補充教室日記。
退職して2年目なので、知っている生徒は3年のみ。3年生が質問に。
「2次方程式の解の公式を教えて」という。
塾に行っている生徒らしい。授業ではまだ因数分解まで行ってないが、理解してくれた。
ここまで、ノリノリで「おっ、できた!」と言っていた。
この右辺の計算は、中学校の範囲を超えているので、ゆっくりていねいに説明した。
ここまで説明すると、公式がそっくり出て来るので喜んでくれた。
「何度も自分で納得するまで式の変形を経験するといいよ」と言うと、夢中になってやってくれた。
「わー、すげえ、出来た出来た」という。
もう一人の生徒は「暗記すればイイじゃん」
そこで
生徒A「何でそうなるかって考えると面白いだろう」
生徒B「別に・・・。覚えれば良いんだよ」
という会話。生徒の性格や発達段階にもよる。生徒Aは知的にかなり成長していると思われる。
会話を聞いていて楽しくなって来た。
ところで解の公式を導くとき、ひとつの落とし穴があった。中学校数学ではあまり取り扱われないが・・・。
つづく