読書。
『田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則』 金丸弘美
を読んだ。
食文化を中心に、
地方の山間地や離島、過疎地など、
とかく貧しく生きづらいように思われがちな田舎であっても、
豊かな生活をおくるための行動、
つまり、その逆転劇の間近な例を紹介しつつ、
田舎が自立・発展していくための5つの法則を教えてくれる本です。
5つの法則とは、
発見力、
ものづくり力、
ブランドデザイン力、
食文化力、
環境力の五つ。
もうちょっと詳しく言うと、
自分の住む田舎はすべてにおいて都会に劣っている、
などと卑屈にならずに、
「これ、いいんじゃない?」とう部分を、
都会の価値観とはまた別の視点から見つけていく発見力。
生産→加工→販売までやっていく第六次産業で、
生産物に付加価値をつけて、
ただ生産物を売るだけじゃ得られない利益を得るものづくり力。
田舎を丸ごとプロデュース、デザインして、
訴求力を高めるブランドデザイン力。
スローフードなど、食のホンモノを見つめなおし、
美味しさや健康、美容効果までを考えた食文化力。
近代の、大量生産重視で効率第一の、
環境を破壊していく経済にまず気づき、
そこから抜け出して持続可能な経済を支えるための
環境を大事にする環境力、となります。
この本はもう8年も前に出たもので、
うちの街を顧みても、とりあえずこういう例を勉強して、
実践に移せるところは移しているかなあと思えたりもし、
現在ではまた別の壁にあたっていたりして、
「ポスト田舎力」が求められているところなのかもしれないなあ
と感じもします。
それでも、本書に書いてあることは、
町おこしの基礎としてしっかりしていて、
まずここから頭をかためて、
整えていくために必要な事例だらけなのではないでしょうか。
うまくいかない土地はその土地なりに、
何も頑張っていないわけじゃないんだけれど、
他の土地よりも狭い、針の穴のような突破口しかなくて、
それもどこにあるか見つけるのも大変で、
っていうケースはあるかなあと思います。
他の土地の例、それも海外まで目を向けて、
視点を変え、価値観を揺さぶって、
やっと町おこしの糸口が見つかることもあるでしょう。
本書はそんな状態の硬直性を
まず最初にときほぐす役割を持っているかもしれないです。
『田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則』 金丸弘美
を読んだ。
食文化を中心に、
地方の山間地や離島、過疎地など、
とかく貧しく生きづらいように思われがちな田舎であっても、
豊かな生活をおくるための行動、
つまり、その逆転劇の間近な例を紹介しつつ、
田舎が自立・発展していくための5つの法則を教えてくれる本です。
5つの法則とは、
発見力、
ものづくり力、
ブランドデザイン力、
食文化力、
環境力の五つ。
もうちょっと詳しく言うと、
自分の住む田舎はすべてにおいて都会に劣っている、
などと卑屈にならずに、
「これ、いいんじゃない?」とう部分を、
都会の価値観とはまた別の視点から見つけていく発見力。
生産→加工→販売までやっていく第六次産業で、
生産物に付加価値をつけて、
ただ生産物を売るだけじゃ得られない利益を得るものづくり力。
田舎を丸ごとプロデュース、デザインして、
訴求力を高めるブランドデザイン力。
スローフードなど、食のホンモノを見つめなおし、
美味しさや健康、美容効果までを考えた食文化力。
近代の、大量生産重視で効率第一の、
環境を破壊していく経済にまず気づき、
そこから抜け出して持続可能な経済を支えるための
環境を大事にする環境力、となります。
この本はもう8年も前に出たもので、
うちの街を顧みても、とりあえずこういう例を勉強して、
実践に移せるところは移しているかなあと思えたりもし、
現在ではまた別の壁にあたっていたりして、
「ポスト田舎力」が求められているところなのかもしれないなあ
と感じもします。
それでも、本書に書いてあることは、
町おこしの基礎としてしっかりしていて、
まずここから頭をかためて、
整えていくために必要な事例だらけなのではないでしょうか。
うまくいかない土地はその土地なりに、
何も頑張っていないわけじゃないんだけれど、
他の土地よりも狭い、針の穴のような突破口しかなくて、
それもどこにあるか見つけるのも大変で、
っていうケースはあるかなあと思います。
他の土地の例、それも海外まで目を向けて、
視点を変え、価値観を揺さぶって、
やっと町おこしの糸口が見つかることもあるでしょう。
本書はそんな状態の硬直性を
まず最初にときほぐす役割を持っているかもしれないです。