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世界経済に著しい影響を与える気候変動の要因

2009-12-28 | ラジオ
気候は世界経済に深刻な影響を及ぼす、一要因となりつつある。
先日閉幕したコペンハーゲンにおける、国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議は、こうした見方を示す人々に、さらに論拠を与える場となった。

このプロセスの調査にはロシア科学アカデミーの教授も従事している。
教授は今年2009年、ロシア科学アカデミーの賞を受賞した独自のモノグラムで、気候変動が経済発展の動きや経済ストラクチャーの近代化に影響を与えるかに付いて演説を試みている。
地球規模的な温暖化そのものも、その(???)や周りの世界、産業への影響は同時進行で同じようには現れないという説を教授は唱えている。
「地球温暖化はここ数十年、執拗に起きている現象とされているが気候変動に付いて正しく言えば、気候の(???)の限界を超えた変化であるからこそ、経済の状況変化を引き起こしている訳だ。
地球温暖化が何を引き起こすのか、どういった利益が上がるようになるのか、より利益が上がるようになるのか、問題を呼ぶのかという問いがあることは私は自然だとは思うが、多少不確かだとも思う。

と言うのも地球温暖化は世界各地で同時進行で起こっているのではなく、その齎す効果は地域だけでなく(???)にも、それぞれの産業、生産分野に起きてくる時期もばらつきがあるあるからだ」教授はこの様に述べている。

教授の達したほかの重要な(???)は、ロシアにとって地球温暖化は(???)にも利益を齎すというものだ。
統計が示すように世界のほかの地域に比べ、ロシアでは気候の状況がより急速に落ちている。
ということは温暖化の現われに、ばらつきがあるという(???)を反映している訳だ。
結果的にロシアは他の世界よりも、これによって利益を得ることになり、すでに今の時点で国家予算には大きな節約となって現れている。
「ロシア全体で温暖化により他の条件が変化が期待できる。(???)それは先ず暖房費の節約だ。
一連の地域で10日から一昼夜分の暖房費が節約できる訳だ。
これからどんな効果があるかというと、例えば2年前の2007年の暖冬のようなときは1億2千万トンの燃料が節約できた。
これは当時の価格に直すと300億ドルに相当し、かなりの額と言える。
こうした肯定的な効果は北氷洋にも現れている。氷の一部が退き海面が出てきたので、北の海を行く船の航行がスムーズになった。
これも経済にとって重要なことだ。しかしながら全てがそう簡単に進む訳ではない。
地球温暖化の影響はそんなに一時的なものではないのだ。
降水量が増えて洪水や氾濫の危険性が高まると断言している。
つまりこれは???)を早め、水資源の技術設備の修理を定期的に行わなければならないことを意味している。
同時に南の地域では干ばつが起き収穫が落ちるだろうとも予想されている。
そしてもう一つ永久凍土が溶け出すことも心配だ。
その結果、粘土層の持っていた特性が変わり、そこに建てられている建物は大きくリスクを被る。

しかし別の見方をするとこうした変化は突然起こり、それに対処するのは常に変化を見守っていなければならない。
一方で変化は誰も予期していないときに突如として起こるものだ。
こうした要因を全て考慮すると、いったい将来どんな変化が生じるのか、どの部門に先ず投資するのかという予測が困難となる。
これに関連し過去の資料を多く集め、科学的にそれを処理する意味が高まり事業所がどのように発展するかに付いて、様々なモデルを立てて予想しなければならない」

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な発音で聴き取れない。いつになったらまともな発声が出来るんだろう。

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村山 貢司
経済界


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12月24日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル