イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

「プリンシプルのない日本」読了

2006年12月28日 | Weblog
白洲次郎「プリンシプルのない日本」読了
白洲次郎関連の2冊目である。
今回は本人が書いた文章を集めたものである。
かなり細切れで読んだのと日本の現代史をまったくと言っていいほど知らないので書いていることがよくわからない。
しかし、学校の歴史の時間にはまず、この時代、戦争が始まってから終わるまで、終わってから日本が立ち直るまでを学ばなければならないと思う。
石器時代や縄文時代のことを学年の最初に学ばずにこの時代を最初に学ぶべきだ。
(そうすると僕ももう少しまともな人間になっていたかも知れない。)

ここで培われた日本人の精神がよくも悪くも今に息づいていることがわかると思う。
そして、今の人が「それでいいのか。」ということを白洲次郎のように考えるべきだと思うのである。

そうすれば今の日本が抱えているすべての問題が解決されてしまうと思うのである。

今年もばかばかしい事件や悲惨な事件がいっぱい起こった。
通勤電車の中のマナーもあったもんじゃない。(僕もだが。)
みんな、もっと、プリンシプルを持たなければ・・・。
コメント
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