わたしは、イメージトレーニングを大切に考えます。
実際に自分がその場面にあると想像して、本番と同じようにふるまったり、言動することです。
スポーツなら、自分が実戦に身をおいていると仮定し、試合での自分のパフォーマンスを練習します。
サッカー選手が、PK戦の最終キッカーになった場面を思い浮かべ、自分の蹴ったボールがキーパーの横をすり抜け、ゴールのネットにすいこまれる場面を想像してシュートの練習をするなどは、イメージトレーニングです。
もう三中を卒業しましたが、ある女子生徒が英語のスピーチコンテストの開始直前まで、英語のスピーチを話し、身振り手振りをつけながらイメージトレーニングに余念がない光景に出会いました。
その生徒は、見事に入賞しました。
実際の場面を想像して練習をすると、本番で力を発揮しやすいのです。
言い換えると、output を意識したinputには大きな意味があるということです。
アメリカ留学を控えているから、いま一生けん命に英語の学習をするというのも、output を意識したinputです。
学習のための動機が明確なとき、学習ははかどります。
中学3年生なら、希望の高校に合格したい、ぜったいその高校に行きたいと思うから、受験学習に励むのです。
output を意識したinputは、取り組みの動機やモチベーションになります。