1010 Radio

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カザフスタンがイランへウラン精鉱を輸出計画

2009-12-31 | ラジオ
AP通信は29日、中央アジアのカザフスタンがイランに対しウラン精鉱1350トンを近く輸出する計画だと報じた。

一方カザフスタン政府は、この報道を否定している。
カザフスタンはウラン埋蔵量は世界第2位を占めている。
報道によるとウラン精鉱1350トンを4億5千万ドルで供給することで合意した。
数週間以内に正式な契約を結ぶとのことだ。

イランへのウラン濃縮用物資の輸出は国連安全保障理事会決議に反する。
カザフスタン政府報道官は翌日の声明で、IAEAの全ての要求をカザフスタンは守っている。
許可無くカザフスタンがウランを売ることは無いと、報道を完全に否定した。

一方、硬直状態にあるイランの核問題をめぐっては、欧米を中心に制裁強化を主張する声が挙がっており、CNNは先日仲介役の6ヵ国が新たな制裁導入を電話で協議したと報じている。

またイギリスのタイムズも今月、イランが核爆弾の起爆装置を開発していると報じた。
ロシア政府の報道官は29日の声明で、6ヵ国が新たな制裁を検討してはいないと言明し、こうした報道を否定している。

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12月30日放送 ロシアの声・ニュース
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未来へのオピシズムを持って

2009-12-31 | ラジオ
一般のロシア人を対象に今年2009年を振り返って、一体どういった年だったかを
尋ねたネバダセンターの世論調査によると、ロシアにおいて経済危機は、ゆっく
りと広がったため国民の大部分は経済危機へ適応する時間が持てた。
それ故、国民生活が急激に悪い方向へと落ち込まずに済んでいるというものだ。

またアンケートに答えている全ての人はグローバルな経済危機は、自分達の家族
の生活に影響を与えたものの、ロシア指導部の行動は状況は良い方向へと変わっ
ていくだろう、といった期待を抱かせるものだと捕らえている。

ロシア・ネバダセンター所長は、ロシアの声からのインタビューに対し次の様に
応えている。
「ロシア国民は専門家よりも、ずっと楽観的に未来を受けとめている。
ロシア国民の大部分は(この箇所は電波が弱く全く聴き取れず)、ロシアでは経済
危機は他の国よりも遥かに複雑困難(この箇所は電波が弱く全く聴き取れず)。
一般の人々は今年は確かにこれまでよりも困難な年ではあったが、ルーブルが三
分の一に切り下げられた、あの1998年の危機の再来とはならなかった。現在基本
的な問題は所得水準の最も低い人々の下で生じており、さらに大都市部や農村に
比べて働き口が減っていると感じている、中規模都市の住民の間では最も豊かな
層の人々も不安を感じている。
しかしアンケートに答えた人々は、問題は1998年の頃に比べて遥かに容易に処理
できるだろうと見ており、肝心なのは大部分の人々が全体として、状況は正しい
方向へ進んでいる、そう捕らえている」
センター長は、この様に述べている。

今年の末には大きな事件が集中して起きてしまった。
特急列車の爆破事件、テルミでのクラブ火災では152人もの命が失われた。いわ
ゆる豚インフルエンザもかなり流行した。
そのため人々は、そうした出来事をネバダセンターのみならず、他の世論調査セ
ンターのアンケートの中でも、今年の最も重要な出来事として挙げている。
こうした悲劇的、否定的な事件は政治的な出来事や、国内で生じたプラス面をそ
の背後に押しやってしまった。

明るい出来事としてはロシア正教の指導者(?)が挙がっているぐらいだ。
ロシア人は一体誰を信用しているのか、という質問に対する答えはネバダセン
ター長は信用できる人物???)はここ数年、顔ぶれが決まっていると指摘し次の様
に述べている。
「大統領および首相そして協会さらに軍だ。
この3つがの言ってみればロシア人が信用している(受信状態が悪すぎ、そんなん
で以下省略)」

12月25日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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