イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

正月早々ベーコンを作る。

2020年01月01日 | Weblog
あけましておめでとうございます。

毎年、元旦といっても朝からおせちを食べてずっとテレビを見ているだけなのでけっこう暇である。いつも釣りの帰りに寄るスーパーで豚のばら肉の塊が売っていた。ふと思い立ってベーコンを作ることにした。
ソミュール液に漬け込んだのが10日前。



29日に塩出しをして、初詣に出発する前に外に出して最後の乾燥。



毎年巡るコースをたどる。

       
    



名草山の周辺から海南市にかけての場所はここが熊野への入り口にあたるからだろうか、たくさんの伝説や歴史が残っている。
藤白神社には有間皇子の悲しい物語。そして宇賀部神社、杉尾神社、千草神社には名草戸部の伝説。



伊勢柿本神社は天照大神が伊勢にお座りになるまえに仮にお座した場所と伝えられる。

きのう、大晦日、出勤前に巡った神社のうちの中言神社、そして今日巡った二つの中言神社の“ナカゴト”という言葉は人の言葉と神の言葉の間をつなぐ言葉という意味があり、竈山神社は戦に斃れた神武天皇の兄君が葬られた場所だと古事記に書かれている。

       

そして、僕の家の東側にあるその中言神社には住吉神が祀られていて、その近くには金毘羅宮がある。(上の画像)今は海からは遠いけれども神社の丘からは遥か向こうにあのキリンが見える。それを見ていると、遠い昔それこそ1000年前にはこの辺りは海であったのではなかったのだろうかと思いをはせるのである。



そんなことを考えながら家に戻り昨夜録画した紅白歌合戦のビデオを見ながらベーコンを燻す。



見た目はなんとなくベーコンだが塩抜きが足らなかったか、かなり塩辛い。



また、来年再挑戦だ。

1月1日は晴れの特異日だそうだ。今年も気温は低いものの穏やかな朝を迎えた。



道中、御神酒や甘酒をいただき、ちょっと幸せな気分になる。

 

宇宙の摂理からするとこの朝も太陽の軌道をめぐる地球の軌跡のただの1地点に過ぎないのだろうけれどもはやり何かが違うのだ・・。
コメント
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