ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

「シャルル・エドシック」のロゼシャンパーニュと日本茶を比較試飲

2017-03-16 17:58:12 | ワイン&酒
昨日に引き続き、シャンパーニュの話題をもうひとつ。

先週、シャンパーニュの Charles Heidsieck シャルル・エドシック から
最高醸造責任者のシリル・ブラン氏が来日し、興味深いセミナーが行なわれました。




シャルル・エドシックのロゼシャンパーニュと日本茶の老舗「一保堂」(創業1717年)がコラボし、両者を比較テイスティングするというものです。



シリル・ブラン
1969年、シャンパーニュ地方アイ村生まれ。
ヴーヴ・クリコのワインメーカーを経て、2015年よりシャルル・エドシックの最高醸造責任者に就任。

シリルさんは、日本に来るたび、よく日本茶を飲んでいました。
ワイングラスを手にすると回す習慣のあるシリルさんは、日本で宿泊したホテルの朝食バイキングでも、日本茶を手にした時に、つい日本茶の茶碗を回してしまったとか(笑)

そんなこともあり、ある時、日本茶とシャンパーニュって、つくり方の点でも似ているのでは?と思うようになり、今回のセミナーに至ったそうです。



たしかに、茶もブドウも、栽培場所を選び、注意深くしつらえられた畑から生まれます。
茶葉も、寒冷地で育ったものは、香りがいいそうです。

収穫時期は異なりますが、どちらも手摘みでていねいに収穫され、その後の過程も注意深く手を掛けられ、シャンパーニュは40~50ものワインを並べてテイスティングしながらアッサンブラージュを、茶葉の場合は「合組(ごうぐみ)」と呼ばれるブレンドを経て、ひとつの銘柄となります。



「人生の時間を、より豊かに楽しめるものがお茶です。土から育ち、人の五感でつくり上げるお茶は、シャンパーニュと同じ」と、一保堂 広報担当の足利さん。

たしかに、シャンパーニュとお茶は本当によく似ています。



今回はシャルル・エドシックのロゼシャンパーニュ2種と一保堂のお茶2種の比較試飲です。


左より)
一保堂 煎茶「くき煎茶」 (希望小売価格 900円、税抜)
Charles Heidsieck Rose Reserve NV (同9,500円)
一保堂 抹茶「雲門の昔」 (同4,000円)
Charles Heidsieck Rose Vintage 2006 (同13,000円)




お茶は湯で普通に淹れて、器ごと冷やし、シャンパーニュと同じ温度で提供されました。



煎茶「くき煎茶」はもわもわとしていて、色は淡いたまご色。口当たりはソフトで、フルーティー。甘み、うま味があり、ほのかな塩味も感じました。タンニンの余韻が心地よく口の中に残ります。

シリルさんは、「春の香り、花、ゆず、グレープフルーツの香りを感じたそうで、口に入れると、ベジタルでドライな印象があり、余韻の中にリフレッシュする後味、トニックのような刺激的な味もある。どんどんお代わりして飲みたい、嬉しくなるような味」という感想でした。

「くき煎茶」と比較したのはロゼ・レゼルヴです。フルーツのアロマが豊かで、口の中でもフルーツ感がいっぱいに広がります。思ったよりも酸とタンニンがしっかりありますので、フードに合わせるのも良さそうです。




抹茶「雲門の昔」は鮮やかな色!香りはやや青っぽく、若さを感じます。濃度もあり、味わいはまろやかでクリーミー。生のナッツっぽさも感じました。

シリルさんは、「見るからに厚みがあるのを感じる。パプリカやほうれん草、野菜っぽさがある。驚くほどテクスチャーがクリーミーで、発酵が始まった牛乳のような乳酸っぽさを感じる。時間をかけて楽しみたいお茶で、日曜日の朝、ゆっくり準備し、ゆっくり楽しみたい。シャンパーニュは毎朝飲むわけにはいかないし(笑)」とのこと。

この濃密な抹茶と比較したのは、ロゼ・ヴィンテージ2006。レゼルヴよりも色が濃く、香りも濃密で複雑です。泡のキメが細かい!骨格がしっかりとし、酸の厚みもあり、うま味、複雑味があり、余韻が長いです。
これこそ、手をかけた料理と一緒に楽しみたいシャンパーニュです。



Charles Heidsieck Rose Reserve NVCharles Heidsieck Rose Vintage 2006

ロゼ・レゼルヴは、ピノ・ノワール40%、シャルドネ35%、ピノ・ムニエ25%。
これは2008年がベースで(80%)、20%は比較的若いリザーヴワインが使われています。
ピノ・ノワールの赤ワインを6%ブレンドしてロゼの色を出しています。

ロゼ・ヴィンテージ2006は、ピノ・ノワール63%、シャルドネ37%。
グラン・クリュとプルミエ・クリュのみ、15のクリュから選別したブドウが使われます。



シャルル・エドシック は非常にユニークなシャンパンハウスです。
シャンパンハウスとしては初めてアメリカをターゲットとし、誰もが成し得なかった大きな成功を収めたのが、まだ20代の若者だったシャルル・エドシックです。

彼は、“クレイエール”と呼ばれる採石場を購入して熟成貯蔵庫とするなど、いつも革新的、行動的な人でした。



クレイエールの中で、この角度から見たシルエットが、ボトルの形になっています。

シャルル・エドシックは、日本市場においてはしばらく途絶えていましたが、2015年9月から再度入ってくるようになりました。

しかしながら、シャルル・エドシックのシャンパーニュは世界中で人気で、しかも、生産本数は少ないので、供給が追い付かない状況だとか。

見つけたら買っておきたいシャンパーニュです

※シャルル・エドシックのシャンパーニュについては、2015年9月の日本再上陸の際に詳しく書いた記事がありますので、参照してください。
コチラ

(輸入代理店:日本リカー株式会社)

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乾杯からデザートまで一皿ずつ合わせて楽しむシャンパーニュ

2017-03-15 11:26:23 | ワイン&酒
まもなく春のお彼岸を迎えます。今日は真冬並みの寒さですが、暦の上ではすっかり
春は卒業の季節ですが、新しい始まりの季節でもあります。

お祝いの席も多いですが、お祝い向けのワインといえば、やはり“シャンパーニュ”

泡立ちが華やかで、口当たりもよく、白かロゼなので、赤ワインが苦手という人も、シャンパーニュならウエルカムに違いありません。

とはいえ、シャンパーニュは、最初の乾杯~♪で終わってしまうことが多いと思います。
それは大変残念なことです。

シャンパーニュは、乾杯だけでなく、その後の料理から最後のデザートまで、ずっと楽しめるワインなんです。
1本のシャンパーニュで最初から最後まで通すことももちろんできますが、一皿ずつ違うシャンパーニュを合わせることもできます。

昨年末のことになりますが、シャンパーニュ地方ワイン生産同業委員会 日本事務局の主催による「ブラインドテスティングディナー」を取材しました。

食前からデザートまで、すべての料理それぞれにシャンパーニュをペアリングさせました。
その際は銘柄は明かされませんでしたが、ここでは最初に種明かしをします。



指南役は、銀座レカン」のシェフソムリエを経て独立され、現在はワインテイスターとして活躍されている大越基裕さんです。



大越さんによると、「マリアージュのポイントは、味わいを同調させること」

味を付け足すことは難しいけれど、“同調”はそれほど難しくないと言います。
例えば、柑橘のニュアンスとか、やさしい味わいとかを同調させます。

また、一般的に、泡のあるワインには、カリッとしたテクスチャーのものが合い、軽い脂質のあるものも良く、レモンなどの酸味を加えると合わせやすくなるといいます。

では、実際にペアリングしてみましょう。



1)HENRI GIRAUD Blanc de Craic (希望小売価格 税抜 10,000円)
2)BILLRCART-SALMON Brut Reserve NV (同 7,500円)


1本目を、アペリティフ盛り合わせとアミューズブーシュに合わせます。


アペリティフ盛り合わせ
鯖のリエットとグラニースミス(リンゴ)のコルネ/リ・スフレ 菜の花/鱈プランタード
ワカサギ じゃが芋/パンフスレ カニ、アボカド、セミドライトマト/サボイキャベツチップ/雲丹とキャビアタルト


アミューズブーシェ
くぬぎ鱒タルタル 自家菜園二十日大根 燻製クリーム シトロンコンフィ

HENRI GIRAUD Blanc de Craicはシャルドネ100%。甘い熟れたアロマがブリオッシュを思わせ、味わいもコクがあり、ふくよかで、こっくりしています。アペリティフに合わせるにはリッチな味わいですね。



カリッとして脂があるもの―じゃが芋を外側に巻いたワカサギのフリットは、条件ピッタリ!
パンスフレ(四角い揚物)、鱈のプランタードのコロッケも同様です。
グラニースミス(リンゴ)はいいですが、鯖のリエットはやや生臭くなるかもしれません。
ウニはバッチリ合いました!

アミューズブーシュの鱒のタルタルの方は生臭みはありません。レモンが利いています。
二十日大根がサッパリしておいしく、シトロンコンフィも甘酸っぱくておいしく、シャンパーニュに合いました。


次のBILLRCART-SALMON Brut Reserve NVには帆立のポアレを合わせました。


帆立のポアレ 天然平茸 天然クルミ ラルド 根セルフィーユ 花穂 ゆず

シャンパーニュの構成は、シャルドネ30%、ピノ・ノワール25%、ピノ・ムニエ45%。
ステンレスタンクのみで発酵、熟成。低温でゆっくり発酵させています。
泡立ちの勢いがよく、アタックは軽やかでデリケート。酸がしっかりあり、スッキリとしてエレガントな味わいで、白い果肉の果実、若い洋梨を思わせます。

根セロリのピュレが甘くクリーミーなので、今回のビルカールにはもったり気味かも。ゆずはいいアクセントになっています。
ホタテの甘みとはよく合い、クルミの香ばしさがさらにマリアージュを引き立てます。



3)GEOFFROY 1er Cru Cumierres Expression Brut NV (同 5,800円)
4)MAILLY Grand Cru Blanc de Noirs (同 7,500円)

GEOFFROY 1er Cru Cumierres Expression Brut NV
は、シャルドネ10%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ50%。
フォアグラに合わせました。


フォアグラナチュール カルバドスとバニラ風味のフォアグラパウダー 
ルレクチェ ゴマチュイル

GEOFFROY 1er Cru Cumierres Expression Brut NVは色がやや濃いめで、骨格がしっかり、かっちりしています。酸の厚みがあり、キリッとしています。全体的にザックリとした感じがあり、マニッシュな印象を受けました。
この酸の厚みが、フォアグラのねっとりした感じとよく合い、オトマのマリアージュです。



ルレクチェ(洋梨)の甘さがバランスを取っています。
ゴマパウダーは口の中でもっさりするので、これはちょっと微妙かも。



鮟鱇 チョリソー 自家菜園人参 オレンジ 黒オリーブ レモンタイム

MAILLY Grand Cru Blanc de Noirsは、ピノ・ノワール100%。
色は濃いめ。アロマは最初は控えめながら、アタックは複雑味があります。オレンジ、オレンジの皮のビターなニュアンスがあり、料理に使われているオレンジとの同調性はバッチリ。ワイン自体に力があり、骨格がしっかりしているのが素晴らしいと思いました。
鮟鱇はもう少し塩が利いている方が、力強いシャンパーニュと合います。スパイシーなチョリソーとの組み合わせは良かったです。



パンとバター、ブリオッシュと一緒でもおいしく、コンテチーズにもよく合うと思います。



5)PERRIER-JOUET Belle Epoque 2006 (同 22,000円)

メインの肉料理は、ベル・エポックと。
シャルドネ50%、ピノ・ノワール45%、ピノ・ムニエ5%。熟成は6年。


川俣軍鶏ロティ 黒トリュフ カブ

PERRIER-JOUET Belle Epoque 2006の風味はバター系。外側は少し硬く、冷たさがある。酸はしっかり厚みがあり、ややストイック。スモーキーなニュアンスもあり。最初に飲んでも最後に飲んでも味わいは安定し、変化が少ない。アロマは豊かでスパイシー。実にいいシャンパーニュです。
軍鶏は肉質がしっとりで味が濃い。外側はパリッとしているので、ワインのテクスチャーとよく合います。ソースがおいしい!



6)DEMOISELLES Brut Rose NV (同 8,240円)

デザートには、シャルドネ85%、ピノ・ノワール15%のロゼシャンパーニュを。
ピノ・ノワールはグラン・クリュのブジー村のブドウを使っています。


ミカンとマスカルポーネのプレデセール


バラとイチゴのデセール

バラ色のロゼシャンパーニュは、その外見でさらに気分が華やぎます
ベリー系の果実味がチャーミング。ジューシーでみずみずしい味わいが、フルーツのジューシーな酸味とよく馴染みました。

プレデセールのミカンがフレッシュで、サッパリとして、それがこのロゼシャンパーニュによく合いました。
イチゴのデセールの方にはショコラブラン(ホワイトチョコ)が使われているのですが、イチゴは文句な合いく、ショコラブランにもガトー生地の方にも合いました。

今回の6種のシャンパーニュのドサージュは、上から番号順に、7g、7-8g、8g、8g、9g、10-11g/Lで、最後のロゼシャンパーニュが最も甘さが強くなっています。
この甘みがデザートの甘みとよく同調しています。
ただ甘みがあるだけでなく、甘みとバランスの取れたキレイな酸がちゃんとあることもポイントです。





今回は、銘柄という先入観のないブラインドで、シャンパーニュの味わいそのものと料理を合わせました。これはワクワクしました。

こんなふうに、レストランでお皿に合わせてソムリエに選んでもらうのは最高に贅沢ですが、本数を絞れば、家庭でもしっかり楽しめます。

例えば、軽快でスッキリ飲めるエスプリ系のブラン・ド・ブラン、ボディに厚みがあり、複雑味があってこっくりした味わいの熟成シャンパーニュ、チャーミングでしっとりとした味わいのあるロゼシャンパーニュの3本を順番に、というのはいかがでしょうか?

普段ならスティルワインでペアリングをするところを、すべてシャンパーニュに置き換えてみるのも、特にお祝いの席などでは特別感があって喜ばれること間違いないと思います。




シャンパーニュを飲む時のグラスを色々と変えてみるのもオススメです。
上の画像のグラスは、左から、2)、3)、4)、5)のシャンパーニュで使用しました。



左は1)、右は6)のロゼシャンパーニュに。ロゼ用はかなり大きい!

シャンパーニュには、通常は左のようなフルート型のグラスを使うことが多いですが、今回はシャンパーニュごとに違う形のグラスで楽しみました。
スティルワイン用の大きめグラスを使うと、ワインがよく開き、スティルワインのように楽しめます。

もう、すぐにでも試してみたくなったのでは?(笑)

この春は、料理とシャンパーニュのマリアージュをぜひとも楽しんでみてください

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本日よりシャトー・メルシャン直営バルで日本のロゼワインフェア開催

2017-03-14 10:00:00 | ワイン&酒
なんだか雪が降りそうだとか、冬のような寒い日が続いたりもしていますが、暦の上では春のはずですよね?(笑)

しっかりと春気分を楽しむなら、「Château Mercian Tokyo Guest Bar(シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル)」で今日から始まる「花を愛でるロゼワインフェア」に行ってみるのはいかが?

日本ワインのリーダー的存在である「メルシャン株式会社」(社長 横山清)が運営する「Château Mercian Tokyo Guest Bar(シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル)」(港区六本木)が3月14日(火)より期間限定フェアを開催します。

シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バルは、日本ワインの魅力を気軽に体験できるコンセプトショップで、普段からメルシャンのワインと旬の食材が楽しめますが、春!ということで、華やかな彩りのロゼワインと春の旬の食材を用いたオリジナルメニューのマリアージュが期間限定で楽しめます。

メルシャン直営ショップだけに、ワイン価格は かな~り良心的
これは行かなくちゃね




花を愛でるロゼワインフェア

期間:2017年3月14日(火)~4月15日(土)

[提供ロゼワイン]
長野のあわ <辛口>
日本のあわ 穂坂マスカット・ベーリーA <辛口>
シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード ロゼ <辛口>
シャトー・メルシャン アンサンブル ももいろ <辛口>
日本の地ワイン 国中マスカット・ベーリーA ロゼ <ほのかな甘口>

[期間限定メニュー]
・信州サーモンと春野菜のテリーヌ
・駿河湾産桜海老と春の山菜のフリット
・馬肉の手毬寿司
・メバルのポワレ 有機玄米とボルドー産ホワイトアスパラガスのビスク仕立て

※フェア詳細 → コチラ

店舗:シャトー・メルシャン トーキョー・ゲスト・バル
東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー B1
(地下鉄南北線「六本木一丁目」駅 直結)

公式サイト
http://www.chateaumercian.com/places/tgb/

Facebook
https://www.facebook.com/cmtgb


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フランスがアツイ!ワインの国際展示商談会「Prowein2017」

2017-03-13 15:31:24 | ワイン&酒
ワインの国際展示商談会は世界中で開催されていますが、最もワールドワイド、かつプロフェッショナルなものを一つ挙げるとすると、私なら、ドイツのデュッセルドルフで毎年3月に開催される 「Prowein」(プロワイン)です。

こうした試飲商談会は、ともすると、開催地、開催国が前面に出がちですが、Proweinはどの国も平等に扱われ、開催国であるドイツが優先されることはありません。

実際、各国のワイン生産者に話を訊くと…

「他の展示会ではその国、地域が特別扱いされ、他国生産者は居心地が良くない」

「単なるお祭り的な展示会もあるが、Proweinはビジネスに徹しているのがいい」

「Proweinはプロが来場する」

と、Proweinを高く評価しています。



今年は3月19日~21日の開催です

実際、年明けになると、各国のワイン生産者から、「Proweinに出展します。ブース番号は…」という案内メールや招待状がたくさん届くようになり、彼らの意気込みを感じます。

国としてもProweinに力を入れる傾向があるようです。

例えば、フランスにはボルドーで隔年に開催する国際展示会「Vinexpo」がありますが、BUSINESSFRANCE(ビジネスフランス:フランス大使館貿易投資庁。2017年1月1日より食品産業の国際展示会のパビリオン事業はビジネスフランスに統合)は、よりプロフェッショナルなワイン展示商談会である「Prowein」に注力し、ヨーロッパのマーケットに広くアプローチしよう、というする姿勢を見せています。
Proweinには世界中からバイヤーが来場しますが、やはり最も多いのは周辺の欧州でしょうからね。

先日、ビジネスフランスの方々と都内でミーティングがあり、Proweinでのフランスパビリオンの出展内容を聞いてきました。

Prowein 2017」全体では世界60カ国、出展総数6,300社と、過去最高の規模。

その中で、フランスパビリオンは11&12ホールの延べ6300平米に843の生産者・ネゴシアンが出展します。


ProWein 2016 ©Photo Faust Favart

フランスパビリオン内には、北はアルザスから南はプロヴァンスやコルシカ島まで、各地方の生産者団体や、複数の地方を統括するヴァン・ド・フランス、フランス・ヴァン・ビオなど、さまざまな出展ブースがあります。


French Organic wines -Prowein 2015


Loire Valley -Prowein 2015


Best Value Vin de France 2015 selection 100 -Prowein 2015



※これらの画像はProwein 2015取材時に私が撮影したものの一部です

「ProWein 2017」 フランスパビリオン出展社カタログ
http://www.frenchpavilionbybusinessfrance.com/prowein2017/



フランスパビリオンで注目したいのは、ワインばかりではありません。
ホール12、A100ブースで開催される各種マスタークラスセミナーも面白そうです。
セミナーの言語は、英語またはドイツ語になります(セミナーによる)

各生産地、オーガニックワインなどにフォーカスしたセミナーがある中、初耳!というものがありました。

ワイン関連スタートアップの連合体 「La WineTech」によるセミナーで、
3月20日(月)12:00~13:00にホール12のA100ブースで開催されます。

“スタートアップ”とは、アメリカのシリコンバレーと関係のある会社形態のようです。
ベンチャー企業と同じ?なのかと思いきや、ただの起業ではなく、継続的に大きな成長を続けていく企業形態だとか。

「La WineTech」は ワイン関連のスタートアップの連合体で、2016年6月に仏ボルドーで立ち上げられました。

目的は、モバイルアプリ、ウェブサイト、その他のニューテクノロジーやアイデアを用い、ワイン業界に新しいソリューションをもたらすこと

立ち上げ当時は20社ほどでしたが、現在は50社以上のメンバー企業(スタートアップ)が参加し、消費者向け(BtoC)からビジネス向け(BtoB)まで、ワインに関するさまざまなソリューションを提案しています。

La WineTechが対象としているのは、全世界です。
始まりはフランスからですが、現在は主要市場で活動しているさまざまな国籍の企業も加わり、ワイン関連スタートアップの初の世界的コーディネートの場として注目を浴びてきています。

La WineTechに参加しているスタートアップ企業の中には、ワイン業者専用マーケットプレイス、ワイナリー向けデジタル資産ツール、業者向けの少量(20ml)ワインサンプル提供、ワイナリーとファンをつなぐモバイルアプリetc...と、実にさまざまなジャンルがあります。
日本でワインビジネスに携わる業界関係者には、ぜひ気にかけてほしいです。

Proweinでセミナーに参加するのがベストですが、Proweinに行かない方は、La Wine Techのサイトをぜひチェックしてみてください。

La Wine Tech
https://www.facebook.com/lawinetech/


Prowein フランスパビリオン セミナースケジュールコチラ
※各セミナーの定員は50名と少ないので、早めの予約をオススメします。



私がProweinに行った2年前(2015年)は、日本人のバイヤーは非常に少なかったですが、昨年は増え、今年はかなり多くのバイヤーが参加するようです。


Prowein 2015 にて

会場で出会った知り合いの輸入元バイヤーは「本気で探すならProweinがベスト!」と言っていましたが、私もそう思います。
上述したように、世界60カ国から6300の出展社が集結します。

来場者は、今年は世界各国から5万5000人が見込まれているそうです。
会場内はとても広いので、行かれる方は、体力を温存しながら3日間を過ごしてください。


Prowein 2017(3月19~21日)
http://www.prowein.com/


デュッセルドルフは日本から直行便が出ているので、非常に便利です


Prowein会場の近くにはトラムの駅もあり、アクセス良好です


バスも使えます

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新年ワイン会は個性豊か!

2017-03-12 17:58:39 | ワイン&酒
遅ればせながらの新年会を、ワイン仲間と2月に開催しました。

六本木のワインビストロ「ル・クール」さんに、またまたワインを持ち込ませていただきました。


左より)
BERRANDE 2009 Quinta da Muradella(Galicia, Spain)
Wither Hills Pinot Noir 2011(Marlborough, New Zealand)
Chateau Brown 1995(Pessac-Leognan, Bordeaux)
Chateau d'Armailhac 2000(Pauillac, Bordeaux)

順番が前後しますが、赤はNZのピノ・ノワール、スペインのメンシア100%、熟成ボルドーのペサック・レオニャンとポイヤック対決。

ピノ・ノワールはモダンで明るく、ピノのキャラクターがキレイに出ています。

白ワインの方がよく知られているガリシアのメンシアというのが面白く、色は明るく、まだまだ全然若い!またずっと先に飲んでみたいですと思いました。

シャトー・ブラウンはクラシカルなスタイルで、最初は若干閉じ気味でしたが、だんだんと開いてきました。

ダルマイヤックはまろやかさがありますが、まだ若々しく、キレイな味わいでした。




Sula Sparkling MG(India)

乾杯はインドのスーラのスパークリングで。マグナムです。
これはもう何度も飲んでいますが、酸が穏やかで、やさしい味わいです。



Le domaine Albert Seltz 2010 Sylvaner Grand Cru Zotzenberg (Mittelbergheim,Alsace)
ある晴れた日 2016 Fattoria AL FIORE(山形県南陽市)

白は仏アルザスのシルバネールで、やや残糖を感じます。ハチミツ的なニュアンスがあり、ピュアで透明感のある味わいでした。スモークした料理に合いそう。

ロゼ色のワインは山形のもので、「ある晴れた日」がワイン名です。
「hana」(スチューベン&ナイアガラ)+「sola」(デラウエア)のブレンド?で、ブドウを買い、醸造所を借り、2015年からワイン造りをしている生産者だそうです。



濁ったロゼ色で、飲むとデラウエアのニュアンスが一番強く感じます。
果皮のタンニンの感じがあり、少しザラつきますが、みずみずしい味わいで、脱力系ワインといえるでしょうか。
日本のワイン、本当に色々なものが出てきましたね。

この後に、赤ワインを飲みました。



お料理はおまかせで。


生ハムのサラダ


スモークサーモンのタルタル


珍しいカスベ! パン粉焼き





今回も、個性豊かなワインが揃いました。
ごちそうさまでした

Le Cœur ル・クール
東京都港区六本木7-9-5 森長ビル2F
http://www.lecoeur-roppongi.jp/


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甘~い!福島の苺「ふくはる香」

2017-03-11 17:36:46 | おいしい食べもん
今日で、東日本大震災発生から6年
母のふるさとである福島は、震災そのものの被害だけでなく、原発被害もあり、色々な面で復興が厳しい状況が今も続いています。

今週、福島の叔母が送ってくれた、福島で誕生したイチゴ 「ふくはる香」



とても大きくて甘いイチゴで、ほおばるような状態で食べています

「ふくはる香」をいただくのは、今年2回め。
前に送ってもらった時 よりも、大きさも甘さも増しているのは、春に近いからでしょうか。



“シャンパン&イチゴ”ではなく、スパークリングタイプのSOAVEと合わせてみました。



母の実家は会津で、叔母がいるのは喜多方。
会津は原発から離れているため、原発周辺の住民の方たちの避難地にもなっています。

叔母は、会津産のお米、野菜、果物など、しょっちゅう送ってきますが、その都度、嬉しく、ありがたく食べています。

しかし、今もなお、福島産の農産物に抵抗がある、という人が多いという話を耳にします。
そう思うのは各自の考えがあってのことなので、私の意見を押し付けることはしませんが、なんだかやるせない気持ちになります。

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土着品種が面白いアルメニアのワイン!

2017-03-10 17:27:49 | ワイン&酒
先月、アルメニアワイン を飲む会を、こじんまりと開催しました。

きっかけは、知り合いのインポーターの田村さんが新たにアルメニアワインの輸入を始めたことです。
昨年末に1本飲む機会がありましたが、もっと他にも色々と飲んでみたくなり、仲間内に声をかけてワイン会を開催しました。




アルメニアはワイン発祥の地のひとつですが、どんな国なのか、ほぼ知られていないのではないでしょうか?

黒海とカスピ海の間にあり、北はジョージア、東はアゼルバイジャン、南西はトルコ、南東はイランに囲まれています。

現在はトルコにあるアララト山は、かつてはアルメニア人がその麓に住んでいました。
アララト山はノアの方舟が漂流して辿り着いた場所とされており、ノアはワインづくりを行なった最初の人物?とされています。

現在、世界最古のワインがつくられた場所はジョージアからアルメニアにかけた一帯が最有力とされ、8000年以上前のワインの遺跡も発見されています。

アルメニア では古くからワインづくりが行なわれ、古代都市バビロンにも船でワインを運んでいました。
この川がユーフラテス川で、分水嶺はアララト山麓にあります。

船でワインを運んでいる様子がワインのエチケットに描かれていました。



私が調べたところでは、船に藁を敷いて樽を載せて運び、ワインを売った後は、船の材料の木材も売り払い、船を保護していた動物の革だけはロバに積んで陸路で持ち帰る、というものでした。
川は急流なため遡れません。
ロバはワインを売った先で買うのかと想像していましたが、最初から一緒に乗せているんですね。



さて、肝心のワインですが、今回飲んだのは7本で、泡1、白3、赤3です。



左端)KARAS Extra Brut 2014 (A) ←産地(下記参照)

タンク内二次発酵の白の辛口スパークリングワインで、さっぱりとしたドライな飲み心地です。
飲みやすい味わいなので、乾杯用や食前酒としてはもちろん、前菜、あっさりした料理などに合わせて楽しむといいと思います。

ブドウ品種は、コロンバール 35%、フォル・ブランシュ 35%、シャルドネ 20%、 カングン10%
フランス南西部あたりのスパークリングワインとよく似た品種構成ですが、「カングン」はアルメニアの土着品種になります。

白ワイン3種の飲み比べでは、この「カングン」と「ヴォスケハット」というブドウ品種が登場しますので、アルメニアのブドウ品種を紹介します。

カングン (Kangun)
アルメニアの土着品種で、大衆的なワイン、カジュアルな白ワインに多く用いられます。
交配品種で、片親はジョージアのルカツィテリだそうで、主な産地はアララト盆地。
若草の香りを持つ爽やかな飲み口が特徴といわれています。

ヴォスケハット (Voskehat)
アルメニアを代表する白ワイン用品種で、上級のワインに使われる傾向にあるようです。
シャルドネと似た特徴を持つといわれ、しっかりとした果実味と酸のバランスがよく、樽熟させるものもあり、エレガントで余韻に複雑味のあるワインになるとか。
主な産地は、ヴァヨッツゾール地方、アララト盆地。

という特徴を踏まえながら、白ワイン3種を飲み比べました。

(A)アルマヴィル地方 (北西部)
(B)アラガツォトゥン地方(アルマヴィルの北部)
(C)ヴァヨッツゾール地方 (南部)



左より)
ARMAS Kangun Dry 2013 (B)(カングン 100%)
KOOR White 2014 (C)(ヴォスケハット 100%)
ARMAS Voskehat 2012 (B)(ヴォスケハット 100%)

アルマス・カングン は、花を思わせる華やかなアロマが匂い立ち、非常にアロマティック。
飲むと、茎から来たような苦みをほのかに感じますが、甘い香りとビター寄りな味わいのコントラストが面白いワインでした。
キリリと冷やしてアペリティフにするのもいいですし、野菜料理、白身魚のカルパッチョみたいなものにも合うと思います。

クール・ホワイト
アルマス・ヴォスケハットは、どちらもヴォスケハット100%。
どちらもステンレスタンク醸造ですが、アルマスの方はシュル・リーを5カ月実施。

クール・ホワイトは、濃さがあり、緻密でみっちりしているように感じる一方で、野性的でザックリし、エグみのようもの、塩味を感じ、堅く、太い印象を受けました。ある意味、クセになりそうな味。アルコール度数は13%。

アルマス・ヴォスケハットは、ふわっとソフトなタッチです。軽やかで、エレガントで、やさしく、デリケート。クール・ホワイトとキャラクターが全く違います。

同じ品種でここまで違うのは面白いですね。年は2年違いますが、生産者の造りの差が大きいと思います。
ヴォスケハットはシャルドネ的な品種ということなので、なるほどね!

アルマスは、カングンもヴォスケハットも繊細、上品系なので、この生産者のスタイルなんでしょうか。



次は赤ワイン3種の飲み比べです。
赤ワイン用ブドウ品種も、アルメニアワインに特徴的な2つを取り上げます。

アレニ (Areni)
古くから存在する、アルメニアを象徴する黒ブドウ品種で、原産はヴァヨッツゾール地方。寒暖差に強く、標高の高いところから低いところまで栽培されるが、高低差の違いがワインによく表れるようです。カジュアルワインから樽熟成させた高級ワインまでつくられます。
イタリアのサンジョヴェーゼと比較されることがあり、赤系果実の風味が豊かで、フルーティで渋みは少なく、ボディも酸もほどよいワインになります。
名前は、世界最古の醸造所跡が発見されたヴァヨッツゾール地方のアレニ村に由来しているようです。

カルムラヒュット (Karmrahyut)
アルメニア土着の交配品種で、主な栽培地はアララト盆地になります。
カルムラヒュットは現地の言葉で「赤い果汁」を意味し、果肉まで赤いことから名付けられており、ワインの色も非常に濃い紫色になります。タンニンも濃密で、味わいはスパイシーですが、バラの花のような香りが特徴的とされています。
他品種とのブレンドが伝統的でしたが、近年は単一で仕込むものも増えているようです。



左より)
KOOR Red 2014 (C)(アレニ 75%, スィレニ 25%)
ARMAS Karmrahyut 2013 (B) (カルムラヒュット 92%, アレニ 5%, カヘット 2%, メグラブイル 1%)
ARMAS Areni 2012 (C)(アレニ 100%)辛口

クール・レッドには、アレニのほか、タンニンがしっかりあり、スパイシーな特徴を持つ“スィレニ”という品種が25%使われています。
フルーツの味わいが濃く、素直においしい!スィレニのタンニンが加わっているからなのでしょうか、安定した骨格があります。ワインだけ飲んでいても、ずっと飲んでいられますし、食べ物が加わってももちろんOK。甘辛い煮込みハンバーグなどにもオススメ。

アルマス・カルムラヒュットは、野ばらを思わせるアロマ、ニュアンスがありました。花の印象があり、しかも野性的、ソバージュな面もあり、なかなかユニークです。イタリアのアリアニコ的、という声も聞かれました。スパイシーな料理に合わせるのはもちろん、チョコレートもよく、ホワイトチョコと一緒でもいい感じに飲めました。

アルマス・アレニを飲むのは、これで2度目になります。
同じワインなのに、前に飲んだ時よりもソバージュ感をより感じました。
繊細ながら、芯がしっかり通り、ボディ感があります。
ブルーチーズ、ナッツとの組み合わせが美味でした。
※前回のリポート → コチラ



白と赤はアルメニアの土着品種のワインです。
その国、その土地それぞれに、そこに根付く歴史、文化、食があります。
ワインの世界では、21世紀初頭頃まではグローバルスタンダード化が謳われ、世界市場で通用する国際品種に力を入れ、モダンなワインを追求するところが多かったものです。
しかし、2010年代に入る頃には、地場ブドウ品種が注目されるようになり、その土地らしさを表現するワインを求める傾向になってきました。

地方の独自性を尊重し、ワインの多様性を楽しむ。

それが現代のワイントレンドのひとつです。
特に、ワイン発祥の地とされる黒海、カスピ海周辺の国々は、伝統的な醸造方法への興味もあいまって、熱い視線が注がれています。
そこにはアルメニアも入っています。

とはいえ、アルメニアは、なかなか馴染みのない国です。
アルメニアワイン会を開くにあたり、アルメニアについて色々と調べてみましたが、奥が深い!

アルメニアのワイナリー数は約30あるそうです。

山がちな国であり、ワイン発祥の地とされるエリアですから、さぞかし伝統的な、ちょっと古くさい感じのワインなんだろうな…と、皆が想像していたのですが、参加者の感想は、「思ったよりもキレイなつくりで驚いた!」でした。

輸出ワインだから、かもしれませんけれど、それでも、土着ブドウ品種から来る独特の風味があり、その個性に酔わされました。
今回のワインは2000円台から買えるので、ぜひ一度チャレンジしてほしいところです。

輸入元のホームページから購入できますが、代表の田村さんは都内のマルシェ(有楽町の交通会館前など)を中心に試飲販売をやっており、そこでも直接購入できます。
アルメニア以外の国のワインもあり、試飲ワインも日によって違いますので、スケジュールをチェックして出かけてみてはいかがでしょうか?

輸入元:The Ancient World
http://ancient-w.com/



参考までに、アルメニアについて調べた情報を下記に載せておきます。

アルメニア共和国 ―Republic of Armenia  (首都エレバン) 

通貨:ドラム(Dram)
面積:2万9,800平方キロメートル(日本の約13分の1。旧ソ連邦の中で最小)
人口:300万人(2015年:国連人口基金)
民族:アルメニア系(97.9%)、ロシア系(0.5%)、アッシリア系(0.1%)、その他(1.5%)
宗教:主としてキリスト教(東方諸教会系のアルメニア教会)。アルメニアは、国家として、また民族としても、世界で最初に公式にキリスト教を受容した国(301年)

主要産業:農業、宝石加工(ダイヤモンド)、IT産業
主要貿易品目:
(1)輸出 食料加工品、アルコール・ノンアルコール飲料、硫黄・土類、鉄鉱石、燃料
(2)輸入 穀類、動物性・植物性食用油脂、タバコ類、製薬品、化粧品等日用品

<歴史>
前4~3世紀 東アルメニアにエルヴァンド朝成立
652年 アラブ勢力により征服
16~18世紀 オスマン朝とサファヴィー朝によるアルメニア争奪戦
1828年 トルコマンチャーイ条約により東アルメニアがイランからロシアに割譲
1922年 ジョージア、アゼルバイジャンと共にザカフカス社会主義連邦ソビエト共和国形成、ソ連邦結成に参加
1936年 アルメニア・ソビエト社会主義共和国成立
1991年 9月21日独立宣言

<アルメニアの食>
パン類、ラヴァッシ(薄焼パン)、麦、ブルグル(ひき割り小麦)、豆、肉(マトン、ラム、牛肉、仔牛肉、豚、鶏、子山羊、兎、猪、鹿、ターキー等)、乳製品(塩辛いチーズ、ヨーグルト)、魚(川や湖から)、野菜(トマト、ナス、キャベツ、いんげん豆、オクラ、ピーマン、きゅうり、ネギ、葡萄の若葉、ニンニク、ほうれんそう、アスパラガス、かぼちゃ、キノコ)、果物(ザクロ、アンズ、チェリー、レモン、りんご、梨、桃、スモモ、葡萄、桑の実、花梨、無花果)、ナッツ(アーモンド、くるみ)、スパイス類など

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【女性限定】5/10 フレンチとのマリアージュを楽しむロゼワインパーティー

2017-03-09 10:00:00 | ワイン&酒
サンケイリビング新聞社「Gradito」と私が世話人を務めている「LOVE ROSÉ」のコラボで、5月に女性限定のロゼワインパーティーを開催します。



着席のフレンチで、前菜、メイン、デザートの3皿に、それぞれ3種類ずつのロゼワインを合わせます。
つまり、ワイン9種

この内容でこのプライスは、かなりお得です

■前菜アソート(サーモンとフロマージュブランのミニテリーヌ/生ハムとフルーツ/鶏肉と豚足のフロマージュ・ド・テット/野菜のア・ラ・グレッグ)

■メインプレート(シンプルな鮮魚のグリル/ローストポーク粒マスタードソース)

■デザートアソート(ピスタチオとグリオットのムース/フロマージュブランのパルフェ ベリーのソース/メロンのソルベ)

■コーヒー
※メニューは変更になることがあります




フレンチとのマリアージュで欲張りに楽しむロゼワインパーティー

日時:2017 年5月10日(水)19:00~
18:30 受付開始
19:00 ミニセミナー&テイスティング講座
19:40 ロゼとフレンチのマリアージュ
21:20 抽選会
21:30 終了予定

会場:レストラン「ツキ シュール・ラ・メール」
東京都港区海岸1−15−5
アクセス ゆりかもめ「竹芝」駅より徒歩2 分
JR「浜松町」南口S4 階段より徒歩8 分

定員:女性限定 先着60 名
※ピンクカラーのアイテムを身に着けて参加を

参加費:1 名 7800 円
(ロゼワインとフランス料理プレートディナーのマッチング、
デザート、コーヒー、セミナー&テイスティング講座付き)
※クレジットカード事前決済制

申込み&詳細:http://gradito.jp/archives/5733


主催:サンケイリビング新聞社 Gradito 
http://www.gradito.jp

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Foodex Japan 2017 リポート

2017-03-08 10:00:00 | ワイン&酒
2017年3月7日(火)~10日(金) 幕張メッセで Foodex Japan 2017 が開催されています。
初日の昨日、サックリと紹介しましたが、改めて取り上げます。




昨日のリポートにチラリと登場していたのは、ドイツパビリオンの若きシェフでした。



ちょうどステージで実演をしていたので、(試食も期待しつつ)パチリ。



ジャガイモのパンケーキに、サーモンとサワークリーム、ディルのソースを添えて完成!



この料理に合わせるワインを紹介しているのが、ブルーのシャツの女性です。


Riesling Halbtrocken 2012 MEINE FREIHEIT (Rheingau, Germany)

ドイツのラインガウのリースリングのハルプトロッケン(半辛口)。
キュッと小気味よく引き締まっていて、フレッシュさとフルーティーさのバランスがよく、思わず飲み干してしまいました(笑)



気になったので、その後に彼女のブースにも立ち寄ってきました。



2010年設立の若いワイナリーです。



ピノ・ノワールのロゼスパークリングも良かったです。




BLANC DE BLANCS BRUT Schloss Gobelsburg

ドイツのお隣 オーストリアのゼクトです。残糖3g。
Grüner Veltliner, Welschriesling, Chardonnayのブレンドで、ピシッとした味わいが気に入りました。



同じ生産者の Grüner Veltliner 2016 レス(土壌)は独特の味わいが面白く、粉っぽい土っぽさを感じます。このワインは輸入元希望小売価格2400円。お買い得だと思います。(輸入元:エイダヴリューエイ)





フランスパビリオンでは、ドミニク・コルビシェフと和の食材&酒とのマリアージュに注目です。
3月8日、3月9日は1日3回のFOOD & WINE TASTINGがあります。



そば粉のガレット 山羊のチーズが中に入っていておいしそうでした




こんな楽しげなフランスワインも! 
知り合いが紹介してくれました。ピノ・ノワールとガメイのブレンドです。





イタリアパビリオンは海外ゾーン最大で、総展示面積1500平米に170を超えるイタリア企業が出展しています。

イタリア大使館 貿易促進部による記者会見では、ドメニコ・ジョルジ駐日イタリア大使が臨席し、イタリアより来日したイーチェ・イタリア貿易促進機構ミケーレ・スナンナヴィーニ会長によるイタリアの食の魅力や、貿易促進部アリスティデ・マルテッリーニ代表による出展内容の紹介などがありました。



プロセッコ「CA' TULLIO」の若き2代目 21歳



グルテンフリーのカントゥッチ(ビスコッティ)がおいしかった -FARMO



フリウリの伝統菓子という素朴なお菓子(左)がしっとりソフトで、これも好き



イタリアは オーガニック製品にフォーカスした企画も注目で、クッキングデモンストレーション(オープンキッチンスペース)などがありますので、イタリア館公式ホームページ(http://www.ice-foodex.jp/)でスケジュールチェックしてください。



スペインは大きなブースを構えていますが、そこれは別の場所に「カタルーニャ」のブースがあり、そこで飲んだスペインワインが気に入りました。



Clos Pons Winery から来日したイダフェさんとパロマさん



プリオラトよりも内陸にあるワイナリーで、ここのCAVA(キメ細かな泡がしっとり~)、マカベオ100%の白(限定品)、ブレンドの赤2010年など、ソフトでエレガントなワインが多く、私の好きなスタイルでした。
一部、オーガニックワインもあります。



Clos Ponsはオリーブオイルも豊富! 
(ワイン&オリーブオイル 輸入元:デプトプランニング)



バッタリ会った知り合いのインポーターの方が絶賛していたのが、このベルギービールです。


Comedie Violette -Scåssenes (ベルギー)

特にオススメというヴァイオレットを飲んでみると、スミレのアロマが華麗に匂い立ち、クラクラします。それが全然イヤミがなく、本当にうっとり~



白ビールをベースにしているので、ソフトで飲みやすく、ボトルも華やかで、ターゲットはもちろん女性です。これはいい!ほしい!




ビールといえば、ドイツも忘れてはいけません。
ここZOLLER-HOFのサーバーで飲んだフルーティーヴァイスが美味しく、色々と話を聞いていたら、「こんなビールもあります」と出してくれたのが…



トリュフの香りが濃厚なビール PERRIGATOR
ほんのり香るのではなく、ガツンと香り、ある意味、ショックです(笑)
キンキンに冷やしてクイーッと飲むのではなく、こうしたグラスでゆっくり飲むのがよいそうで、なるほど~




アルコール4.5%ですが、ちょっとほっとしたい時にオススメなのが、オーストリアの梨のサイダーとリンゴのアップルサイダーです。
日本初来日というオーストリアの担当者に注いでもらい、ほっこり~




上のドイツビールのすぐお隣にドレスデンのシュトレンのブースが出ていました。
ここでも、ほっこりできます。



間違いない“本物のシュトレン”です。
うずきます(笑)





会場が広くなり、歩く距離も増えて大変ですが、途中で休みながら回ってくださいね。


FOODEX JAPAN 2017
http://www.jma.or.jp/foodex/


初日オープニングセレモニーのテープカット

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FOODEX Japan 2017

2017-03-07 15:04:50 | ワイン&酒
毎年恒例のFoodex Japan が幕張メッセで始まりました。



世界中の美食、ドリンク、アルコールが集まる展示会です。

今年はブースエリアも広がり、端っこのホール1まで辿り着くのもやっと。

なかなか効率よく回れませんが、あともう少し見て回りたいと思います。



気になったところは改めてリポートします。

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極上極楽ランチ@モナリザ

2017-03-06 15:07:11 | レストラン&店
先日、ランチミーティングで伺った恵比寿のフレンチ「MONNA LIZA」(モナリザ)でいただいた料理が春らしくて素敵だったので、紹介します。

個人的には素朴なビストロ料理が好きですが、こういう華やかなフレンチは心がウキウキします

まず、最初の前菜からハートを鷲掴みされました



ガラス皿の下に敷かれているのは、本物の花の花びらです。
これだけでもうっとりなのに、他の人のお皿にはまた別の色の花びらが…


明るいビタミンカラーのオレンジ


皆で写真撮りまくりでした(笑)




続いて登場したのは、まるで和食のような蓋付きの器。
店オリジナルの器だそうです。



蓋を取ると、サラダ菜のスープに牡蠣のコンフィが置かれ、彩りが美しい~

牛テールの周りをマカロニが囲んでいます。
カリフラワーのソースがクリーミーで美味でした。



お店の名前の入った全粒粉パンが気に入りました




皮をカリッとさせたシロサガフグの食感がよく、お皿に描いたカラフルなデザインも楽しい一皿。
緑のソースはカブの葉、ピンクのソースは赤カブです。




鴨のフランボワーズソース
濃い黄色のソースは黄色人参だそうです。




デザートはチョコレートを使ったもの。
これは以前にもいただいたことがありますが、この後にまだひと手間が加わるんです。



熱いチョコレートソースが注がれます。
すると、球体のチョコレートが溶け始め…



中にはバニラアイスとオレンジが入っていました。
魅せるパフォーマンスが楽しいデザートです。



さらに、ワインとのマリアージュも楽しみ、極上の極楽ランチとなりました


Alsace Riesling 2014 Domaine Agape (Alsace)


>Domaine PEIRIERE Reserve Viognier 2015 (Pays d'OC)


La Vigne Blanche Sancerre 2015 Henri Bourgeois (Loire)


Bourgogne Pinot Noir 2014 Domaine Laurent Pillot (Bourgogne)



どの料理も春らしい色使いがステキで、見るだけでも嬉しくなりました。
パフォーマンスも楽しく、ワインも飲み、昼からこんな贅沢していいんでしょうか?(笑)

とても素晴らしかったです。
ごちそうさまでした


レストラン モナリザ 恵比寿本店
東京都渋谷区恵比寿西1-14-4


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父の遺品整理でお宝発見?!

2017-03-05 16:11:06 | 雑記
明日は雨だというし、今週はずっと忙しいので、今日のうちにお雛様を片付けました。

そのついでに、父の遺品を整理していたところ、棚から小さなコインが出てきました。


1 PENNI

さて、どこのコインでしょう?
父の持ち物なら、縁のあったロシアの可能性が濃いですが…



裏面を見ると Suomen Tasavalta 1969

Suomen Tasavalta(ソウメン・タサヴァルタ)はフィンランド語でフィンランド(Republic of Finland)のこと。
このコインはフィンランドのものだったんですね。



フィンランドの1PENNI(ペンニ)銅貨は1963年から1969年の間に発行されたようで、それ以降、1979年まではアルミ硬貨に材質が変わります。

2002年2月からはユーロを導入していますが、その前は“マルッカ”が通貨単位で、1マルッカが100ペンニでした。
1ユーロ=5.94573マルッカで交換されたそうです。

1ペンニは今や1円以下ですが、古銭の世界では1ユーロの価値があるようです。

お宝発見か!?と思いましたが、まあ、そんなもんですよね(笑)

なぜ家にあるのか?謎は解けませんが、父の遺品のひとつとして取っておきます

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限定ビールと楽しんだひな祭りのちらし寿司

2017-03-04 18:03:13 | ワイン&酒
昨日は ひな祭りだったので、一応、簡単なごちそうを用意しました。
といっても、スーパーで買ってきた“ちらし寿司”ですが(笑)



ちらし寿司にミニトマトやアボカドを添えていただきました




合わせたのはワインではなく、3月1日にイオングループのみで数量限定で新発売された
サントリー「クラフトマンズ ビア 千都の夢〈ゴールデンエール〉」
生ビールです。

色がやや濃いめ。香りにフルーティーさがあり、口にすると、泡のキメが細かく、やさしくなめらかで、これは飲みやすいです。
ちらし寿司にもよく合いました。



ハラタウブランホップを使用し上面発酵酵母で醸造されたビールで、醸造所は京都にある「サントリー〈天然水のビール工場〉京都ブルワリー」になります。
アルコール度数6%、350ml 185円(税込199円)

イオンのチラシに載っていて気になったので、早速買ってみました。
※店によって取扱いがない場合もあるようです



同じサントリーでセブンアイグループ限定の「セブンゴールド 金のビール」が350mlで212円(税込228円)ですから、イオンの「クラフトマンズ ビア 千都の夢」の方が若干お安くなってます。

イオンを取るか?セブンアイを取るか?(笑)

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世界が注目するギリシャの白ワイン品種アシルティコ@Gaia

2017-03-03 17:20:56 | ワイン&酒
2017年2月、ギリシアの Gaia(イエア)ワイナリーから、共同オーナーの一人であるヤニス・パラスケヴォプロスさんが来日し、Gaiaがフォーカスするアシルティコのワインのプレゼンテーションを行ないました。


Yanis Paraskevopoulos  GAIA Wines Co-owner

ヤニスさんは昨年2月にも来日し、セミナーを行なっています。
コチラの記事 を参照ください



昨年2月と違うのは、私が昨年5月にギリシャを訪問し、Gaiaのあるサントリーニ島でGaiaを含むたくさんのアシルティコのワインを飲んできたことです。

サントリーニ島には13のワイナリーがありますが、その大半のワイナリーのアシルティコを飲み、地元の料理を食べ…、アシルティコの素晴らしさを身を持って体験してきました。

そこで思ったのは、アシルティコの白ワインは、現代人の味覚にピタリとハマる ということ。

キリリとしたミネラリーな酸があり、繊細さと強靭さの両面性を持ち、洗練されたテイストなので、重たすぎない洗練された料理に合わせやすいワインです。



例えば、白身や貝、甲殻類などの寿司や刺身、ニューヴェルキュイジーヌ系フレンチ、素材を生かしたイタリアンなどなど。




GAIA THALASSITIS 2015 (Greece, PDO Santorini)

今回は、アシルティコ100%“サラティティス”の2015年と2014年を飲み比べました。
2015年は酸がフレッシュでキレがあり、ミネラルの塩味をかすかに感じます。
手を加えすぎないデリケートな貝料理などに合いそうです。



GAIA THALASSITIS 2014 (Greece, PDO Santorini)

2014年はよりミネラルの骨格をはっきりと感じました。
力強い年のようです。



ヤニスさん曰く「アシルティコは魚から脂のある肉まで合わせられる」ということですが、2014年のようにボディに厚みのあるアシルティコは、たしかに肉料理もいけそうですね。



GAIA ASSYRTIKO Wild Ferment 2015 (Greece, PDO Santorini)

次は、野生酵母で発酵させたアシルティコ。50%はステンレスタンクで、50%を樽(1/3ずつアメリカン、フレンチオーク、フレンチアカシア)で熟成させ、複雑味を出しています。



味が濃く、より塩味を感じます。
これは塩麹を使った料理に合いそう。



「鶏や塩気のあるものとアシルティコは相性がいい」とヤニスさんが言うように、しっとり仕上げた塩味の“鶏のバロンティーヌ”がとてもよく合いました。



GAIA Vinsanto 2005(Greece, PDO Vinsanto)

アシルティコを日干し(sun dry -Gaiaでは7日から2週間ほど)してつくる天然甘口ワイン“ヴィンサント”は、凝縮した甘みが濃厚です。



それだけで飲んでもいいですし、デザートに合わせてもOK。



“紅玉のタルトタタン”と合わせたところ、キャラメリゼされた香ばしいビターな甘さと紅玉の酸味が、熟成されたて落ち着きを見せてきた濃密な甘口ワインととてもよく合いました。実に甘美なマリアージュです。




同じアシルティコ100%なのに、ドライな白ワインとヴィンサントでは180度違います。
しかし、共通してあるのは、「しっかりとしたミネラリーな酸」で、これにより、キリリとしたミネラル感のある辛口ワインになり、甘さを引き立たせる酸を持つ甘口ワインになります。

そんなアシルティコの魅力に、すっかりノックアウトされてます(笑)

ノックアウトされているのは私ばかりではなく、世界のトップソムリエや、マスターオブワインといった人たちも同様で、世界の名だたるレストランや寿司/和食店で、ギリシャのアシルティコがオンリストされてきています。





Gaiaのアシルティコは専門誌などで高い評価を獲得しています。
今や、アシルティコは、しっかり押さえておかねばならないワインです。

「ギリシャのアシルティコ、知らない~」なんて言っていられませんよ?

※輸入元:ヴァンドリーヴ → ホームページ



サントリーニ島で飲んだ地ビール「Yellow Donkey」も輸入されるようになりました


[参考]

【トラベル体験記】赤・白・ビオから松ヤニまで?ギリシャで満喫ワイン旅行!
https://www.goodspress.jp/reports/46279/

サントリーニ島のワイン@ギリシャ
http://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a8168141399cc507a68c2fc256fbf5b6





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北海道産あずきあんスプレッド♪

2017-03-02 14:56:13 | 甘いもん
3月1日(水)に新発売されたスプレッド 「北海道育ち あずきあん 生クリーム仕立て」をいただきました♪


「北海道育ち あずきあん 生クリーム仕立て」 明治屋 
150g  450円(税込486円)

国産原材料、産地にこだわってつくられる明治屋「日本のめぐみジャム・スプレッド」シリーズの新商品で、北海道産の小豆を原材料としています。
北海道は日本有数の小豆の産地ですものね。

このスプレッドには、さらに北海道産の生クリームも加えられています。
ダブル北海道ですね



パンに塗って食べてみました。
もちろん、小豆が前面に出ています。
その奥に、小豆だけではない、ほんのりしたミルク感があります。
口当たりは、すーっとなめらかで、クリーミー。

クロワッサンやアイスクリームと合わせてもいいそうです。
その場合、生クリームのクリーミー感が加わるこのスプレッドは、より相性がよくなるのかもしれません。

あんこ好きの私は小豆100%でもウエルカムですが、若い世代や外国の方には、こうしたクリーミー感のあるあんこは受け入れられやすいかもしれません

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