娘から風邪をもらって1週間。
思いの外しんどく、日に日に悪化しており、風邪薬も全く効きません。
昨日の読み聞かせボラも、マスク着用でした。(1)
おはなしの練習をしたいのですが、かなり咳込むので、少しお休みをしているので(2)、
今日は読み聞かせのことを少書こうと思います。
今日の夜、娘と息子が寝る前に、娘に絵本を読もうとしたのですが、
珍しく絵本を読まないと言ってきたところ、息子が
「じゃあ俺が読んでもらおうっと!」
と、寝室から出て、納戸(自分の部屋)から絵本をとってきました。
先日私が息子にいいんじゃないかと思い、図書館で借りてきた写真絵本です。
こんな絵本を読んでもらいたい・・・という下心を捨て、
純粋に息子の好きそうな絵本を選ぶようになってから、(3)
私の借りてくる絵本への関心度が、今まで以上に増してきました。
以前は、表紙を見てすぐにスルーしてしまったものも多かったのですが、
最近は中身をチェックし、気に入ったものは寝る前などに、
少し嬉しそうな表情で持ってくることが多いです。
私が読んでいる間、あれこれ口出しをしてきますが、
今はそういう時期なんだと、思うようにしています。
息子は素直に喜ばないけれど、絵本を読んでもらうことは嬉しいと思います。
じゃないと、嬉しそうな顔で絵本を持ってこないでしょうし。
私も息子と、こんな風に絵本を楽しめるのが嬉しいです。
ベッタリでなく、適度な距離を保ちながらでもいい。
一緒に絵本タイムを楽しもうと思います。
息子自身ではなかなか探し出すことができない、読み応えのある、面白い絵本を探す。
これが、最近の私のテーマになっています。
個人的には、息子自身がもっと図書館を利用して、
図書館のどこ辺にどういった本があるのかを知ってもらいたいのですが、
行くところはいつも、忍たま乱太郎などのアニメ本や、ドラえもんなどの学習マンガなど、
カジュアルな本が置いてあるコーナーばかり・・・
小さいころから良質な絵本を読んでいれば、
子どもは自ら良質な絵本を手に取るようになると期待せず、
やっぱり甘いものには興味があることを、受け止めたいと思います。
そうはいっても、地球や宇宙、昆虫や乗り物、工作や実験など、
息子の関心のある分野はたくさんあるので、
私はアニメ絵本を選ぶのでなく、こうした分野の本選びをするつもりです。
きっと、自分で選ぶ本とはまた違った楽しさがあると思うので・・・
物語や昔話なども、読んでもらいですが、今までいろいろ読んできたと言い聞かせ、
まずは、楽しいことが第一なので、関心の強い分野の絵本探しをし、
一緒に楽しい世界を旅したいと思います。
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【注】
(1)昨日の読み聞かせボラについては、過去ログ
「今年度初の読み聞かせボラのこと――反省と進歩」 参照。
(2)夏に子ども達の前でおはなしを語るため、練習をしている。過去ログ
「おはなしを覚える練習をする」 参照。
(3)過去ログ
「まずは我が子が興味を示す絵本を選ぶ」 参照。
【今日読んだ本】
★ 毛利衛 監修・宙野 素子 文 『宇宙をみたよ!―宇宙へ行くと、ほんとうがみえてくる―』 偕成社、1994年。
「古さを感じない文章。宇宙のロマンを感じる。写真絵本なので図鑑好きな子におすすめ。」(91/100 絵本)
★ 森谷憲 文・寺島龍一 絵 『たべられるしょくぶつ』 福音館書店、1972年(かがくのとも傑作集)。
「娘のお気に入り。土の下と土の上の野菜の様子がよくわかる。良質な科学絵本。」(26/100 再読)
(にほんのむかしばなし) 初山滋 絵 『おそばのくきは なぜあかい』 岩波書店、1954年。
「語ってもらいたい昔話。初山滋さんの絵と昔話が、うまく調和しているから不思議。」(92/100 絵本)