昨日は今年度初の読み聞かせボラに行ってきたのですが、
二つの点の読みが甘かったと反省しました。
まずは一つ目・・・
もっと読者を想定して、絵本を選べばよかった。
1年生に読むのだから、文章がわかりやすいものや、
クイズ形式の楽しめるものを、かがくのともの傑作集(1)から選んだものの、
科学絵本はものによっては、説明っぽい文章だったりします。
2歳の娘にも読んでいた絵本だったので、(2)
年齢に応じた楽しみ方ができる絵本だと思っていたのですが、
1年生には説明っぽいところが、少し難しかったようでした。
ついこの間まで息子が1年生だったので
「1年生といったら、このくらいかな?」というイメージがあったのですが、
1年生と言っても、一学期、二学期、三学期でだいぶ違います。
一学期は読み聞かせ体験の違う子ども達がたくさんいるので、個人差が出る時期。
今度選書する時は、もっと慎重になろうと思いました。
それでも、クイズ形式だったからか、楽しそうな声が上がったのは救いだったかな?
そして二つ目・・・
担任の先生やクラスのことを可能なら、把握しておくといいと思いました。
これらは以前から感じていましたが、保護者の読み聞かせを好意的にとられている先生と、
そうでない先生とでは、放っているオーラが違います。
昨日担当したクラスの先生は、とても厳しい先生だったので、
子ども達が委縮しており、2冊目の面白い絵本でも、
子ども達の声がぽつぽつとしか出てこない・・・
あとは、幼稚園によっては「お話を聞く時はしゃべらない」
ということを徹底いたりするので、余計に声が出なくなります。
読みやすいクラス、読みにくいクラスというのは、
ボラ仲間の中でもよく話題に出ます。
ここはもう少し場数を踏みたいところだと思いました。
なんだかよくないところばかり書いてしまいましたが、
よかったところもまとめてみます。
・接続詞など、言葉が足りないと思われる絵本は、
言葉を補って読み、流れを大切にしながら読んでみた。
・指さしが必要なところは、事前にしっかり確認し、
指さしのタイミングが自然になるように心がけた。
・子ども達の顔をじろじろ見ないで、見る時は絵本の内容の邪魔をしない箇所で、
見るようにした。(質問の時など)
全体的に絵本を読むときの流れが自然になってきた感じがします。
ここは昨年はまだまだだっただけに、少し前進できたので、
今後も自然な感じで読むことを心がけたいです。
まだまだだなぁと・・・思いながらも、
これからだ!!と前向きに思えた一日でした。
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【注】
(1)福音館書店が出している月刊予約・科学絵本のひとつで、人気のあったものは傑作集として、ハードカバーの絵本として出ることが多い。
(2)娘に読んでいたことに関しては、過去ログ
「自分が読んでもらいたい絵本を読んでほしい」 参照。
【今日(昨日)読んだ本】
★ かさのゆういち 作・絵 『おもちゃびょういん』 福音館書店、2011年(月刊予約・科学絵本「かがくのとも」通巻503号)
「メカ好きな男の子の興味を惹きそう。おうち向き。小学生も楽しめる。」(89/100 絵本)
★ きしだえりこ 作・やまわきゆりこ 絵 『あかいぼうし』 福音館書店、2010年(月刊予約絵本「こどものとも年少版」通巻397号)
「文も絵もすごくいい。春、2,3歳の女の子に読むのがおすすめ。ほのぼのする。」(90/100 絵本)