箕面三中の2年生がつくった短歌です。
ふまれても 道端に咲く 菫花(すみれか)は 今生きている 自分を誇り
「国語表現」の授業でつくりました。
短歌に込めた作者の思いは・・・
春の道端に咲いている菫の花は、気づかれずにひっそりと生きています。
人に踏まれても自分を誇っているかのように前を向いて咲いていて、私も菫のように、傷ついたとしても自分を誇りに思えるようになりたいです。
この短歌に対して友だちからのコメントもついています。
・自分の目標を短歌にしているのがいいなと思いました。目標に向けて頑張ってね。
・自分を誇りに思っているのはいいことだと思います。
・自分がどう生きたいか、気持ちがこもっていてすてきだなと思った。
コメントをもらって、作者の生徒はあらためて自分の思いをかきました。
五・七・五・七・七の少ない語数で自分の思っていることをおさめることが難しかったです。自分のつくった短歌を見てもらって、自分の思いが伝わっていることがうれしかったです。
私は、生徒がつくった。たくさんの短歌から、とくに惹かれたものの一つがこの作品でした。
この短歌に通じる武者小路実篤の詩を2019年4月10日のブログに載せています。参照してください。
→4月10日