に外国人登山者が目立ったんだと思う。
で、外国人登山者はマナーが悪いとか、富士山なめてる!!的な話はよく聞いたけど、私はそれはマスコミバイアスっていう奴だと思ってた。
わざと悪い例ばかりを誇張して報道するから、すべての外国人登山者はダメダメ、っていう風にとれるけど本当はそうでもないんじゃない?と、思ってたんだよね。でもねぇ・・・
実際、本当にいましたよっ!!
サンダル履きで富士山登ってる外国人女性っ!!
スニーカーとコンビニビニール袋を肩から下げて降りてくる外国人兄ちゃん!!
折り畳み傘を必死で掲げてる外国人カップル!!
100均のビニールポンチョを子供に着せてる外国人お父ちゃん!(で、自分はちゃんとした雨具だったりしてね~)

・・・いやぁ、本当にいるんだっ!!マスコミバイアスじゃなくてっ!!!
と、思いました^_^;
でもねぇ、確かにダメはダメなんだけど、みんないい奴だよ、富士山チャレンジする人は!!って思ったのも事実です。
みんな疲れながらもニコニコ嬉しそうに登ったり降りたりしてるんです。
なんか、私たちの日本の富士山を楽しんでくれてありがとうっ!!って思う方が「非常識っ!!ダメダメっ!!」と責める心よりも大きかったです。
・・・でも、ケガの元だから注意してね^_^;
で、面白かったのはすれ違いの時には挨拶するのがパブロフの犬的習慣化している私なんで声をかけるんですが、ほぼ全部の外国人のみなさんは「こんにちは!」と日本語で答えてくれたよ!
まぁ、私も日本語で挨拶したんだけどね。
まぁ、こっちが「おはようございます」って挨拶しても「こんにちは」で返ってきますが。
まーHi、とかHello!に一番相当近いのが「こんにちは」だからそうなるんでしょうなぁ。
実は日本人よりも外国人の方がちゃんと挨拶返してくれてましたよ、これは本当。

しかし、富士山に限らず「登山」までいかなくても「ハイキング」でも、山登りっていいと思うよ、精神的にさ。
他にもいろいろ運動系の趣味的なのはあるけど、登山が一番メンタル的にお得なんじゃないか?と思うよ、って自分がやったからだけかもしれないが。
なぜかっていうと「競争がない」というか正確には「自分自身と競争」だからさ。
他人と得点を争うとか、速さを争うとかが無い、あくまで相手は自分自身。
勝ち負けがない、っていうかすべて勝ち!状態っていうか^_^;
だから、達成した時の充実感、自分で自分を認める、ほめるっていうのが一番山登りって出来るし、しやすいんじゃないかな~?と思うし。
それに、そんなに特殊技術っていうほどでもないし、エベレストとか世界の屋根に上るっていうならまた別だけど、近くのどんな山だって私にとっては冒険で挑戦であり、それが達成できた時の満足感、自己肯定感は非常~に強くなるのであります。
それに、山登りっていろいろ+αの要素が多い。
例えば、植物だったり、野鳥だったり、景色だったり、写真だったりとか、いろいろ複合要素が多いしね。

たまたま、gooブログのお題が「富士山に登ったことある?」っていうのがあったから便乗して書いているけど、案外「5合目まで車で行っただけ。」って書いている人が多くてさ。
まぁドライブもいいけど、五合目から山頂までとは言わなくてもハイキングコースも沢山あるし、歩いてみたらどうかなぁ?と思うんだよね~。
面白いからさ。
そして、日本には沢山の「富士」がある。
郷土富士、っていうやつ。
富士山型の山には大体「○○富士」って名前をつけちゃう日本人^_^;
本家の静岡にも「下田富士」とかあるよ~
お近くの、そういう富士に登ってみるのもいいんじゃないかな?と思ったりしてさ。
いやぁ、本当に登ってる最中は死ぬ死ぬ~っ!!二度と行くかっ!!状態でしたが、数日たつとなんかまた登りたくなる・・・
これが富士山のいや、山登りの恐ろしさ(?)なんでしょうナ。
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富士山登ってきたよ・3

2017-07-17 10:32:14 | ハイキング&ウォーキング
さて、いよいよ山頂に到着です。
8合目から頂上まで約2時間くらいか?あんまりまじめに時間見てなかったので^_^;
小雨の中、というか霧の中、合羽で到着。
余談だが、前日には桂文枝さんが登頂していたらしいよ。
山小屋でもちらっとそんな話を聞きました。


富士宮口から山頂到着する場所すぐには、富士宮浅間大社の奥の院があります。
が、あれ?狛犬いないよぉ~
まさか、落石で壊れたとか?と思いましたが、実は山頂に神社もう一つあるんだよね、そっちらしい。
ということでとりあえず山頂郵便局へ。


夏だけやってる山頂郵便局。
登頂証明書とかも買えるそうだが、まあそれはいいか。
それより私の目的は・・・


このポスト!
ここから投函するともれなく風景印押してもらえるのだっ!!
というわけで、自分宛やポスクロとか実家や友人親戚とか出しまくる^_^;
ちなみに、山頂では気力体力的にも、あと場所的にもはがきをその場で書くのは難しいので、
前もって書いといて投函するだけにしといた方がいいよ~。
私は、海外あてのは5合目で登る前に全部書いといて、国内向けは8合目で山小屋で書いといた。
ポストの色は、富士山をイメージして燕尾色っていうか、赤茶色でした。




ここは、井戸で昔は水が湧いてたらしいよ~
きっと「この水を飲めば寿命が10年延びる、病が治る・・・」とかって言われていたんだろねぇ。








頂上からの眺めいろいろ。

そして、日本で一番高い場所にいる狛犬たちがこちら!!



まー、いくらでもよく見る「現代岡崎型狛犬」なんですがね^_^;
別名「マニアがっかり狛犬」^_^;
でもまあ、自力でここまで来ないとみられないわけですからね~。
ところで、通常の神社の現代岡崎型とは違い、置く位置が90度ずれてるんですよ、これらは。
なので、普通だと向かって右に阿、左に吽なんですが、ここでは右が吽、左に阿となってます。
さらに、神社だけでなくて富士吉田口の登り口到着場所にも狛犬がいました!




こちらは、通常の通り右が阿、左が吽でした。


さて、富士山山頂といえば「お鉢巡り」なんですが、一周約1時間。
しかし、今年はまだその途中道に残雪があって危険なため、一周できない状況でした。
一周廻れば、ちょうど道程的に郵便局→狛犬→最高峰の剣が峰、って無駄なく行けるんだけど一周出来ない、
で、ついつい考え無しに私的優先順位で歩き始めてしまった結果、最高峰に行くには引き返して、
さらにまた下山口まで戻るってすると、1時間以上ロスがある・・・
ってわけで、さらっと最高峰はパスする事にしました~。
しかし、下山してバスの便から考えると、結果としては1時間余計にかけて行ってきても良かったのであったが、
まあ、仕方ないわな。

で、頂上の売店で、一杯500円のインスタントコーヒーを飲んで下山する事に。
下山口は須走口にしました。
っていうのは、富士宮口はかなり段差が急の岩場が多いので下りは怖そうだなあ、と思って。
須走口はその点「砂走り」っていう感じの道なのだ。


こんな感じの、ゆるやかな坂って感じの道なんだよね~。
登りの富士宮口、時々通称「ブル道」っていうブルトーザー専用通路があって(登山者立ち入り禁止)
その道の方が歩きやすそうだなあ、と横目で見ながら石段登ってたんだけど、
須走口はずーっとそのブル道っぽい感じの道なのだ。


実際、ブル道とかなり近いんだよね。


雪というか氷が結構残ってる。
いたずら書きしたくなる気持ちがわからなくはないが、ほぼ全部外国語!
うーむ、私だったら他所の国では特にやらないと思うなあ。




このあたりが「砂走」
火山岩の細かい石というか砂が堆積していて、足がずるっと砂に沈み込んでそのままずーっと下がってく感じ。
宝永山の道もそんな感じだった。
面白いけど、こけやすいので注意!
砂が靴に入るのでスパッツ必要!って注意している事が多いけど、私は無しで全然大丈夫だったねぇ。
踵から踏み込んで、流れに逆らわずにすーっと足を進めるのがコツかな?


頂上はかなりガスってたけど、このあたりはいい天気!でした。


砂走りが終わると、低木が連なるいわゆる「山道」っぽくなります。




ようやくキノコ発見!


五合目付近、神社に到着。
山岳信仰系の神社です。


こちらは神社じゃなくてお手製鳥居のある山小屋っていうか休憩所。
先客はそこそこいたけど、全員外国人でしたねぇ。

ここからバス停までさらに約30分。

お疲れさま、で甘酒です。


売店のクサガメ。
たぶん、日本で一番高い場所で暮らしているクサガメ(裏は取ってない)

で、ここからはバスで御殿場駅へ・・・
と、言いたいところであったが、なんと次のバスは2時間後!!
まだ、本格的シーズンの前なので、バスの便数少ないんだよね~、ぬかったよ!
富士宮口ならば、静岡駅行じゃなくても富士駅とか新富士駅とか三島駅とかそれぞれ、なんだかんだで30分から1時間置きくらいにあるんだけど、須走口は「午前1本午後1本、夕方1本」って感じなのだ!
うーむ、周辺に温泉でもあれば時間もつぶせるが、そんなの無いし、早くスーパー銭湯入りたいしどうするか?
と迷った結果・・・
「お大臣様」気分でタクシーで駅まで行きましたよ、ハイ^_^;

で、昼過ぎには静岡到着、スーパー銭湯入って一杯ひっかけて、マッサージしてもらって帰宅しました。
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富士山登ってきたよ・2

2017-07-16 16:36:38 | ハイキング&ウォーキング

富士山の登り方、ガイド本とか実体験とかいろいろ読んでみると、とにかくゆっくり登る!!がどれにも書かれています。
歩幅を小さくしてゆっくり歩く感じ、とあります。

が、富士宮口の登りの場合はそれがかなり難しいんですな。
っていうのは、坂道を登っていくんじゃなくて常時階段みたいな石段を登っていく、乗り越えていくっていう感じが少なからずだから。
そうなると、歩幅を小さくっていってもなかなか難しいんだよね、どうしても一歩を大きく足を上げないとならない場合が多い・・・
となると、どうやって歩けばいいか?っていう事ですが、私的な方法だと・・・
とりあえず歩きやすいように歩いて、疲れたら即休む!って感じ。
疲れっていうのは具体的に言うと、心臓の鼓動が頸動脈にドキドキと直接来ましたっ!!って感じで頸動脈の脈拍を強く感じるようになったら足を止める。
で、その鼓動を感じなくなったら再度歩き出すっていう感じで行きました。
なので、場所によっては10歩毎に小休止する場合も・・・
まだ、富士山登山の本格シーズンじゃないので、道はかなり空いていて、追い越したり追い越されたりっていうのはあまりなく比較的最初から最後まで「自分のペース」で歩けたのはとてもよかったです。
団体さんが先にいると、気をつかってくれて「お先にどうぞ!」とソロの人に道を譲ってくれるケースが多いんだけど、そうなると「ありがとうございます」ってどうしても急いで追い越す→すぐ疲れる、けどそこですぐ休むと譲ってくれた団体さんに追いつかれてしまって双方気まずい・・・ってなるんだよね^_^;
今回、団体さんもいたけど、うまい具合に山小屋とかの休憩とかでちょっと車間距離っていうか無理なく人間距離が取れて良かったです。

で、富士宮登山口の特徴の一つは「登り口と下山口がいっしょ」というのがある。
他の登山口のコースはそれぞれ登り口と下山口が違う一方通行なんだけど、富士宮だけは同じ。
なので、時間帯によってはかち合うのだ。
通常の山登りでは「登り優先、下りの人は登りの人が通り過ぎるまで安全な場所にずれて道を譲る」がセオリーです。
が、富士山はやはりこれが初めて本格的な山登りなので、あんまり山登りのマナーやルールを知らない人が多いせいか、その「下りが譲る」がほとんど守られないのであった。
でも、富士山の場合はそれがかえって結果オーライっ!!って気もしましたな。
っていうのは、下りの人が通り過ぎるまで登りが待つ=公に一休みチャンスが増えるよっ!!ラッキー♪っていう感じで^_^;
登りは歩きながらも、「あぁ、あそこの岩まで行ったら一休み出来るスペースがありそう」って休みを想定しながら登る感じでございましたよ。
まぁ、大変だけど少しづつでも動いていればいつかは目的地に到着するもんですよ、ハイ。

で、翌朝二日目です。
ご来光っぽい、といえばご来光な朝。

出発はすっかり日が登った5時30くらい。といっても曇りなのでお日様の姿はもはや見えず。
山小屋を一番最後に出発した私~^_^;


ずーっと赤と黒の溶岩と溶岩砕けた砂っていうか石というか砂利というか、そういう道です。
わずかにコケだけがありました。


30分ほどで9合目到着。




山小屋でホットコーヒーを注文しました。
一杯400円です、インスタントで。
でも、まぁこの眺めをみながら飲むのだから、値段分はあるかな?って感じ。


缶も1本400円くらいです。
まぁ、状況的にこのくらいが相場だろうなぁ、って感じ。
それよりも映画館内の自販機が通常より高い方が足元見てるよなぁ、と思います、と余談。




この辺りまで来ると、残った雪が間近になってきます。
雪っていうよりも氷ですかね?
で、やはりつついてみたくなるのか、ストックで穴開ける人多いみたいだね。

で9合目だからいよいよ次は10合目!頂上!!と言いたいこころですが、ここでも一つ罠(?)が。
9合目の次は、9合5尺なんですよ~^_^;
この間も約30分くらいの登り。
9.5合目到着です。





山小屋の屋根です。
落石対策だと思いますが。
オーストラリアとかの4WDのデカイ車の前にゴツイカンガルー避けの柵がくっついてるのがあるけど、そんな印象です。
ここからさらに約30分登って・・・


あの鳥居の先の鳥居の向こうが「頂上」ですよっ!!!
しかし、このずーっと登ってきた登山道、これ江戸時代から使われてきた道なんですよ!
いやぁ、江戸時代の人ってスゴイよなっ!!
わらじと着物でここまで登ってきたんだもんね!!!
富士山が世界遺産に登録されたのは自然分野ではなくて宗教信仰部門としてなんですが、登ってみると
なんつうか江戸時代から続く人々の信仰心、富士山を神を崇めて、一生に一度の決意で山頂まで登った
その気持ちがわかるっていうか、時代を超えてそれを私も追体験しているんだなぁ、と、とても感慨深く感じました。


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富士山登ってきたよ・1

2017-07-15 17:26:08 | ハイキング&ウォーキング
今日は一日、なんか奇妙な感覚を味わってます。
まぁ、筋肉痛だっていうのもありだけどね^_^;
外で空を見上げては、「あぁ、雲があんなに高いけど昨日はあの雲は私の足のはるか下にあったんだよね」とか、その他でも「昨日のこの時間あたりは富士山の頂上にいて○○してたんだよね」とかって考えちゃったりね~
ま、もう日常モードですがね、切り替え超早い私ですからな。

で、富士山ですが登りは今回も富士宮口から。
なぜかっていうと静岡から便的に一番便利だから。
一日一便ですが、静岡駅から富士宮五合目の登山口まで直通バスがあるのだ。
駅まで行けば、あとはバス乗ってグースカしてればいいんだからね、ザックも置けるし。

し・か・し、当日、静岡は朝大雨でねぇ。


余裕を持って家を出たけどバスが動かない!
駅に近づけば近づくほど、渋滞にはまり、間に合いそうもないので駅より2バス停前で降りて後は自力移動!!
で、間に合った!と思ったら、あれ?バスがいない?
乗り場間違えた?と思ったら、実は登山口へ行くバス自身も遅れてた^_^;


で、約二時間で登山口到着。
3年位前に宝永山ハイキングのため、ここに来たことはあるのであった。
昼前についたので、高度順応もかねて早速お昼。


おにぎり定食~!
内容あんまりみないで注文したら、なんときのこうどんがついてた!!
おぉ、幸先いいぞっ!!
しかも、お水もついてるよ!
無料の(というかサービスの)水はここがたぶん最後かな?と思いありがたくいただきました。
しかし、なんか右こめかみが痛くなってきた、
もしかして早くも高山病か?ということでさっさと早めのバファリンを飲んどく。


今回は、富士山登山協力費1000円払えました!
バッチもろうたよ!!
バックの新聞は地元静岡新聞。
静岡新聞は今の時期、毎日富士山ネタニュースを出すのだ。
なんでも、富士山山頂だったかどっかに臨時編集部みたいなのを置いていたような気がする。




こちらは、外国人としてはじめて富士山に登ったイギリス公使オールコックさんのレリーフ。
この写真撮った時は「へぇぇ、たぶん偉い人なんだろ」くらいのイメージでしたが、今改めて調べたら・・・
彼は自分の愛犬のトビー君といっしょに行ったんだってさ!
(現在はペット同伴禁止だけどね)
で、無事山頂まで行ったんだけど帰り道にトビー君が間欠泉の事故で亡くなってしまった!!!
ショックを受ける(そりゃそうだ~、私もショックだ・・・)オールコックさんでしたが、
同行した日本人や地元の人がお坊さんを呼んで手厚くこの場所に葬ったそうで、
オーコックさんは悲しみながらも皆の優しさに感動したそうな・・・
というその犬の墓でもあるそうな、ここっ!!!!
おぉ、今頃私も感動を新たにしましたよっ!!!


で、富士宮口は特に火山岩っていうか溶岩ゴロゴロ感が強いです。
まだこの辺は緑がありますね。




20分くらい階段っぽい道を登り、6合目山小屋へ。
前回は、ここから宝永山ハイキングコースに行ったのであった。


なんとなく、向こうに見えるのが宝永山かな?
このあたりは、チョコと抹茶みたいな感じ。


鳥居がみえます。
前回は、あの鳥居が頂上かと思ったら実は違ってました^_^;
この鳥居は8合目にあるのであった。
つまり、8合目以降から上は富士宮浅間神社の所有地。
となると、富士宮浅間神社=静岡県=8合目以降は静岡県のモノッ!!!
はははは、山梨、参ったかっ!!!
い、いや山梨の皆様す、すいません・・・



富士宮口登山道の特徴は、とにかく岩道!!ってことですな。
段差も結構あるので、杖は使いにくいし危険です、かえって。
ロープ使う場所も結構あるよ。


新7合目到着。大体タイムスケジュール通り。


3000m越すと・・・




雲が頭上ではなく、真横とか下にあるようになってきます。


山小屋の屋根を裏(?)から見ると・・・
落石による被害防止策なんでしょうね。
ところで、富士宮登山口の三大ガッカリ(?)ポイントは、
7合目が二箇所ある!!ですな。
新7合目についたっ!!次は8合目っ!!と思いきや、
実はそこは新・7合目であり、次は元祖7合目なのだっ!!フェイントっ!!
あと二つは知らん(爆)


ってわけで、こちらが元祖7合目っ!!


オヤツを食べようとしたら、パックがパンパンに膨れてます!
思わず針でつつきたくなりますねぇ~。
さらに上って8合目の山小屋に15時ころ到着、そこで宿泊しました。


私が今まで泊まった山小屋って、西穂高山荘と燕山荘。
西穂高山荘はラーメンが名物で、もちろんカップ麺じゃなくて普通に生麺を茹でた地上で食べるのとまったく同じ感覚のラーメン。
燕山荘は「泊まってみたい山小屋第一位!!」に例年輝いているような山小屋です。
本格的な珈琲と数種類のケーキバイキング。
標高2700mでケーキバイキングですよっ!!!
・・・って感じの山小屋にしか泊まったことないのですが、今回の富士山、おぉこれこそがいわゆる一般的なイメージの山小屋そのものだなっ!!って思った。
要するに、暗い狭い怖い(?)って感じ。
食事はカレーライスのみっ!!お茶は一人1杯限定っ!!朝食はパンと牛乳セット!!
寝床は大きめな押入れみたいな感じのところに寝袋並べて雑魚寝、ぎっちり!!
自分の体分のスペースしかないし、乾燥室はない、着替え室もない!!って感じですが、まぁこれが普通だったんだろうねぇ、今までは。
それはそれで楽しむ私でありました。
なにせ、トイレ無料だしね、宿泊者は。
まずは、トイレでちょこちょこっと体を拭いて明日着る用の服に着替えて、あとはメシ食って寝るだけ、でございます。
今回、天候がいまいちでもともとご来光を頂上で!的計画がまったくなかったため、私が一番山小屋で最後までうだうだしてましたな^_^;
天気といえば、富士山の天候って面白いよ!
全体的には一日目は小雨、って感じだけど遠くで雷も鳴ってた。
でも、ふと遠くを見ると向こうは晴れてたりしてさ~、一箇所で雨と曇りと晴れが存在しているのを見られるんだよね!
面白いねぇ、自然って!!


翌朝の日の出。
直接的な、いかにも「ご来光!!」って感じの日の出じゃないけど、それなりに綺麗でありました。





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富士登山 準備編

2017-07-14 20:35:32 | ハイキング&ウォーキング


メジェド様と一緒に行きました。
いや、ちゃんと一応意味があるんだよ!
ザックって、似たような形で似たような色が多いから、
判別するためになんかつけとく方が良いのだ。
決して、他人に呪いかけるとかではないよ^_^;

無事、自宅に帰りました。
帰り道、スーパー銭湯に寄って、お姉さんにマッサージをゴキゴキしていただきましたが、きっと明日から筋肉痛・・

さて、わりと突発で行きました富士山。
特に登りたい!って思ってたわけでもなく、なんとなく大体毎日見てるからいいかー、だったんだけど、鈴木みきさんの富士山本

を読んだらなんか「登っちゃう?」気分になって実行してしまいました。

で、振り返りと反省の意味も込めて、まずはグッズの紹介なんぞを。

まずはザック!35ℓで行きましたが、かなり余裕。帰りのお土産までザックに入れられました。
が、ザックカバーが行方不明でして^_^;
2年くらい使わなかったのでねー、あれあれ。
仕方ないので、外は濡れても中身を全部濡れないようにビニール詰にしました。

手持ちバッグ。サコシュだったかなあ?小さいポシェットみたいなやつ。
しかし、とにかく軽さとかさばらない重視なんで、見た目は小さいナイロン袋に紐ついてるだけ、みたいな感じ。
手持ちで、すぐ使うような物はこれにいれます。
例えば、小銭、カメラ、日焼け止め、濡れティッシュ(私の場合はフェイスペーパー)とか。

服は、人によりそうですが、下からタンクトップ(登山用)→長袖Tシャツ(メリノウールの薄手)→半袖Tシャツ(登山用)
が、基本。
標高が上がると上に一枚、ジャージタイプのフリースを重ねました。
ご来光見に行く予定は無かったので、ダウンとかは持たなかったよー。
下は、サポートタイプのタイツ、その上にわりとダボダボ感のある登山用ズボン。
ポケットがたくさんあるのが良いですが、つい無意識に入れてしまい、後からどこに入れたかわからなくなるのであった^_^;
靴はずーっと履いてる登山靴。
富士山結構足元火山岩だから、底が厚い登山靴の方が良いよ。
靴下も、メリノウールの登山用。
登山靴には登山用靴下じゃないと、あちこち当たったり靴づれができちゃうのだ。
替えの服は、下着のタンクトップと長袖Tシャツと靴下。
後は連日着用〜〜。

帽子も忘れずに。
風強いから、留めるグッズもね。
後は、手袋!
岩場やロープがあるからね、持ってる方が良いよ。
私は、合皮のやつですが、軍手でも良いと思う、が、結構手袋濡れるんです。
雨じゃなくても、ロープが湿ってたりとか、霧とかで。
軍手だと乾きが悪いし、もしご来光見に行くなら手袋欲しい、のにそれが濡れてたら・・
真冬に濡れた軍手つけて外歩きたくないよねー?
なんで、予備が欲しいかな?
ご来光関係なく、結構手先は冷えます。

雨具。ゴアテックスのセパレートタイプ。
上着は防寒具としても使えるよ!
服の上から着るので、サイズは大きめで。

手ぬぐいを1日一枚、プラス予備一枚。
タオルより断然かさばらないし、すぐ乾くし以外と吸水率もよいのだ。

行動食。
歩きながらつまむおやつ。高カロリーで、片手ですぐ食べられるようなやつがよろしいです。
私は無印良品のドライマンゴー、切り干し芋、ミニどら焼き、ミックスナッツ、一口ピンクグレープフルーツゼリーと、クエン酸飴。
ジッパー付の袋に1日分づつ小分けしてサコシュにいれます。
が、今回あんまり食べなくてほとんどお持ち帰りでした。
個人的には、ちとゴミになるが一口ピンクグレープフルーツゼリーがナイス!だった。
味が刺激になってスッキリするし、水分も取れるしね。

水は、いろはすの500mlを2本、合計1000ml。
いろはすはかなり潰れて小さくなるので、今回は水筒ナシでペットボトルのみ。
富士山は、金さえ出せば^_^;なんとか水は手に入るからさ。非常時以外なら。
結果として、飲んだのは500mlでした。

あと小物は日焼け止、UVカットのリップクリームと目薬、ヘアブラシ。
フェイスペーパー。顔だけでなく、簡単に体も拭けるし濡れティッシュ代わりにも使う(富士山は手洗い場所がほとんどない)
赤ちゃん用の歯磨きシート。
富士山はとにかく水不足なんで、歯磨きガラガラなんか出来ないのだよ。

他はもちろん現金。
小銭はたくさんある方がよいかと。
保険証、免許証みたいな身分証明書。
富士山では多分使えないけど、下山後必要になるかも?で、クレジットカード。
メモ帳、筆記用具。

忘れちゃいかんのは、ヘッ電ことヘッドライト。
ご来光見るためには夜の山道歩くから必須です。
足元悪いから、両手開けといた方が良いよー。
もちろん、夜間は真っ暗(自家発電機切るから)の山小屋でも必要。
日常でも、防災グッズとして用意あるとよいよー。

緊急グッズは、絆創膏とくっつくタイプの包帯、鎮痛剤、チューブのゼリータイプの高カロリーエネルギー食。高山病用です。
エマージェンシーシート。銀紙と金紙(?)みたいなシート。保温とかに使う。

私独自品は、切手。山頂にポストがあるので、ポスクロの送り先ためといて一気に6人引いておきました。
ドイツ3人、オランダ、ベラルーシ、イギリス各1人。
寝袋用のシーツ。
山小屋で、直接布団に寝ないようにこれに入って寝るのだ。

あと、失敗したのはスマホの電池式充電器と予備電池持って行ったのに、ケーブル忘れた_| ̄|○
意味ナシ!
一応、トイレットペーパー(芯を抜いてぺちゃんこにしてく)も持参しましたが、ほとんどのトイレには紙ありました。
歩いてると熱くなりそう?と、ヒエピタも持って行きましたが、熱くなるのは胸から上、特に顔くらいで後は寒いくらい。
手がかなり冷たくなるので、自分の手がヒエピタ代わりになりましたー。

迷ったけどやめたのはストック。いや、持ってないんだけど買おうかどうか悩んだが、結局やめた。
結論的には、とりあえず必要性はさほど感じなかったですねー。
富士宮登山道は特に岩場が多いので、かえって危ないのだ。

こんなもんだったかなあ?
あ、後は下山後のお風呂セット!の、着替え一式も持っていきました。

それぞれ、荷物は用途別あるいは使うケース別に分けてスタッフバッグ(登山用の小分け袋。防水性が高い)とか、ジップブロックみたいなチャック付のビニールになるべく空気を抜いてぺしゃんこにしておきます。
ザックに入れる順番としては、私は一番底にお風呂セット→免許証とかの貴重品だけど使わない(予定)のヤツ→緊急グッズ→2日めの着替え→トイレットペーパー→洗面グッズ→ヘッドライト→フリース上着→雨具、って感じかな?
雨具が一番急に使いたくなるからね。

と、こんな感じかなあ。
一番多いのが衣類って言うのがなんだが、まあ仕方ないか。
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