学期末

　２期制なので今が学期末。でもなぜか学期末という気がしない。その一つは通知表。学期末になると、副担任は通知表のハンコ押しが仕事。生徒の名前のスタンプやら、学年やクラスのスタンプやらを押す。そしてかつてはその作業のために午前中授業だったりしたな。３学期制の頃、１学期の終わりは夏休み直前だったから。こうして何となく学期末の感じがしていた。これを頑張れば夏休みだぁぁぁ。ということだった。

　今はそれがすべてコンピューター印字となった。スタンプの変わりがエクセルのファイル。新学期に作った生徒名簿のエクセルファイルに生年月日などがすでに入っている。それを「文字ピタッ」というソフトで通知表の欄と同期させる。「差し込み印刷」だ。ファイルに所見や係・委員会を記録するのは担任。そして私はパソコンで差し込み印刷をする。やっと通知表の表面（生徒の名前、出席番号、担任名、生年月日）の印刷ができた。実は早まって所見類を印刷したところ失敗。で、刷り直しをしているわけ。

　もう一つ学期末の感じがしないわけは、これが終わっても３連休だけで、すぐ後期が始まってしまう。なんじゃいなというわけだ。こうして誰もが「学期末という感じがしない・・・」とぼやく。
きっと生徒もそうだろうな。