ニュートン算の解答(問題は下に、問題についての記事はここ
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A市のB地区は,集中豪雨の影響で,下水管から水があふれて,道路が浸水している。
市の下水処理場では排水ポンプを動かし, 下水管の水を川へ排水しようとしていた。
今回の集中豪雨は数年前の2回の集中豪雨と同じ割合で水が増え続けているという。
10年前は排水ポンプ3台で排水に12時間かかった。
3年前は排水ポンプ6台で排水に4時間かかった。
今回は排水ポンプを9台動かすつもりである。
排水ポンプを動かし始めてから排水に何時間かかるか。
ただし,排水ポンプ1台でこの地域の道路の浸水を毎時20mm下げる能力を持つ。
また,排水ポンプを動かし始めるときの浸水の深さは10年前も3年前も今回も同じものとする。
ポンプを動かし始める時刻からx時間後の浸水の深さを考える。もし,ポンプを動かさなかったら水の深さは増え続けymmに達するとする,yはxの1次関数になる。yをxの式で表せ。
問(2) 9台のポンプを動かすと,何時間後に排水が終わるか。
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問(1) ポンプを動かし始めたときの浸水の深さをbmm、1時間あたりの水深がammzずつ増えていくとすると、 ポンプを動かさずにx時間たった後の水深は
y=ax+bと表される。
(x時間ポンプが下げた水深)=(x時間増水した深さ)であるから
10年前は排水ポンプ3台で排水に12時間かかったので
(1台あたりの排水の水深)×(ポンプの台数)×(時間)がポンプの下げた水深
であるから
20mm×3台×12時間=ax+b=a×12+b
これから 12a+b=720
3年前は排水ポンプ6台で排水に4時間かかった。
同様に
4a+b=480
これより a=30 b=360 したがって y=30x+360
問(2) x時間後に排水が終わるとすると
20×9×x=30x+360
180x=30x+360
これを解いて x=12/5=2.4 答え 2.4時間後
1次関数や方程式を使わないで問(2)を解くには、こちら。
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A市のB地区は,集中豪雨の影響で,下水管から水があふれて,道路が浸水している。
市の下水処理場では排水ポンプを動かし, 下水管の水を川へ排水しようとしていた。
今回の集中豪雨は数年前の2回の集中豪雨と同じ割合で水が増え続けているという。
10年前は排水ポンプ3台で排水に12時間かかった。
3年前は排水ポンプ6台で排水に4時間かかった。
今回は排水ポンプを9台動かすつもりである。
排水ポンプを動かし始めてから排水に何時間かかるか。
ただし,排水ポンプ1台でこの地域の道路の浸水を毎時20mm下げる能力を持つ。
また,排水ポンプを動かし始めるときの浸水の深さは10年前も3年前も今回も同じものとする。
ポンプを動かし始める時刻からx時間後の浸水の深さを考える。もし,ポンプを動かさなかったら水の深さは増え続けymmに達するとする,yはxの1次関数になる。yをxの式で表せ。
問(2) 9台のポンプを動かすと,何時間後に排水が終わるか。
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問(1) ポンプを動かし始めたときの浸水の深さをbmm、1時間あたりの水深がammzずつ増えていくとすると、 ポンプを動かさずにx時間たった後の水深は
y=ax+bと表される。
(x時間ポンプが下げた水深)=(x時間増水した深さ)であるから
10年前は排水ポンプ3台で排水に12時間かかったので
(1台あたりの排水の水深)×(ポンプの台数)×(時間)がポンプの下げた水深
であるから
20mm×3台×12時間=ax+b=a×12+b
これから 12a+b=720
3年前は排水ポンプ6台で排水に4時間かかった。
同様に
4a+b=480
これより a=30 b=360 したがって y=30x+360
問(2) x時間後に排水が終わるとすると
20×9×x=30x+360
180x=30x+360
これを解いて x=12/5=2.4 答え 2.4時間後
1次関数や方程式を使わないで問(2)を解くには、こちら。