TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

前期が終わった!

2007年10月05日 17時34分25秒 | 日記
 やっと・・・。前期が終わった。昨日は通知表作りにつき合ったので帰りが9時。家に着いたのが10時過ぎ。
 今日は午前中授業で5時間目に終業式。いつもは学年集会があるのに今年度はない。各学年とも学期のしめくくりもないまま、終業式に突入だ。二期制とはこんなものか・・・。だから仕事になっている学年だよりも作らなかった。あーあ。
 明日からの三連休がおわると後期が始まる。んー。
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平方完成

2007年10月05日 17時28分40秒 | 数学
 思い出した。「平方完成」
3年の授業をやっていたとき、去年の教え方をすっかり忘れて普通に教えてしまった。別のクラスで、ふと1年前のことを思い出した。

 リンクさせてあるので読んでみて下さい。
で、今回はさらにパワーアップして、物語を作ってしまった。

x^2+6x-5=0

ここで、-5を移項するところで「脚色」

「x^2+6x-5=0 は因数分解できません。もしx^2+6x+5なら(x+1)(x+5)と因数分解出来ます。またx^2+6x+8=(x+2)(x+4)となります。」
「つまり-5がくっついているので困るわけです。x^2と6xは二人でグルになって、この-5の代わりに別な仲間をつれてくることを考えました。」

「俺たちサー、-5のせいで因数分解できないんだよな-。あいつじゃまだよ。」
とx^2と6xは言いました。

「というわけで、このじゃまな-5には向こうに行ってもらう。つまり移項するわけです。」

なんて話をして、ー5を移項します。

このあとは x~2+6x にどんな数をつければ、双子に因数分解できるのかを考えます。
またx^2と6xが話します。
「俺たち半分になるんだからx+3ずつになればいいんだよね。誰を連れてきたらいいのかなー。」

双子にするんだから6xの6を3+3と考えて、6を2つに分ければいいので

(x+3)(x+3)の形にすればいいから、3×3である9を両辺に足すわけです。

まあ、こんな話をして、両辺に9を足すとよいことを教えました。


x^2+6x=5 の両辺に9を足して、

x^2+6x+9=5+9

(x+3)^2=14
これで平方完成が出来ました。


今回は-5を移項する理由をはっきりさせるために
「-5はじゃまなんだ」というお話を作ったわけです。
また教えるのが楽しくなったかな。






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