イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

紀ノ川河口釣行

2014年06月17日 | 釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮8:42満潮
釣果:エソ 1匹

キスも釣れないしチョクリもダメで今日はどうしよう?という感じだ。
小船も半月以上動かしていないのでエンジンを回すという目的のためだけに紀ノ川へ釣行。



思っていたよりも東からの風が強く、スズキのライズはまったく見られない。
いろいろルアーをとっかえひっかえ投げてみるがまったく反応がない。場所を変えてみてもダメ。



沖のほうを眺めてみるとヒコーキを引っ張っている船がある。



一体何を釣っているんだろう?今日の僕の装備でもミノーを引っ張ってトローリングらしきことはできるので同じ場所を流してみると、エソが1匹。
アタリは合計3回。それなりに魚はたくさんいるらしい。と、なるとあの人たちはエソを釣っているのだろうか?う~ん、確かに美味しい魚ではあるが今どき専門に狙う人がいるのだろうか。
真相はわからないがとにかく今日はエソしか釣れなかった。なにやら袋小路に迷い込んでしまった。
ブレイクスルーはいつ訪れるだろうか。それまでは無駄な日々になるのかもしれない。


僕はそんな袋小路に迷い込んでいるがどこかで何かが釣れているらしく、小船の隣2艘はどこかに出撃していた。
ぽっかりスペースが空いていて小船の全景が見えたので記念写真を撮ってみた。
これが僕のもうひとつの愛艇の雄姿?なのだ。




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水軒沖釣行

2014年06月14日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:大潮6:18満潮
釣果:サバ3匹 マルアジ1匹

この前買った板昆布を無駄にしないためにもなんとかサバを釣らなければならない。ローテーションからいくとキスだが、それも前回大した釣果がなかったので今日はもう一度サバ狙いだ。

紀ノ川沖がダメだったので双子島沖を目指した。
朝はものすごく早く出た。
空には満月。




魚探を眺めていても魚が映らない。このままではどこまでも沖に出てしまいそうなので水深42メートル付近に停泊。
釣りを開始するもやっぱりアタリはない。
30分くらいしてからだろうか少し群れが映ったら置き竿と手持ちの竿にアタリが出た。
手持ちのほうはバレてしまったが置き竿にマルアジが付いていた。持って帰れるサイズだ。

その後はまた沈黙・・。
もう少し沖を目指して移動。アタリなし。
置き竿に小さなサバが掛かった。これだけ。

北のほうを見ると船団ができている。疑心暗鬼だが北上して再開。



しかし、この船団、僕が考えるに、こんなときはきっと釣れていなんだ。
なぜなら、みんな釣れないから何かの頼りを探す。その頼りはほかの船だ。視界に船が見えると、向こうは釣れているかもしれない。行ってみよう。他の船はあそこに2艘集まっている。やっぱり釣れているのに違いな。行ってみよう。
こんなロジックでどんどん船が集まる。実は誰も釣れていない。
絶対そうなんだ。この船団は偶発的に出現するんだ。

大体、群れが大きくてすばやく移動している活性の高い時はどこでも釣れるものなんだ。

それでもやっぱり何かを頼りにしたい。僕も近づく。

今日の奇跡はそんな中で釣り上げた2匹のサバだ。
なぜかこの2匹だけ釣れてしまった。
これでバッテラを作れる。

遠く南にある前線の影響か少しだけうねりがある。アタリがないと気持ちが悪くなってくる。少し酔ったようだ。
眠気もやってくる。午前7時前後には間違いなく竿を持ちながら意識を失っていた。
もうダメ。やめちゃった。



獲物が少ないのでおみやげを探しに雑賀崎へ。
以前にNHKで紹介されていた「おおやさ」を作っているおばあさんのお店へ。



テレビで紹介されれてからものすごく忙しいそうだ。19日にもどこかのテレビで紹介されるらしい。みのもんたの番組からも依頼があったそうだ。
昨日は50本買いに来たひとがいたらしい。
今日も注文が多くて朝早くから仕事をしているらしい。いいことじゃないか。



出来立てを食べさせてもらったが、これがウマイ!!!!
おばあさんが自慢するだけはある。





地方の復活策の糸口を見たような気がした。
三越伊勢丹の大西社長の言葉を借りると、「わざわざ来てもらわなければならないんだ。」をそのまま実践しているんだ。このおばあさんのおおやさはここでしか買えない。だからみんなわざわざここに来るんだ。
そういえば、ユイちゃんも、「私はここを動かない。私を見たければここまで来ればいいんだ。」と言っていた。
これの連鎖が地方をよみがえらせるんだ。きっとそうだ。
僕にもこんなマーケティングの才があったらなと、だんごの出来上がりを待ちながらたじたじとなってしまった。



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水軒沖釣行

2014年06月09日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:中潮9:35干潮
釣果:サバ2匹

夏のローテーション。キスに行って次はチョクリだ。

今日は迷わず紀ノ川河口を目指した。
水深32メートル付近で大きな反応が出てきたのでちょっと浅いかと思ったがここで釣りをスタート。
置き竿を準備するとすぐにアタリがあった。今日は調子がいいと思ったがすぐにバレてしまった。
手持ちの竿を準備したらこちらにもすぐにアタリ。しかしすぐにバレる。
犯人はこんな小さなマルアジだ。



その後もこれしか食ってこない。
魚探の反応はすごいが多分こればっかりだ。海面にも押し出してきているようだからこの海域にはこんなサイズしかいないらしい。



仕方がないので少しずつ南下して探ってみるが、どこでも同じ状況だ。
これはダメだと早々とギブアップ。
合流してくれたちからさんに後を託して港へ帰還。



本格的なバッテラを食べるぞと、板昆布を買ってきているので、サバが釣れてくれないと困るのだ。



勤務先で売っていたこの昆布は赤札奉仕品で少しだけ安かったのはありがたいが、賞味期限が9月まで。
(大阪の本店には扱いがなかったがさすがに魚の多い土地柄のせいなのか、ここには置いていた。しかしやっぱり売れないようでこの商品だけ赤札になっていたのだ。)
この夏の間に使ってしまわなければならない。
去年もこのくらいでサバが釣れなくなってしまったのでどうなることやら・・・。


今日も午後から出勤だ。
よく考えたら、異動してから今日で4回目の休日出勤だ。
勤務先が近くなると気軽に出勤してしまうが、これでいいのだろうか?そんなにまじめに仕事をしたくはないのだが・・。

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下津沖釣行

2014年06月03日 | 釣り
場所:下津沖
条件:中潮 8:47満潮
釣果:キス21匹 カワハギ4匹

チョクリは相変わらず釣れているようだが、もう6月だ。キスにも行かなければと思い、シーズン最初に行く下津ピアーランドの東のポイントへ向かった。

ゲップをすると昨日の夜の紹興酒の臭いがこみ上げてくるが、朝は気合を入れて午前4時過ぎに出港。



せっかく朝早くやってきたがアタリはまばらだ。
アタリが遠のいて移動をしようかと思うとまたアタリがくるという感じだ。
それでも移動を決断。
今日は一度試してみたいポイントがある。
異動先の職場で教えてもらったポイントだ。なぜか事務所に釣り好きの人が大勢訪ねてくる。どうも相当な釣り好きだというのが流布されているらしい。
かなり長閑な職場だ。

その中のひとりが教えてくれたのが、冷水港への入り口の大きな鉄塔の沖だ。



発電所に向かって伸びている電線の真下がいいそうだ。魚探を見てみるとここだけ水深が13メートルほどある。きっとここに魚が集まるのだろうが、今日はまったくアタリがない。
これは失敗したと思い再び下津ピアーランドの沖へもどった。
西側にも砂地の場所があると教えてもらっていたのでダメ元でそこへ入ってみた。
ここは砂地がかなり狭いようだ。砂浜の真ん前に投げないとキス以外の魚が掛かってくる。



五目釣りになってしまうのだ。砂浜の両端にはけっこうな数の根が入っているようだ。



潮も流れなはじめたのか、アタリはよく出だしたがクサフグの攻撃で仕掛けもエサも底をついてしまった。
ちょうど西風が吹いてきたのでいいタイミングで終わることができた。午前10時終了。

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水軒沖釣行

2014年05月28日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:大潮 5:21満潮
釣果:サバ9匹 マルアジ9匹 (概算) マダコ1匹

今日もチョクリだ。サバは美味しいのだ。

いつものとおり、午前3時に起床。3時半に家を出たが、出港の頃には東の空が明るくなり始めていた。どんどん夜明けが早くなってくる。



朝日もきれいだ。



さて、どの方に向かおうかと思案してみたが、とりあえず双子島の沖を目指してみた。
結果的にはよかったのか悪かったのか・・・。チョクリらしき船は紀ノ川沖のほうがたくさん見られた。大浦に停泊している黄色いクルーザーもその中にいたので情報量を考えると紀ノ川沖のほうがよかったのではなかろうか。
こっちは僕に近づいてきて仕掛けを下ろしている船がいるだけなのでまったく確信がない。大体、リール竿でチョクリをしているなんてまったくの素人のはずで、それを頼りにポイントを決めるほどでは彼らもまったく情報を持っていないに違いない。
しかし、この船、速度を落とさないまま僕の船を通り過ぎていったのだが、迷惑極まりない。



アタリのほうは散発的ながら飽きない程度にやってくる。それもかなり浅い棚で食ってくるので状況はいい感じなのだが大きな群れはないようだ。それによくバレてしまう。
潮が流れていないからなのか、もっと魚が取れていればよかったのだが・・。燻製を作るためにはもう少しほしいところだ。




仕事場が変わって帰宅が早くなった。夜のうちにカゴを仕掛けるのにはいい環境になったものだ。今日は最初の休みだが、早速帰宅して港へ向かった。



チョクリの釣りから帰って船を乗り変え引き上げに向かう。
3個のうちの1個に大きなタコが入っていた。
天然のタコは久しぶり。うれしい獲物だ。



帰りはいつものとおり叔父さんの家におすそ分け。ビニールハウスの建設を手伝って枝豆をたくさんもらった。
いつものスーパーでジャンボモナカとスーパーカップを買い帰宅。
小さいといえば小さいがこういう生活が一番楽しい。都落ち万歳だ。


今日の港内には不思議な形の船が停泊していた。
大きな双胴船。いったい何をする船なのだろう。僕の小船だと船底をくぐることができそうだ。
もちろん、撃たれるといやなのでそんなことはやらないけれども。





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水軒沖釣行

2014年05月20日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:小潮4:12干潮
釣果:サバ 5匹 マルアジ 2匹 サバフグ 1匹

週間予報では雨だったが、朝のうちは持つようだ。午前9時くらいまでは間違いなく持つようだがその後が心配なので今日も勝負が早いチョクリに出発。

朝はやっぱりどんよりした天気だ。風は南東、雲は薄いながらもなにやら気持ちが悪い感じだ。



魚探を見ながら船を走らせると水深30メートルのところで小さいながら反応があった。少し浅い感じだが、ここからスタート。
仕掛けを下ろしてみたがその後は反応がない、アタリもない。
20分くらいしてからだろうか、やっと手持ちの竿にアタリ。マルアジだ。
その後もアタリは途絶えたままなので、もう少し深い場所へ移動。置き竿の仕掛けを回収中にサバがヒット。ここで頑張るか、やっぱり移動しようかしばし迷ってみたがやっぱり移動。もう少し沖へ向かった。
ここも反応はないが、潮目がいくつか重なっている。
ここでもじっと待つ。アタリはない。
こんなときは眠気が襲ってくる。うとうとしていて、ふと魚探に目をやるとものすごい反応が出始めた。モニターが真っ赤だ。厚みはゆうに10メートルを超えている。
急いで深く下ろしていた仕掛けを反応している範囲まで引き上げると間違いなく乗った。
かなりの引きだ。相当付いているぞ。
しかし、1匹を抜き上げるとフッと軽くなってしまった。枝素の2本目から下がなくなってしまっている・・・。
多分、ほぼ全部のハリにサバが食いついていたのだろう。トップの画像の下から2匹目の大型のマサバが食いついていたのだが、多分同型ばかりが食いついたのだろ。普通はいろいろな方向に走って力が相殺され、糸に負担があまりかからないのだがファインディング・ニモよろしくみんな力を合わせて一緒の方向に走って幹糸を切って逃げてしまったようだ。なかなかの頭脳プレーだ。わが社の社員も見習うべきだな。
同時に置き竿にもアタリはあったのだが、こちらは2匹で終わってしまった。
同じ海域で再びこの群れが帰ってくるのを待ってみたが、去り行くものは去ってしまうだけ。戻ってくることはなかった。
これで気力をなくして午前7時で終了。



船の底には少しずつ貝類が付き始めてきた。帰港してすぐにクサフグが食べにやって来るほどだ。



毎年のこととは言え、なんとかならないものだろうか・・・。



昨日、人事異動があり、地元の店舗に勤務先が変わった。親戚の叔父さんの家に魚を届けて家に帰りついた時刻が午前8時20分。
この時間からネクタイ姿に変身しても出勤時間に間に合ってしまう。
「都落ち」といえばまったくそのとおりで、情けない限りなのだが、これからは休みであろうが仕事の日であろうが釣りに行けてしまうのはうれしいものだ。
給料が変わるわけでもなし・・・。


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水軒沖釣行

2014年05月16日 | 釣り
場所:水軒沖
条件:中潮 6:35満潮
釣果:サバ14匹 マルアジ2匹

マイミクのちからさんの情報ではとうとうサバの軍団が水軒沖に達してきたらしい。
加太への釣行を取りやめて水軒沖へ出撃だ。

気合を入れて午前4時に港に到着。夜明けまではもう少し時間がある。



情報では双子島沖水深27メートル付近で釣れているとのことであったが、「トークハツレール」の法則を信じきっている僕はもう少し水深が深いところを目指して針路を取ってみた。
水深37メートル付近で魚探に反応が出てきた。ちょうど潮目も重なっているので釣りを開始。朝焼けもきれいだ。



置き竿をセットし、手持ちの竿をセットしてしばらくして置き竿のほうにアタリが出た。
一気に5匹を釣り上げた。ちからさんの情報は正確だ。以前は同じ港に船を置いているお爺さんが、「そろそろ来てるで。」と教えてくれていたのだが、高齢で引退してしまったものでこの情報はものすごく助かる。
しかし、アタリは続かす、沈黙の時間が続いてしまった。
再びアタリがあった海域に移動してまたアタリを捉えてサバが合計13匹。魚を〆て帰り支度をしているときにサバとアジを1匹づつ追加。

魚探に真っ赤な反応が出て仕掛けの水深を合わせて2,3回誘いを入れると一気に竿を持っていかれる。
これが楽しい。チョクリ釣りはこれでなくてはいけない。

2時間ほどの釣りで、しかもシーズンの最初ということでまあ、こんなものだろう。



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紀ノ川河口釣行

2014年05月04日 | 釣り
場所:紀ノ川河口
条件:中潮 7:54満潮
釣果:ガシラ1匹

やっぱり休みの日に天気がいいと釣りに行きたくなる。
昨日は午前10時から午後8時半までずっと立ちっぱなしで「いらっしゃいませ。」を2000回くらい言っていたのでかなり疲れているようなのだが、ちゃんと午前3時には目を覚ますことができる。

加太まではさすがにしんどいので、今日は第三翠勝丸でスズキはどうだろうと狙ってみた。
そろそろアユが遡上してるはずだからひょとしたら釣れるかもしれないのだ。

天気はすこぶるよいが寒い。ちょっと薄着過ぎたか、ブルブル震えながらのスタートになった。



スズキのライズがないので、トップからリップレス、シンキングミノー、テッパンとレンジを変えて狙ってみるがアタリはなし。
ここに見切りをつけて新々波止へ移動。
工事に入っている防波堤には釣り人を乗せていないので際まで接近してテッパンを投げてみると、なにやらアタリが・・・。
上がってきたのはガシラだった。こんなものがこんなもので釣れるんだ。始めてだ。
しかし、この時点ですでに明るくなりすぎ、僕の腕では釣れる時間帯ではなく、あっさりあきらめて帰港した。


ゴールデンウイークの真っ最中にもかかわらず、渡船屋さんの駐車場にはそれほどたくさんの車が停まっていない。前回の5月1日のほうがはるかに多かった。



どんな釣りバカさんたちもゴールデンウイークは家族サービスを強いられているのだろうか。
最近、「タガメ女とカエル男」という言葉が話題になっているそうだが、魚を餌食にする前に自分が餌食になってっしまっているようだ。
僕なんかは休みの前の夜にライフジャケットを引っ張り出さないと、「明日は行かないの?」と必ず聞いてくれる。
ここまで奥さんを調教しておかないと幸福な釣り人生は送れないのだ。
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加太沖釣行

2014年05月01日 | 釣り
場所:加太沖
条件:中潮6:56満潮
潮流:5:02転流 7:28上り1.0ノット最強 10:14転流
釣果:ハマチ 1匹

今日は前回山菜採りでお世話になった、森に暮らすひまじんさんをお招きしての真鯛狙いだ。
山の幸はご自分でたんまり採っておられるので、今日はなんとか海の幸を持って帰っていただきたい。(と言っても、セルフサービスだが・・・)

潮流の最強時刻が早いので今日は午前4時45分に出港。
潮は僕の大好きな上り潮、船団は田倉崎の南西方向、かなり沖合いにできていた。




ほぼ全部が帝国軍の艦船だ。中に割り込んでいくと秒殺のような雰囲気なので少し離れた場所から釣りをスタート。
幸先よく、最初の仕掛け投入からアタリ。ものすごくものすごく小さいがチャリコがあがってきた。
ひまじんさんにもアタリはあるようで、最初の移動のときに仕掛けを引き上げたらビニールに齧られたあとがあった。
その後も竿先が海面に突き刺さるようなアタリも出ていた。
この釣りは魚を乗せるためにはちょっとだけ慣れが必要なので残念ながらフッキングまでには至らなかったが、誘いはうまくされているようだ。
仕掛けもやたらと長いので手間取られるのではないかと思って仕掛けも大量に準備してきたが、これももつれることなく操作をされている。
さすが、いろいろな釣りを豊富に経験されているだけはある。

しかし、アタリはその後まったくなくなり、潮流の最強時刻までにふたりとも獲物を手にすることができなかった。
後半戦はビニールを青イソメに変更。真鯛は厳しいかもしれないが、まだハマチのチャンスは残っているはずだ。
沖に残っている船団に加わって戦闘再開だ。

何回かの移動のあと、僕の仕掛けにアタリ。これは間違いなくハマチだ。しかし2、3回の締め込みのあとにバレてしまった。その後、ひまじんさんにアタリ。型はそれほどではないが、30センチほどの真鯛を釣り上げられた。なんとかボウズは免れた。

これで万事休すかと思ったが、最後にもう1回アタリがあってハマチが上がってきた。
転流の40分ほど前だ。
今日も綱渡りのような釣りになってしまった。

本当の予定では、最強時刻までに何匹かの真鯛を釣り、余裕でロスタイムに突入。ついでにハマチを釣り上げてホクホクで帰港・・・。だったのだが、まったくの皮算用になってしまった。
ひまじんさんにはかなり退屈な思いをさせてしまったのかもしれない。釣れると体を動かすので体も強張らないのだが、あちこち傷みが出てしまったのではないだろうか。
これに懲りずにまた参戦していただきたいものだ。



今日のロックオンは畑中丸。




この船も厳しかったようで、現時点で釣果情報はアップされていない。
昨日、おとといは雨とうねりがあったようだが、それが原因か・・・。
とりあえず、そう思っておこう・・・。



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加太沖釣行

2014年04月25日 | 釣り
場所:加太沖
条件:若潮 9:39干潮
潮流:7:05転流 10:09下り2.3ノット最強
釣果:ハマチ 1匹

久しぶりの加太沖の釣行だ。
若潮だがなぜか潮の速度は速い。それを信じて出港だ。

下り潮なのでコイズキ方面を目指した。
天気はすこぶるよくて、スパンカーを広げたときの空には雲ひとつなかった。風も穏やかだ。



転流直後は流れも穏やかでアタリはなく、後半に期待したが全然アタリがない。まったくカスりもしない。
予定表の感じよりも流れがないようなので少しでも流れのあるところを求め、帝国軍の艦船の中へ決死の覚悟で割り込んではみるがやっぱりアタリがない。



金比羅丸というのにロックオンされたが、今日はここを離れるとまったく期待がもてそうになかったので、「すまん、すまん。」と言いながらちょっと離れてまたこの場所の舞い戻って釣りを続けたが、やっぱりアタリがない。



最強時刻になって突然潮が流れ始め、その後少し潮が緩んだかと思ったときにやっとアタリがあった。しかし残念。一瞬銜えただけですぐに離されてしまった。



同盟軍も帝国軍もどんどん一箇所に集まってきたのでそこがポイントかとロスタイムを1時間と決て再度気合を入れなおした。
しかしその気合もまったく空回りだ。35分後、仕掛けを回収しようとして少し早巻きをしているときにハマチが喰ってきた。
なんとかボウズは逃れた形だが、まったくの不完全燃焼に終わってしまった。


春先の加太の釣りは経験があまりないので、果たして今日の仕掛けでよかったのか、ビニールの色、仕掛けを巻く早さ、そもそも高仕掛けオンリーで攻めても効果的なのか・・・。
わからないことばかりだ。これが、まったくアタリがないとなると、この春の加太はあきらめてチョクリ釣りの時期を待つのだが、いたずら好きの加太の神様はほんの少しだけ希望の芽を残していってくれる。
だから魚釣りはやめられないのだ。


韓国で大きな海難事故があったからだろうか、紀淡海峡を通る大型船はしきりに汽笛を鳴らしていた。きちんと警戒してくれているのはありがたいが、さすがにこんなに至近距離を通過されると恐怖を感じてしまう。



まあ、ひねもすのたり、気持ちのいい1日には変わりはなかった。





午後は来るべき新しい釣りを目論むべく、マルニシのゴールデンウイークセールに乗り込むのだ。


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