一般社団法人日本ソムリエ協会は、2019年3月に開催される
「第16回世界最優秀ソムリエコンクール」へ出場する日本代表選手発表の記者会見を、2018年11月26日に都内で行ない、取材してきました。
日本代表として世界大会に臨むソムリエは
森 覚 (もり さとる)さん
(第5回全日本最優秀ソムリエ)
10月に京都で開催された「A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」で優勝した岩田 渉(いわた わたる)ソムリエが、アジア・オセアニア代表として出場しますので、
日本からは、岩田渉選手と森覚選手の2名で「世界最優秀ソムリエコンクール」に挑みます。
左)森 覚 さん 右)岩田 渉さん
田崎真也会長によると、
過去の全日本最優秀ソムリエコンクール優勝者が世界大会への出場資格を持っているとのこと。
出場希望者が複数いた場合は選考が行なわれることになるが、今回の応募者は
森さん1人だけだったことから、森さんに決定したそうです。
日本が2人の選手を世界大会に送り込むのは、2013年、2016年に続いて3回目。
森さん自身は、2008年に日本最優秀ソムリエになり、2010年チリ大会、2013年東京大会、2016年アルゼンチン大会と、過去3回世界大会に出場してきました。
SATORU MORI
森さん曰く、
「2016年のアルゼンチン大会が最後のつもりだったが、あと一歩で自分の実力を出しきれなかったので、今回はもう一回チャンスをもらえた。退路を絶って、自分がやってきたこと、若い次世代に引き継げることを残したい。
前回は8位。これより少しでも順位を上に上げたい。
岩田選手と2人で出場できるので、プレッシャーが半分になるし、2倍のチャンスがある」。
WATARU IWATA
初出場の岩田さんは
「夢にまで思っていた憧れの舞台に出られることに誇りを感じる。京都でのアジア・オセアニア大会では不安が大きく、職場があるので、勝たねば、というプレッシャーがあった。世界大会では自分の実力を証明したい。
2016年の前世界大会をソムリエスカラシップの上位入賞者3人で見に行った。この時に舞台に立っていたのが、石田博さんと森覚さん。この2人に憧れて、同じ舞台に立ちたいと思った。
森さんは経験豊かで、自分は右も左もわからないが、先輩に指導してもらい、ベストな状態で臨み、最高のパフォーマンスを見せ、より高い位置を目指したい。今、自分には勢いしかないが(笑)」
左端)田崎真也 日本ソムリエ協会 会長 右端)石田博 同副会長
日本ソムリエ協会副会長で、過去3回の世界大会出場の経験を持つ石田博さんは、自身も今回の世界大会の出場資格はあるものの、2000年モントリオール大会3位の経験を生かし、トレーニングサイドに徹し、ベルギー大会にも同行します。
石田さんは、
「ここ4、5回の世界大会では、何度もチャレンジしたベテランが優勝することがあり、その一方で、彗星のように現れた若いソムリエが優勝することもあるので、ベテランの森、若手の岩田の2人にもチャンスがある。
テイスティングをブラッシュアップし、メンタルも身体も鍛え、テンションを保って進んでほしい。
さらに、日本らしい礼儀、正確さ、キメの細かさをアピールしながら、強いところを見せてほしい」と激励。
2019年3月10日~15日の「第16回世界最優秀ソムリエコンクールには、国際ソムリエ協会の加盟55カ国とオブザーバー4カ国からそれぞれ1名の代表と、3大陸代表ソムリエ(ローロッパ、アメリカ大陸、アジア・オセアニア)3名、合計62名が出場予定です。
3大陸の優勝者は、ラトビア、カナダ、日本(岩田さん)ですので、この3カ国は2名の代表選手を送り込みます。
岩田さんは12月31日で、森さんは2019年1月5日で現在の職場を退職し、2019年3月10日~15日にベルギーのアントワープで行なわれる「第16回世界最優秀ソムリエコンクール」に臨むそうです。
この2人が3月15日の決勝まで残れるか?(セミファイナルは3/13)
私もアントワープまで行き、決勝を取材する予定です。
岩田さんは、隣に座って観戦します、と言っていましたが、いやいや、ぜひ2人とも決勝の舞台に立ってくださいね
[参考]
第4回アジア・オセアニア大会(京都)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/f11ceaa5b79500e4b3a24b1158d4f2fe
第14回ヨーロッパ大会(ウィーン)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/9351ba7b3bf70a03e76fa1517130926c
「第16回世界最優秀ソムリエコンクール」へ出場する日本代表選手発表の記者会見を、2018年11月26日に都内で行ない、取材してきました。
日本代表として世界大会に臨むソムリエは
森 覚 (もり さとる)さん
(第5回全日本最優秀ソムリエ)
10月に京都で開催された「A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」で優勝した岩田 渉(いわた わたる)ソムリエが、アジア・オセアニア代表として出場しますので、
日本からは、岩田渉選手と森覚選手の2名で「世界最優秀ソムリエコンクール」に挑みます。
左)森 覚 さん 右)岩田 渉さん
田崎真也会長によると、
過去の全日本最優秀ソムリエコンクール優勝者が世界大会への出場資格を持っているとのこと。
出場希望者が複数いた場合は選考が行なわれることになるが、今回の応募者は
森さん1人だけだったことから、森さんに決定したそうです。
日本が2人の選手を世界大会に送り込むのは、2013年、2016年に続いて3回目。
森さん自身は、2008年に日本最優秀ソムリエになり、2010年チリ大会、2013年東京大会、2016年アルゼンチン大会と、過去3回世界大会に出場してきました。
SATORU MORI
森さん曰く、
「2016年のアルゼンチン大会が最後のつもりだったが、あと一歩で自分の実力を出しきれなかったので、今回はもう一回チャンスをもらえた。退路を絶って、自分がやってきたこと、若い次世代に引き継げることを残したい。
前回は8位。これより少しでも順位を上に上げたい。
岩田選手と2人で出場できるので、プレッシャーが半分になるし、2倍のチャンスがある」。
WATARU IWATA
初出場の岩田さんは
「夢にまで思っていた憧れの舞台に出られることに誇りを感じる。京都でのアジア・オセアニア大会では不安が大きく、職場があるので、勝たねば、というプレッシャーがあった。世界大会では自分の実力を証明したい。
2016年の前世界大会をソムリエスカラシップの上位入賞者3人で見に行った。この時に舞台に立っていたのが、石田博さんと森覚さん。この2人に憧れて、同じ舞台に立ちたいと思った。
森さんは経験豊かで、自分は右も左もわからないが、先輩に指導してもらい、ベストな状態で臨み、最高のパフォーマンスを見せ、より高い位置を目指したい。今、自分には勢いしかないが(笑)」
左端)田崎真也 日本ソムリエ協会 会長 右端)石田博 同副会長
日本ソムリエ協会副会長で、過去3回の世界大会出場の経験を持つ石田博さんは、自身も今回の世界大会の出場資格はあるものの、2000年モントリオール大会3位の経験を生かし、トレーニングサイドに徹し、ベルギー大会にも同行します。
石田さんは、
「ここ4、5回の世界大会では、何度もチャレンジしたベテランが優勝することがあり、その一方で、彗星のように現れた若いソムリエが優勝することもあるので、ベテランの森、若手の岩田の2人にもチャンスがある。
テイスティングをブラッシュアップし、メンタルも身体も鍛え、テンションを保って進んでほしい。
さらに、日本らしい礼儀、正確さ、キメの細かさをアピールしながら、強いところを見せてほしい」と激励。
2019年3月10日~15日の「第16回世界最優秀ソムリエコンクールには、国際ソムリエ協会の加盟55カ国とオブザーバー4カ国からそれぞれ1名の代表と、3大陸代表ソムリエ(ローロッパ、アメリカ大陸、アジア・オセアニア)3名、合計62名が出場予定です。
3大陸の優勝者は、ラトビア、カナダ、日本(岩田さん)ですので、この3カ国は2名の代表選手を送り込みます。
岩田さんは12月31日で、森さんは2019年1月5日で現在の職場を退職し、2019年3月10日~15日にベルギーのアントワープで行なわれる「第16回世界最優秀ソムリエコンクール」に臨むそうです。
この2人が3月15日の決勝まで残れるか?(セミファイナルは3/13)
私もアントワープまで行き、決勝を取材する予定です。
岩田さんは、隣に座って観戦します、と言っていましたが、いやいや、ぜひ2人とも決勝の舞台に立ってくださいね
[参考]
第4回アジア・オセアニア大会(京都)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/f11ceaa5b79500e4b3a24b1158d4f2fe
第14回ヨーロッパ大会(ウィーン)
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/9351ba7b3bf70a03e76fa1517130926c