Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

久々<フランス語でニュース>雅子さまと紀子さま

2006-02-23 22:16:04 | フランス語
久しぶりにYahooFranceのニュースを”解読”してみました。
今日のお題は<こちら>


Japon:la princesse Masako reléguée dans l'ombre de sa belle-sœur Kiko
義理の妹紀子の影に隠れる雅子、ってことでしょうか。

この記事の中では、もしも紀子妃に男の子が生まれたら、雅子妃のとる道は離婚か第二子の出産か、の二つに一つである、と書かれていますよ。

現天皇の学生時代のお友達という方は「秋篠宮家に男の子が生まれ、現行の父系での皇位継承制度を維持するならば、秋篠宮家に優先順位が移ることになる。しかしそれは雅子妃にとっては耐え難いことだろう、なぜなら彼女は皇太子妃としての責任を負うことに不適格な不要な人間として類別されててしまうことになるかもしれないからだ。
雅子妃には、もう一人子供を産むという選択肢しかなく、もしもそれを彼女が拒むのなら、皇太子がほかの女性と結婚できるよう、彼女は離婚をするのがよいだろう」とおっしゃっちゃってます。

また「メディアは、流産に端を発するる雅子妃の精神の衰弱、健康状態の不安定さにあるときは同情し、あるときは苛立ちを感じている。
雅子妃が公務を犠牲にしても個人的な活動に没頭するなど、わがままだ、というのだ。それに対して紀子妃にはすばらしい。紀子妃は感じがよく、皇室での暮らしに完全に順応している。」だってさ。

たしかにそれは言えると、わたしも思います。
雅子妃は本当は仕事を続けたかったのですよね。外交官として自分の実績を積み上げたかったのです。自分の意思で決め行動してきた彼女が皇室の生活(って経験したわけじゃないからわからないけど)にすんなり馴染めるとは思えません。私はこうなりたかったわけではない、と思われているかもしれません。
一方紀子妃は学生時代から礼宮さまと結婚して、その結果皇室に入ることも望んでいたはず。なりたい自分がそこにいるのです。
”皇族として”の適性は紀子妃のほうが、たぶん格段に上なのでしょうね。
二人のお妃、それぞれのお気持ちや考えは真剣なものだと思います。私がどうこう言うことはないんです。
でも皇室典範改正には、賛成ですね。皇太子妃の第一の任務は男の子を産むことなんて、時代錯誤じゃないですか?いくら2600年前にも遡ることのできる名高い家系だとしても。


ところで、今日のフランス語!
動詞Cataloguerです。

Cette situation serait insupportable pour Masako, qui risquerait d'être cataloguée comme inutile ou incapable d'assumer le rôle de l'épouse du prince héritier", souligne M. Hashimoto, un tenant de la tradition.


動詞cataloguerは「カタログを作る、カタログに載せる」という意味のほかに、軽蔑的な意味で「(人を)類別する」という意味があります。
Il te catalogue comme un vaniteux.彼はキミのことを見栄っ張りだと思ってるよ。
だそうです。なるほどね。同じような意味で私たちが使う表現では「レッテルを貼る」ってありますよね。彼は不適格のレッテルを貼られた・・・とか。
レッテルは、フランス語ではetiquette(エティケット)です。ワインのラベルもエティケットといいます。辞書で調べてみました。そうしたら「(人に貼る)レッテル」という意味もあるそうです。

最後にわたしのぼやきこーなー(汗)
この記事を読むために調べた単語・熟語は29個。一期一会の関係にならないようにしたいのですが・・・。しっかり残ったのはCataloguerのみでごわす。 

フランス映画祭

2006-02-23 00:06:58 | 映画
今日、J-WAVEを聴いていたら、フランス映画祭2006のお知らせをしていました。
去年までは横浜のみなとみらいの「パシフィコ横浜」で行われていたのですが、今年からは東京です。
お台場と六本木で参加作品の上映があります。
上映映画スケジュールを確認したのですが、私にとってはなかなかキビシイ。
観たい映画は数本あるのですが、お台場で午後8時15分から2時間の上映時間の映画を観て家に帰ってくるなんて、「やればできるけど・・・」のカテゴリーに入る大変さなのです。
六本木で午後10時半から映画を観るなんて。ホテル取れってこと?
去年までの会場である、横浜のみなとみらいだって、決して近くではなかったけれど、心理的距離感はぜんぜん違うのです。
みなとみらいへなら車でも行っちゃうけど、お台場六本木は、心もとないです。

昔JR東海のCMのコピーに「距離に負けるな好奇心」っていうのがありましたけど、負けちゃうよ、とほほ。
とりあえず、日本公開予定の立っている映画については、公開されたときに映画館で観るということにして、公開予定のない映画で気になっている「オーケストラシート」のチケットゲットします。