TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

「微分積分学」を読む

2015年07月04日 05時23分11秒 | 数学

 藤原松三郎著の微分積分学を読み始めている。初版が昭和9年、
1934年のものであるから言葉が難しい。ほとんど「写本」状態で
読んでいる。

まずは最初から「玆ニ水平直線上ニ一點 O ヲトリ,O カラ・・・」

 文章のカナが平仮名ではなくカタカナであることだ。それと漢字が旧字。

「玆ニ」が読めなかった。「ここに」と読むんだそうだ。
逆に外国人の名前は平仮名だ。

「然ルニでできんとハ上述ノ事實ハ微積分學ノ礎石デアッテ,」
「然るにデデキントは上述の事実は微積分学の礎石であって,」

とんでもない判定不能の漢字も・・・
「曩ニ論ジタ三ツノ場合:」

「曩ニ」は「さきに」と読む。

そのうちに慣れるだろう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする