ミーロの日記

日々の出来事をつれづれなるままに書き綴っています。

町内会役員

2018-05-01 13:20:03 | 日記
先日、町内会役員になってから初めての会議があった。

いよいよ新役員による町内会活動がスタートする。

今年の1月に役員を決めるための「くじ引き」が行われた。

あの時、くじ引きをした会場には「当たりたくないー!」という住民の念がビュンビュンと飛び交っていた。

とりあえず、全員なにかしらの役員にならなければいけなかったのだが、今回最初の役員会議に出てきた役員さんは、みなさん特に当たりたくないと思われる責任の重たい役職に決まった人たちだった。(くじで当たってしまった人)

ちなみに私は日頃のくじ運の悪さが幸いして、責任の軽い方の役員になったのだが、今回の会議は出席できなかった方の代わりに出ることにした。

さて、最初の町内会会議は、初顔合わせということで自己紹介と今後一年間の町内会活動についてだったが、出席した役員は、皆くじ引きで仕方なく役員になった方々ばかりのはずだが、いざ会議が始まり自己紹介が行われると、「より良い町内にしたい」と口々に述べられた。

そして、町内会活動についても積極的な意見が飛び交っていた。

会長さんを含め、集まった方々は30代40代のお若い方ばかりで、仕事が終わって駆けつけたスーツ姿の男性も多かった。

働き盛りの年代であり、共働きの世帯がほとんどで、みなさん本当にお忙しいのに、「やると決まったら責任は果たします」という感じで、真剣に町内会活動に向き合っている方が多いことには非常に頼もしさを感じた。

さらには、ご意見番とも言える存在感のある高齢男性が、「私は仕事を持っていないので、平日の昼間にやらなければいけない仕事はやりますよ」とおっしゃってくれた。

こちらの男性には、市と各町内会代表で行われる会議に出て頂くことになった。

みんなそれぞれの仕事を分担してやっていくことになったが、この町内会なら、何か災害が起きても大丈夫だと思えた。

大きな災害はいつ起こるかわからない。

そんな時、頼りになるのは遠くの親戚より近くの他人だと思う。

たかが町内会活動でも、真面目に一生懸命にやろうとする人たちが住んでいる町なら大丈夫だと思えた。

十数年前、この町内に引っ越してきた時、以前住んでいた地域の住民がみなさん仲が良かったせいか、なんだか冷たくよそよそしい町のような気がしていた。

今はまったく気にしていないが、こちらから挨拶をしても苦虫をかみつぶしたような顔のまま無言で通り過ぎていく人もいる。
まだ中学生だった長男が「この町内は、大人のくせに挨拶できない人が多い」と怒っていたことを思い出す。

しかし長く住んで分かったのは、挨拶を返してくれない人は数名の決まった人で、ほとんどの方は挨拶をしてくれるということ。

また共働きが多いので、みなさん忙しくて、以前の町内のように親しくなるほど顔を合わせないということもある。

今は、仲良くならなければと思う必要は全くなくて、逆にこれくらい距離間のあるご近所つきあいの方が良いとさえ思う。

そして、いざと言う時には助け合えればいい。

だから、たかが町内会役員ではあるが、他の新役員さん達のように真摯に責任は全うしようと思う。












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