お天気がよくなったので昼過ぎから東福寺塔頭(たっちゅう)の天得院へ。
こちらのお寺、東福寺保育園をしておられますが、ふだんは非公開寺院です。
この桔梗の時期だけ公開じゃなかったかな?
ちょうど、色鉛筆で描かれたすてきな絵画展が開催されていました。
東山区出身の高田美貴さん。
ダウン症の方ですが、1歳くらいから描き始めて今おいくつくらいでしょうか。
お見受けしたところ、10代の終わりか20代の初めくらい?
年表がありましたがよく読んでいなかった!
色使いなどがとてもすてきで絵はがきセットを購入しました。
私が一番気に入ったカマキリの絵はがきがなかったのは残念。
さて、天得院の桔梗の庭・・・。
スギゴケの中に桔梗が咲いていて、密集じゃないのがまた趣がありました。
一旦東福寺の駐車場まで戻ったら、
以前御詠歌の全国大会見学で行ったところの手前に半夏生。
特別に「売り」にしているわけでもなく溝にびっしり。
建仁寺に半夏生の季節にまたいらっしゃいと言われた塔頭(たっちゅう)があったのを思いだしました。
いつか行こうと思っていたのに、今年はもう終わりかな。
その後平等院に足を伸ばしました。
師団街道が九条の高架橋につながったので、道がややこしくなっちゃいましたね。
私のナビは更新されていません。
(22,000円とMAZDAのホームページにあったのでなんだかもったいなくて)
平等院前の駐車場から北門まで歩いていたら宇治川のすごいこと!
これ、塔ノ島の階段です。
塔ノ島の宇治橋寄り。
島の先端は水没。
宇治川怖い!
さて、平等院、鳳凰堂の中に入れました!
20分おきくらいに20人上限で中に入れる15分ツアー。(別料金です)
係の人が内部の説明をしてくれました。
真ん中に立ったら丈六の阿弥陀如来、座っているので約半分の2.8メートルの仏さん。
周辺には来迎図。
死者の罪業によって迎え方が違う(?)とのことで壁にはその図が描かれているそうです。
格子で覆われ、暗いし、剥落しているのでよくわかりません。
ということで一面だけ扉を開けて、そこに描かれたものが見えるようにしてくれていました。
内部の壁には「雲中供養菩薩像」、楽器を奏で、踊りを踊る52基の菩薩像。
極楽浄土が楽しくってすてきなことを表しているそうです。暗くてよくわかりません・・・。
26体は宝物館(?)に展示されていました。
雲に乗って楽器や踊り、お経を唱えたりも。
宝物館(正式な名前は忘れました)は地下からはいって行って地上から出てくるって感じでした。
中に、昭和の修復前の屋根飾りの鳳凰が2体。
創建当時は鳳凰に毛髪(人間の毛髪ではありませんよ)が付けられていた痕跡があるとのことで
縮小模型に毛髪を付けたものも展示されていました。
あまり覚えていないものですね、カタログを買っておけばよかったかも。
さて、鳳凰堂内部、創建当時は極彩色の鮮やかなものだったとみられるそうです。
三千院で見たような鮮やか色で表された縮小模型の部屋がありました。
柱も壁も天井も。
昔のお寺ってそうだったんですね。
極楽浄土を表すとなると、その時代のきれいなものを反映しますよね。
雨が降ってきて撤収。
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