ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

もうすぐ「サロン・デュ・ショコラ」

2011-01-16 23:37:02 | 甘いもん
今朝起きたら初雪が舞っていて驚きました。
うっすら積もりましたが、間もなく晴れたため、あっさりと消えてしまいましたが。

でも、雪が降るほど、このところ本当に寒い!
これで暖冬?
首都圏でもこれだけ寒い冬は久しぶりではないでしょうか?



こんな寒い冬をアツクしてくれるイベントが、いよいよ来週から始まります。

そう、チョコレートの祭典、伊勢丹の「サロン・デュ・ショコラ」です

2003年に始まったので、今年で9回目。
この9年で、消費者のショコラへの熱はかなりヒートアップしましたよね


今年のテーマは「JAPON」 だそうで、世界のトップショコラティエたちが、日本をコンセプトにしたオリジナルの限定アイテムを提案するようです。
ショコラに和の素材などが使われたりするのでしょうか。

フランスの新ブランドや、北欧特集など、面白そうなものがありそうなので、できるだけ足を運びたいと思っています。



新宿伊勢丹での開催日程は 2011年1月26日(水)~31日(月)

伊勢丹の他の店舗でも順次開催されるようですので、気になる人は要チェックです



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今頃ドイツのクリスマス菓子(笑)

2011-01-15 23:28:55 | 甘いもん
クリスマスに食べようと買っておいたお菓子ですが、タイミングを外してしまったので、ようやく今になって食べています(笑)


Aachener Lebkuchen Herzen

レープクーヘンはスパイスがきいた固焼きのビスケットで、ドイツでクリスマスの時期に食べられます。私もドイツに行った際には色々と買ってきました。

それ以来、好物になったので、先月のクリスマス前にカルディの棚でこれを見つけた時は、思わず買ってしまいました。これはドイツからの輸入品です。

昨年大人気だった「お菓子の家」もレープクーヘンをベースに作られるんですよ。

ドイツのレープクーヘンの紹介は  → コチラ

ハート型のレープクーヘンの紹介は → コチラ

ドイツのお菓子の家の紹介は → コチラ



コロンとしたハート型(Herzen)がキュート

中にアプリコットジャムが入っていました。
チョココーティングのレープクーヘンはドイツでもよく見ましたが、中にジャムが入っているのは初めてです。

5cmくらいの大きさでボリュームがあり、ジャムがかなり甘いものの、素朴でドイツらしいお菓子でした。

「Aachener Lebkuchen」 (アーッヘナー・レープクーヘン)とはアーヘンのレープクーヘンということですが、アーヘンというのはドイツの南西部の町の名前で、このあたりは果樹栽培がさかんで、ジャム類は特産品なのです。

ということは、“Aachener”となると、ジャム入りになるとか?
うーん、気になりますね~



アーヘンというと、レープクーヘンとよく似ている「プリンテン(Printen)」が有名で、日本ではマイスターユーハイムに、その名もズバリの「PRINTEN」というお菓子があります→コチラで紹介しました

ずっしり系のスウィーツが好きな人は、このプリンテンは好みだと思います


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ワンコインの魅力♪

2011-01-14 22:00:29 | レストラン&店
ここ数日、セレブな内容のブログとなりましたが、普段は庶民的なもの を愛する私です(笑)

先日も、地下鉄に置いてあった 「ワンコインの幸せ」 という見出しのフリーペーパーに目が吸い寄せられ、しっかりいただいてきました

チェックすると、ワンコイン(500円)で楽しめるにぎり寿司、焼肉、パスタ、ピッツアなどが紹介されていて、これなら行ってみたい!と思うところばかり。

500円じゃムリでしょう・・・と思っていましたが、探せばけっこうあるものなんですね。

寄席や銭湯などもあり、今やワンコインビジネスは当たり前?(笑)



と思ったら、 「375円 飲み放題&食べ放題居酒屋」 がTVで紹介されてました!

えーっ!と驚きましたが、実は「15分 375円」という時間制限が・・・

でも、生ビール(スーパードライ)あり、ハイボールや焼酎などもあり、食べ物はバイキング形式で好きなものを取れるので、かなり美味しい条件ですよね?

とはいえ、いったん飲み始めたら15分では済まなくなり、その後は結局、延長、延長、延長・・・で
(1時間で1,500円、2時間いれば3,000円)お店としてはOKなのだとか(笑)

店の名は 「おだいどこ酒場 関内店」。
15分375円は今はこの店しかないので、わざわざ都内からこのためだけに足を延ばすのは厳しいですが、近くの方はちょっと覗いてみると面白いかもしれませんね


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大満足フレンチ「プロヴィナージュ」

2011-01-13 23:58:39 | レストラン&店
ゴージャスなクロ・ド・ラ・ロッシュのワインとシャンパーニュを楽しんだのは、
よくお世話になっている六本木のフレンチ 「プロヴィナージュ」 でした。

お料理はすべてお任せで。




生牡蠣

レモンを絞ってつるりと。



レンズ豆やサーモンなどを重ねたテリーヌ

フォアグラも入っていたような?レンズ豆がヘルシーです。
これだけキレイだと、目でも楽しませてくれますね。



白子のソテー

旬のタラの白子は、むっちりクリーミー
ウイキョウとミントがスパイスに使えわれていました。



黒鯛のポワレ ジロール茸のソース

外側はカリッ、中はふっくらジューシーな魚のポワレに、旨味のあるキノコのソースがよく合いました。



小鴨のロースト 根野菜の八丁味噌ソース

ジューシーな鴨に、里いも、れんこん、ゴボウの根野菜が嬉しいですね。
ソースの隠し味は何でしょう?とオーナーソムリエから質問がありましたが、私は「八丁味噌」とすぐわかりました。
というのも、以前ここでいただいた料理で、八丁味噌を使ったソースがあったので(笑)



デセール

食事をしっかり出していただいたので、デザートは軽めのものが来ると思いきや、こんな素敵なデザートが登場しました



素晴らしいワインに美味しい料理、そしてシメの美しいデザート
この日のディナーは2010年にいただいた中でTOP3に入るほど大満足の内容でした。
ごちそうさまでした




「provinage」 (プロヴィナージュ)
東京都港区西麻布3-1-19 小山ビル2F

    http://www.provinage.com/


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豪華シャンパーニュ♪

2011-01-12 22:02:36 | ワイン&酒
素晴らしいクロ・ド・ラ・ロッシュ3本の前に開けたのは、これまた素晴らしいシャンパーニュ3本。
夢のようなラインナップでした
(暗くて画像がうまく撮れていないのですが、ご容赦を・・・)



Jean Milan 2002 Brut Selection Terre de Noel

3本の中では軽めかも?、ということで、まずこちらからスタート。

コート・デ・ブランのオジェが本拠地で、ブドウ品種はシャルドネ100%のブラン・ド・ブラン。

アロマは思ったよりも熟成感があり、酵母っぽい、乳酸菌?ヨーグルト?的な、ふくよかさがあります。
が、酸味がまだしっかりとしていて、軽やかでチャーミングでエレガント

コロンとしたボトルの形もエッチングもステキで、「ノエル」というネーミングもロマンチックなので、贈り物にしたら喜ばれそうです。テーブルも盛り上がるのではないでしょうか?



Andre Clouet Brut Grand Cru Classe 1911

ブジーとアンボネのピノ・ノワール100%からつくられたブラン・ド・ノワール。

「1911」というのはヴィンテージではなく、20世紀最高のシャンパーニュの当たり年といわれた1911年に敬意を表して付けられました。
本当に1911年産だったらスゴイですよね(笑)

1本目のブラン・ド・ブランと比べると、こちらの方が琥珀色が濃いだけでなく、熟成のアロマも深くなります。
カスタートっぽさ、バニラ、ブリュレ・・・といったニュアンスが強く現れ、より熟れた感じがあり、味わいも少し甘さを感じます。

これはNVですが、1997年、1998年、2000年の原酒をブレンドしているようなので、2002年のジャン・ミランよりも熟成感が出ているのは納得ですね。



Billecart-Salmon 1998 Cuvee Nicolas Francois Billecart

ビルカール・サールモンは私も訪問したことがあり、色々なキュヴェを飲んでいますが、この「ニコラ・フランソワ・ビルカール」も格別に素晴らしい!

コート・デ・ブランのシャルドネとモンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワール、いずれもグラン・クリュの畑からのものをブレンドしたキュヴェで、“バランスとリッチさ”をコンセプトにしています。

外観は前の2本よりもさらに濃い色調の琥珀色で、花、マロン、ミネラルのアロマを感じます。
素晴らしいと思ったのは「酸」で、非常にしっかりした酸があり、骨格の中心となるばかりか、酸の旨味がよく出ています。
ミネラルも豊富で、マロンのほっこりした感じもあり、思わず頬が緩みます



今回のシャンパーニュはどれも熟成感があったので、食中酒 にも最適です。
選ぶ食事のメニューによっては、1本でディナーを通せます。
そう考えると、シャンパーニュは実にガストロノミーなワインですよね。

ということで、今回のシャンパーニュ&クロ・ド・ラ・ロッシュに合わせた料理は・・・
また明日のお楽しみということで(笑)


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2010年のベストワインは

2011-01-11 22:22:44 | ワイン&酒
大晦日に紹介しましたが、私の2010年のベストワインはこれでした



Clos de La Roche 1996  Leroy

仏ブルゴーニュのグラン・クリュ「クロ・ド・ラ・ロッシュ」、しかも 「ルロワ」 です

1996年はいい年だし、まだ少し早いのでは?と予想していましたが、今飲んでも充分楽しめる、素晴らしい状態でした。



左端の大きなグラスがルロワ

14年という、それなりの年月を経てきただけの熟成感がありますが、果実味がうるうるジューシーで、タンニンと酸味のバランスがよく、無理をしていない凝縮感があります。

キノコ系(松茸的かも)の旨味があり、長い余韻につながる熟成のアロマにもうっとり~

芯の強さ も持ち合わせ、まさに 女王様

女性に喩えるなら、知性も感じさせる故夏目雅子さん、ソフィア・ローレン、ブリジット・バルドー、カトリーヌ・ドヌーヴ・・・といった名前が一緒に飲んだ面々から挙がりました。



飲んだのが、ちょうど年末の時期。
2010年も素晴らしいワインを色々飲みましたが、このルロワのクロ・ド・ラ・ロッシュは、大好きなブルゴーニュ、ピノ・ノワールの理想ともいえるワインでした。いい出会いに感謝です。



これと並べて飲んだのはコチラの2本


Clos de La Roche 1995(左) 1996(右)  Hubert Lignier

クロ・ド・ラ・ロッシュの生産者違い(ユベール・リニエ)の1996&1995年 とは超贅沢

1996年の方が明るく華やかで、タッチもやわらかく、お日様をよく浴びてスクスクと育った、という味わいがありました。
出汁系の風味もあり、いかにもモレ・サン・ドニ。
ちょうど美味しく飲める飲み頃ではないでしょうか。

1995年の方が若さを感じる味わいで、タンニンしっかり&果実味の輪郭がハッキリし、やや冷たさを感じました。
開いてくると、だんだんとやわらかさが出てきましたが、1995年はもう少し置いた方が良さそうです。



しかし、なんという贅沢(笑)

ルロワは本当にパーフェクトでしたが、ユベール・リニエもたっぷりと楽しませてくれました。



この日、実は、クロ・ド・ラ・ロッシュの前にシャンパーニュ3本を開けています
シャンパーニュについては、また明日にでも・・・


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こんなところにバウムの店が!@ワンダーボックス

2011-01-10 22:59:37 | 甘いもん
お休みの日は、まったりモードでまたまたスウィーツ紹介です



バウムクーヘン  夢・洋菓子工房 ワンダーボックス (茨城県那珂郡東海村)

なにか新しいバウムはないものか・・・と探していた時に見つけた店で、ちょっと気になっていたところ、嬉しいことに食べる機会がやってきました




第20回全国菓子博覧会(1984年)で金賞受賞 とありますから、意外にもけっこう前からバウムを作っている店なんですね。



金賞受賞をしっかりアピールしています



サイドにはチョココーティング



見た感じ目が詰まっています

食べてみると、やはりみっちり緻密で硬さがありました。

パサつきはなく、ほんのりしっとり系で、甘さは強め

とにかく緻密で質感がしっかりしているのが、私の好みにど真ん中



茨城県東海村は、常磐方面に出かける際に、ごくごくたま~に通ることがありますが、まさかこんなお菓子屋さんがあったとは気付きませんでした。

ココは覚えておこうと思います


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魅惑のアップルクーヘン

2011-01-09 23:41:25 | 甘いもん
先月食べた、ちょっとユニークなバウムクーヘンを紹介します。



魅惑のアップルクーヘン  パティスリー ぷちど~る (株式会社花月)

「魅惑の~」という名前がステキです(笑)

北海道の釧路が本店のようですが、製造者に都内墨田区のシールが貼られていました。
(首都圏にお店が何軒もあるようですよ)



間にフィリングを挟みトップを焦がしたブリュレタイプ
横から見る限りでは、バウムクーヘンに見えませんね~



断面はこんな感じ

下の段のバウムにはメープルシロップが染み込んでいるのがわかりますか?
バウム生地がじっとりするほど染み込み、かなり甘さを強く感じます。



間にサンドされているのは リンゴのシロップ煮

このリンゴも甘いのですが、甘酸っぱいので、全体の中でいい働きをしています。

ブリュレが香ばしく、甘さもしっかりしていますが、メープルのジューシーな感じもよかったですし、クセになる好きな甘さです(笑)

見た目もユニークなので、手土産にしたら喜ばれそうだわ と思いました。


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ブログのチカラ

2011-01-08 22:04:11 | 雑記
ブログを本名で書いているせいか、知り合いが偶然見つけてくれてメールをくれたり、また、古くからの友人が見てくれていたりするようで、
届いた年賀状のいくつかにも、「ブログ見てますよ~」と書かれていました

ありがたいことです



昨日は中学時代の友人からブログ経由でメッセージをもらったり、
また先日は、以前、仕事でお世話になった人が、ここで紹介したレストランに行ってくださったりと(レストランのスタッフから連絡をもらいました)いうことがありました。

その逆で、まったく初対面なのに、このブログを見てくださっている人から出先で声をかけてもらったこともあり、

ブログのチカラってスゴイ って思いました(笑)

みなさん、今後ともどうぞよろしくお願いします


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大好物な上質焼き菓子

2011-01-07 23:31:56 | 甘いもん
バウムクーヘンラブ、あんこラブな私ですが、そもそも甘いものは何でも大好きなわけで・・・(笑)

焼き菓子系も大好物のひとつです

今回紹介する上質な焼き菓子たちも、非常に美味しくいただきました



TEEBISSEN  ユーハイム・ディー・マイスター

見た目はノスタルジックな、シンプルなひと口サイズのクッキーたちの詰め合わせですが、これが本当に美味しかった!



どれも味にメリハリがあり、特にバターがしっかりときいていました。
ベーシックで上質な味わいなので、食べていてほっと落ち着き、まったりします。




Langue de chocokat a Paris  Peltier

ちょっとオシャレ感のあるパッケージのこのお菓子は、
2種類のクリームを挟んだチョコレート生地のラングドシャクッキーです。


アーモンドクリーム(左)と、へーゼルナッツクリーム(右)の2種



薄いラングドシャクッキーの生地が軽やかなのに、中にサンドしているクリームがどちらも濃厚で風味が強く、これも美味



他のお菓子に比べると地味に見えるこうした焼き菓子ですが、改めて食べてみると本当においしくって、しかもやっぱり超好みのスウィーツだと実感させられました。

これからも色々な焼き菓子を食べていきたいですね~


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吉祥寺「小ざさ」の壷最中

2011-01-06 22:17:13 | 甘いもん
いつも年末には吉祥寺に出かけ、行列のできる羊羹で有名な「小ざさ」最中を買いに行くのですが、昨年末は行けなかったので、ネットで届けてもらいました。

この店は配送料が安いこともあり(関東周辺なら450円)、お届け物にしたい時にはネットをよく利用しています。
が、自宅用は、吉祥寺に出かけた際に必ず店に寄って買っていました。




店で買う際は箱代のかからない“バラの袋詰め”を選んでいますが、取り寄せは“箱入り”が基本


よって、今回、箱に入った最中の姿を初めて見ました

ということは、実は小ざさの最中のお取り寄せは、私にとって2011年のお正月の 「プチ贅沢」 だったかもしれません(笑)



壷最中  小ざさ

小ざさの最中は、小豆の粒あんと、大粒の白インゲンの入った白あん の2種。
どちらもふっくら炊かれたあんが魅力です

材料は当然よく吟味していると思いますが、炊き方の技術と、使っている水の質の良さも大いに影響しているように思います。

この最中を大晦日に届けてもらい、今年は年明けから楽しんでいました




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2011年正月は「プチ贅沢」で

2011-01-05 22:35:24 | 雑記
続く不況で、消費者の懐も寒く、財布のヒモもカッチリ固い昨今でしたが、今年のお正月は「節約疲れ」のせいで、ちょっとゆとりのある「プチ贅沢」なものが売れたとか。

その代表が 「おせち」 で、1.5~3万円前後のソコソコいい価格帯のものが出て、家庭を中心に楽しまれたようです。
中には10万円超のおせちが何セットも出た!なんていうところもあったようですし。

うちではおせちは頼まず、黒豆、紅白のカマボコ、数の子などなど、それぞれ個別に買って準備したので、「プチ」も付かない、「贅沢」とはまったく無縁の正月料理が並びました。

が、それでも、カマボコは普段よりかなりいいものを選んだりと、節約!という気持ちが少しだけゆるんだかもしれません(笑)



このお正月、みなさんはどんな「プチ贅沢」を楽しみましたか?


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巣鴨「アルル」の古代パン

2011-01-04 21:18:00 | パン
巣鴨の「アルル」といえば、パン好きには有名な店ですね

ここ最近、巣鴨は何度か行っているのに、「アルル」のことをすっかり失念していましたが、先日出かけた際にふと思い出し、いくつかパンを買ってきました。



左)フルーティーマラスキーノ(S 380円)  右)古代パン(350円)

「アルル」といえば、原材料にこだわったパン、天然酵母を使ったパンで知られていますが、おそらく他の店にはないと思われる超個性的なパンが 「古代パン」 です。

なにゆえ「古代」???

店で対応してくださった店主の話によると、紀元前2000年頃のエジプトで作っていたパンと同じく「材料は粉(無農薬)、岩塩、自然水だけ、天然酵母(パン種)やイーストを使わないでつくった発酵パン」だからのようです。

「天然酵母パン」と呼ばれるパンも、レーズンなどから酵母を抽出して作ったパン種を使ってパン生地を作りますが、この「古代パン」は、そうしたものは一切使っていないとのこと。



酵母やイーストを加えていないのに発酵が起こっているのは空気中の酵母菌の働きがあるからで、これはワインの発酵に通じるものがありますね。



底もしっかり焼けていて、皮はかなりハードでした

まずは薄くスライスして、そのまま食べてみましたが、思ったよりも水分量があり、しっとりしています。
酸味はマイルドで、ほのかに甘味があり、これは好きなタイプです

次はスライス後、軽く焼いてみました。
バターを付けてもイケましたし、瓶詰めのテリーヌを塗って食べてみたところ、これがワインに本当によく合いました
焼くとムッチリ感が出て、噛み応えがクセになるほど

店ではクリームチーズを塗ることを勧めてくれましたが、それも合いそうですね。





もうひとつ食べてみたのは、レーズンから取り出した自家製酵母を使い、洋酒漬けのブルーベリーやクランベリー、レーズンを加え、クルミを混ぜたハードパン 「フルーティーマラスキーノ」
砂糖、油脂、卵、乳製品は使っていません。


フルーティーマラスキーノの生地は思ったよりも軽めでした (奥は「古代パン」)

ドライフルーツの甘さと、たっぷり入ったクルミが嬉しく、これも薄くスライスして軽く焼き、ワインのお供に楽しみました



店の話では、「酸味が苦手な人もいるようで・・・」とのことでしたが、私は全然大丈夫で、むしろ、もっと酸っぱくてもいいくらい(笑)

「古代パン」も気に入りましたし、他のパンも試してみたいので、近くに行く機会があればまた寄りたいと思っています。




個性パン創造 アルル

  東京都豊島区巣鴨1-21-11


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ユーハイム「マイスターシュトュック」のピラミッドケーキ

2011-01-03 23:42:39 | 甘いもん
昨年食べたバウムクーヘンの中で最も驚いたのは、先日紹介したトゲトゲのバウムですが(笑)

やっぱり安心する美味しさだわ~と思ったのが、バウムの定番「ユーハイム」の新ブランド
「マイスターシュトュック」のピラミッドケーキでした


「ピラミッドケーキ」  マイスターシュトュック



ユーハイムの創始者カール・ユーハイムが日本で初めてバウムを焼いて出品したのが、1919年の広島でのドイツの作品展示会でした。
以来、代々のユーハイムの職人によって焼かれてきたバウムークーヘンは、今ではさまざまな種類があり、私も色々と食べてきました。




2010年、最も新しいユーハイムのバウムクーヘンブランドとして東京駅の駅ナカ(エキュート)に誕生したのが「マイスターシュトュック」です。

カール・ユーハイムのお菓子作りの精神を受け継ぐマイスターたちの技術の粋を集めたバウムということで、「マイスターシュトュック(職人の逸品)」と名付けられました。




面白いことに、これは「バウムクーヘン」ではなく、その姿から 「ピラミッドケーキ」とされています。

ユーハイムのバウムは保存料や添加物、酸化防止剤を使っていないのですが、それはこの「マイスターシュトュック」も同様。
それゆえ、添加物への注意はもちろん、原材料にもこだわっています。

特にこだわっているのは、特注の「オリジナルバター」で、主に北海道の牛乳を材料にしているとのこと。


なかなかお目にかかれるチャンスがなかったのですが、年末になってようやくいただきました

キメが細かくみっちりとし、口当たりもしっとり としています。
日にちが経っても、このしっとり感はそのままで、むしろ味が落ち着いてきたようにさえ感じました。

ああ、やっぱり期待を裏切らない!



しかし、この姿は、同じユーハイムの「デア バウムクーヘン」とそっくり

いつか、並べて食べ比べをしてみたいですねぇ(笑)


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年末年始は断捨離(笑)

2011-01-02 23:33:05 | 雑記
2010年は、モノを潔く捨てて整理する 「断捨離」 (だんしゃり) が流行ったようですが、私のこの年末年始もコレに当てはまったかも

長年手を付けられないまま放置していたものをザックリ片付け、それこそ部屋のレイアウトが変わるほどで、ゴミもドッサリ出ました。

プチ日曜大工仕事もあったりで、おかげで足腰ガクガクですが、新年から身の回りがスッキリ&サッパリしているのは、やはり気持ちがいいですね

このまま1年が過ごせればいいですが(笑)


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