Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

「ゆれる」観てきた

2006-09-09 02:30:22 | 映画
映画「ゆれる」を観てきました。
レイトショーだったのですが、今日が最終日ということもあり、席は満席状態でしたね。
もともと、お仕事の同僚の人から教えてもらった映画だったのです。
上映館が、なかなかアプローチしやすい場所ではなく、唯一行きやすい(というか、行きなれている)銀座での上映も「レイトショー」ということで、「こりゃ、DVD待ちかな?」と思っていたのですが、様々な要素が好都合に重なり、やっと最終日に行くことができました。

映画の内容とは全く関係ないのですが、邦画はラクですね。字幕を読む必要がないので。「ああ、フランス人はフランス映画をこの感覚で観ているのかぁ」と思いましたよ。(笑)

ストーリーはですね。
東京で写真家として成功を収めた弟(オダギリ・ジョー)と地元の山梨で家業のガソリンスタンドを営む兄(香川照之)、この二人が軸になり進んでいきます。
幼馴染の女性と兄弟と三人で遊びに行った渓谷で事故が起こります。
事故なのか事件なのか・・・・そのへんの判断はは観る人に委ねられているのですが。
ゆれるのは、渓谷にかかるつり橋だけではなく、弟の兄への気持ちなのです。

兄弟の、お互いを気に掛け、思いやりを示しつつも、妬みや嫉みなどが、どうしようもなく入り込んでしまうような、そんな感情。
肉親だからこそドライに割り切れない、諦めもつかない、そしてある意味、自家中毒状態になってしまうような状況。
うまく言えませんが、兄弟(組み合わせは適宜・・・です)ってややこしいです。

オダギリ・ジョーと香川照之、この二人が際立ってよかったです。
裁判長役は、あの「プロジェクトX」のナレーター、田口トモロヲさんでした。



2,588kg

2006-09-07 07:17:37 | フランス語
日本では2.588kgを「にぃてんごーはちはちきろぐらむ」、2,588kgを「にせんごひゃくはちじゅうはちきろぐらむ」、と読みます。
でもフランスでは逆なのでした、「,」と「.」の意味が。
2,588kgは2588gのことだわ。
YahooFranceの間違いではありませんでした。 

レンタルペット

2006-09-07 06:33:02 | ねこねこ
昨日、テレビで観たんです。
レンタルペットのお話。
犬なんですけどね、1ヶ月3000円でレンタルしてくれるんだって。
保証金を20000円預けて、1ヶ月3000円、6ヶ月以上の長期レンタルとなると6ヶ月目からは月額2000円に割引なんだそうです。
レンタル契約を切るときに、犬に何もなければ保証金は返ってくるそうな。
まるで賃貸住宅の敷金みたい。

さて、どうなの?こういうの。
犬にしてみれば、短いサイクルで飼い主が変わるわけですよね。
「この人に全幅の信頼を置こう」
「この人についていこう」と思っていたら
また飼い主さんが変わってしまうんですよ。

それって犬にとってとてもキツイことなんではないの?
だって、群れで行動する(といわれている)犬は団体の中で自分の序列を
決めて初めて落ち着くって聞きますよ。

やっと人間との関係が安定し始めたと思ったら、また新たな人間関係の中で
自分の位置を探らなければならないんですよ。

「山を越えて、やっと平坦なところに来たと思ったら、また山だよ~~~」、の
心境なのではないの?

飼い主側にとってはどうなのでしょう?

例えば、先住の動物との相性もあるでしょうし、犬の性格もあるでしょう。
どうしても我が家には馴染まない・・・となったときに、「返せるんだ、この犬」と思えば、気持ちは楽になるのでしょうか。
飼いきれなくなった犬を山の中に捨ててきちゃう、なんてとんでもないことをする人もいないわけではないので、このシステムはある意味有益かな?

でも、なんか・・・。
ダメならはい次!飽きたらはい次!を動物にするのはね・・・。
彼らにも感情があるんですよ。


ムムッ??なに?この単語<cesarienne>

2006-09-06 20:29:03 | フランス語
久しぶりに、YahooFranceからのニュース
実は朝からずっとチェックしてたの。
いつ秋篠宮家の第3子についての記事がでるのかなぁと。
夜8時過ぎに見たら出てました。

つらつらと読んで行ってみたら、まず引っかかった単語がcésarienneでした。
でも、最後の2,588kgも気になるね!

La mère, âgée de 39 ans, et l'enfant, né par césarienne à 08h27 (23h27 GMT), se portent bien, précise le palais, ajoutant qu'il pèse 2,558 kg.

文章の前後の流れと、朝から報道されているニュースから考えれば意味は「帝王切開」ですけど、果たしてそうなの?と辞書を開きました。
なんか、ウキウキするんですよね。ひょっとしてこんな意味なんじゃないの?とアタリをつけながら未知の単語を調べるときって。

そしてBingo!!

césarienne(女性名詞、形容詞女性形)帝王切開(の)とありました。

でもcésarienneのもう1つの意味(こちらのほうがメイン、メジャー、よく使われる意味)として カエサル(シーザー)の、カエサルのような、がありました。

カエサルです、帝王です。
そもそも、なんて帝王切開っていうんでしょう?
調べて分かったらまた書きます。

私より先にご存知の方がいらしたら、コメントお願いします。
 



成長期

2006-09-05 07:03:35 | Weblog
小5の姪と小2の甥のお勉強会は2学期も続く。
昨日は、約束の時間の5分前ごろ、甥から電話がかかってきた。
消え入りそうな声で「あのね、友達とやくそくしちゃったから、今日行けない」だと!「なにぃ~~!!??」 とは思うけど、ちゃんと自分で電話できたことを「えらいね」って言っておいた。だって偉いもん。 

彼は今、掛け算九九のお勉強の真っ最中。
やはり5の段はすぐに言えるようになった。
ほかの段はまだまだ発展途中。
でも、どういうわけか「さぶろくじゅうはち」はすぐに覚えた。
語呂がいいのかな?発音したときの収まりのようなものがいいのかな?


さて、小5のお姉ちゃんは、小数÷小数の計算がやっと できるようになってきて、今は分数の計算。まだ分母が違う分数の計算はやらないのね、5年生では。


でで、お勉強終わった後はおやつ の時間。
成長期の姪はとにかく食べる食べる。
母(彼女から見れば祖母)が買ってきたサンドイッチを3切れ食べ、アイスティーを飲み、その後、車で一緒に出かけて買ってきた揚げたてのコロッケとメンチカツを1個ずつペロリと食べた。それも車の 中で!

それでも彼女は太らない。痩せてもいない。
150センチぐらいの身長で体重は42キロ。

もちろん、身長も体重も増えて当たり前の時期なので、当然体重も増加しているけど、栄養を吸収して、それを体に反映させる方法が、私のような中年のオバサンとは違うのね。

うらやんでも仕方ないけどうらやましい。 

無謀な宣言

2006-09-03 20:14:35 | フランス語
金曜日のフランス語レッスンのときに、先生に宣言しました。
「今日から、私は冠詞に注意して話すことにします。なので、間違えるたびごとに直してください、お願いします」と。
A partir d'aujourd'hui je vais faire des attentions sur l'article dans la conversation. Donc chaque fois que je fais des erreurs, corrigez-moi s'il vous plaît.ってな感じで言いましたけど、あってたかしら?まぁ、通じたんだから、いいとします。

これは、大胆な、身の程知らずな宣言でしょうね、きっと。
だって、複合過去に代名詞が入り込んだだけで、語順に戸惑うこともある私が、条件法だって、頭で考えてからやっと言える私が、冠詞を間違えないようになんてできるわけないよね。

ま、とにかく、あちらの方々に言わせると、冠詞というのは、小さい頃からの日常会話の中で自然に身に着けてきたものなので、外国語としてその言語を使っている人の間違いはすぐに気づくのだそうです。動詞や形容詞の選択が適切で、熟語や慣用句が駆使できていても、冠詞の使い方が違うと「あれ?へんだぞ」とひっかかってしまうのだそうな。

日本語にもあるでしょうか?そういうの。
子供のころから徐々に覚えて、使えるのが当たり前なもの。
序数とか?「1ぴき、2ひき、3びき、4ひき、5ひき、6ぴき・・・」「1ぽん、2ほん、3ぼん、4ほん・・・」

いやいや、冠詞は、こんな甘っちょろいものではないような気がします。

英語でもそうですけど、会話の中に初めて出てきた名詞には不定冠詞を(英語ではa,anフランス語ではun,une,des)をつけ、2度目以上だと定冠詞(the,フランス語ではle,la,les)をつけると習いました。
まずはこれからしっかりやる!
そうです、こんなことも、実際の会話になってしまうとあやふやな私。(汗)

これに付け加えて、部分冠詞っていうのもあったよね。

ちょっと文法書の最初の方を読み直します。

なんか、馬脚を現してしまった、今日のブログでした。 

レイモン・サヴィニャック <Raymond Savignac>

2006-09-02 07:21:20 | フランス語
とうとう、申し込んでしまいました。
DELFのB1。
10月22日が、聞き取り・読解・文書作成、29日が口頭表現の試験です。(もう、受験料も払ってしまったんだから、やるしかないね・・・)

久しぶりの東京日仏学院だったのですが、相変わらず概観はレトロな昭和の建物(確か、1960年代の建築)。でも、中が微妙に変わっていました。

受付は、以前はたったままカウンター越しに行っていたものが、今は朱色の、二人分のスペースはあるかと思われる椅子に座り、ゆったりと行うことができます。
昨日私が行った時間が午後7時近くだったので、受付には一人の女性しかいませんでしたが、受付のブースは全部で3つあるので、新学期間近の繁忙期には3つのブース全開で受付業務が処理されるのでしょう。
以前は、狭いカウンター前に立って、後ろには”フォーク並び”でたくさんの人が待っているかと思うと、どの講座にしようかと相談するのもはばかられましたが・・・。
それに、こう言ってはなんですが、「民営化されたんですか?」と訊いてしまいたくなるほどの感じよさ。受付の女性が、です。

さてさて、快適に受付を済ませ、ちょっとホールを1周し、フランス関連の催し物やら映画やらのチラシをチェックしたら、1つ面白いものを見つけました。

それは、ポスター作家、レイモン・サヴィニャックの作品展のチラシです。
9月16日(土)~11月5日(日)まで川崎市市民ミュージアムというところで開催されるます。
行かなきゃ!


レイモン・サヴィニャックの紹介ページ。作品集をクリックすると、そこに収められている作品も見ることができます。
ウィキペディア(フランス版)での紹介彼の作品を端的に表現するなら、une simplicité efficace et une touche d'humour(シンプルで効果的、そしてユーモアのタッチ) だそうです。