花、着物、時々ハンドメイド

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桃山御陵へ(桓武天皇陵)

2021-06-30 23:39:46 | お出かけ

友人たちと6人で今日は桓武天皇柏原陵まで。

御陵さんの駐車場まで車で乗り合わせてそこから出発。

この入口は桃山駅(JR)から一番近いところ。

入口に案内図。前からあったのかなあ。陵墓の形式が示されていました。

けっこう新しそうな看板でした。

桓武さんの名前は「山部(やまのべ)」さん。へえ~。

「参拝は玉砂利敷き、階段状、坂道等のところもあります。

体の不自由な方の参拝は桃山陵墓監区事務所までお問い合わせください」

とありました。

もしかしたら、車椅子等の人にはショートカットでいける裏道(?)があるのでしょうか?

この桃山御陵はおもしろいところで

平安京をはじめた天皇(桓武天皇)と

平安京を終わらせた天皇(明治天皇)の両方の陵墓があるところ。

まあ、明治さんは正式な遷都宣言をせずに

江戸(東京)に行っちゃったわけで

長らく京の町衆からは「都は京から移ってないで」状態だったと言われていました。

桃山駅側の入口(大手筋の延長)から入って一筋目の交差点を北に向かうと桓武天皇陵。

明治陵の参道は細かい砂利道(玉砂利)の上り坂を歩かなくてはいけないんだけれど、

桓武陵に行く参道は舗装されていて歩きやすかったです。

木立に囲まれて、ちょっとした森林浴。

御陵なので緑が保全されています。

神社やお寺なら経営難で売られてしまうこともあるけれど、

天皇がらみだと保全されています。御所も然り。

贅沢なお墓だけれど、市民が散歩などで自由に入れているのがいいですね。

てくてく丹波橋駅の手前くらいまで歩いたら桓武陵の入口。

(京阪、近鉄の一駅分くらい歩きました)

ここからはすぐに陵墓の入口。

いままで見たことのある天皇陵の鳥居は円柱の組み合わせばかり。

垂直に立てられた円柱に水平に円柱が組み合わされていて

上から二番目の横木は垂直円柱の内側、飛び出していない。

調べたら「神明鳥居」と言うそうです。

落ち葉を風で吹き飛ばす機械を使って陵墓前で作業している人がいました。

毎日たゆみなく作業をしないときれいは維持できないんでしょうね。

(言ってて自分の胸がグサッと・・・)

木陰でしばらく休憩して帰路につきました。

帰り道、ちょこっと乃木神社にも立ち寄って見学。

1916年(大正5年)に作られた神社。

祭神は乃木大将と妻の静子さん。

乃木さんが子どもの頃住んでいた家の復元、

中国に攻め入っていたときの仮住まいを移築したものなど、

前回来たときには気づかなかったものもあって、

新鮮な目で見ることができました。

明治陵のすぐそば、「板倉周防」という地名のところにあります。

江戸期には幕府の要人が住んでいたところかな?

神社の由来などの駒札(?)が新しく作られていました。

なぜか境内にアヒルさん。

手水鉢のアヒルはあちこちで流行っているみたいだけれど、

ここは苔むした切り株のところにアヒルさん。カエルもいます。

苔を水の流れに見立てているのかしら?

今日は駐車場からの往復で約6千歩。

歩いている間はお天気に恵まれて、電線のない空が気持ちよかった!

爽やかな汗をかいて、ほどよい運動になりました。