昨日、2週間ぶりに娘と図書館のおはなし会へ行ってきました。(1)
おはなし会といっても、素話を聞くのでなく、読んでもらう絵本を楽しむ時間で、
私は読む側でなく、参加者側です。
いつもは乳児向けの読み聞かせを見学するのですが、
まだ体調が万全ではなかったので、乳児向けの会の見学はお休みし、
幼児向けの会から娘と参加しました。
先月から図書館のおはなし会に参加するようになりましたが、
娘はおはなし会がすっかり気に入っているようです。
大好きな外遊びをしていても「図書館のおはなし会に行くよ!」
というと、ピタリとやめて、すんなり図書館に向かうのですから!
そして、いつもの席(読んでくれる人の前)に座り、絵本を楽しみます。
手遊び関係は「さわらないで!」「じぶんでやる!!」という雰囲気満々で、
私のことを払いのけてしまうほどです。
手遊びは親子のスキンシップが目的だと思っていましたが、こういう楽しみ方もあるのですね。
母親の存在なんかすっかり忘れて、食い入るようにして絵本を見聞きしている娘を見ると、
少し寂しさを感じたりもしますが、これも成長の一つかと。
以前は20~30分のプログラムは、少し長いなと感じていたものの、
最近はちょうどいいようで、飽きもせずに聞いてくれているのは、
やっぱり図書館ボランティアの方の選書やプログラムの組み方が、上手いからだと思います。
選書やプログラムの組み方の重要性を、再認識させられました。
親子で楽しもうと思っていても、ついついこういった点に目がいってしまう私・・・
帰り道、娘と一緒にお弁当を食べたり、公園で遊んだりしていると、
ゆったりとした時間が流れていることに気が付きます。
今はイヤイヤ期で、私を困らせる言動が多いですが、
一緒に川で魚を見たり、鳥が飛んでいるのを見たり、たんぽぽを摘んで遊んだりしていると、
来年から幼稚園に入るから、午前中にこうした時間はとれなくなるだろうから、
こんな時間が過ごせるのは、今だけなんだろうなぁ・・・
と、しみじみ思うのです。
来年から幼稚園の行事や役員、係りなどで忙しくなるので、
働く準備として、今のうちにできる絵本関係の勉強はしておきたいと思うものの、
今こうして娘と過ごす時期を大切にしたい気持ちも強くなります。
とはいっても、今は親子で参加するおはなし会が、
娘にとっても私にとっても、とても有意義な時間なので、今後も参加し続けるつもりです。
この経験が、子ども達との思い出にも、今後の私の学びの肥やしにもなってくれたら、
これほど嬉しいことはありません。
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【注】
(1)前回のおはなし会については
「夫が娘とおはなし会に参加」 参照。
【今日(昨日)読んだ本】
★ あらかわかおる 作・あらかわみつる 絵 『すずめ ちゅん』 福音館書店、2009年(月刊予約絵本「こどものとも0.1.2.」通巻174号)。
「心地よい響きと繰り返し。乳幼児にとって身近なすずめが主人公。結もよい。」(97/100 絵本)
★ かんざわとしこ 作・やぎゅうげんいちろう 絵 『たんたん ぼうや』 福音館書店、1998年(0.1.2.えほん)
「文のリズムがよく、2,3歳の子も十分楽しめる。」(98/100 絵本)
森枝雄司 写真・文/はら さんぺい 絵 『トイレのおかげ』 福音館書店、1996年(たくさんのふしぎ傑作集)。
「このシリーズは難しい印象があるが、『トイレのおかげ』はとても読みやすく面白かった!」(99/100 絵本)