
友人たちとお出かけ。
まずは腹ごしらえ、ということで宿坊の食堂でお食事。
宿坊横の紅葉。
赤、黄、緑とグラデーションがすてきだったのですが、写真ではうまく撮れませんでした。
宿坊が12月13日から新築工事のため、利用停止になるとか。
これからはどこかよそのお食事処を探さなきゃいけないんですね。
まずは長谷川等伯の障壁画と庭園の拝観。
入り口、鉄の扉のような感じですが自動ドアです。
中は撮影不可。
絵のテーマに松の木が多く用いられています。
等伯さんは、桃山時代から江戸初期に活躍した画家さんです。
ちょっと調べてみました。
ここ智積院は、元は「祥雲寺」といって、そもそも秀吉の嫡子鶴松の菩提寺、
障壁画を長谷川派が引き受けることに成功して
絢爛豪華な障壁画を秀吉が気に入って、長谷川派が狩野派と並ぶ存在になったとか。
鶴松だから松?
その後お庭拝見。
講堂。現在作家のふすま画がありました。お一人はカラフルな風景、お一人は墨絵のようなモノクロの絵。
どちらもとてもすてきでした。
等伯の絵を現代的に描いたもの(?)、レプリカかな?の前で。
次に行ったのが金堂。
たまたま「冬報恩講」の本座論義というのが行われていました。
大勢の僧侶が参加して、皆でいっせいにお経を唱える。
なんのお経かよくわかりませんでしたが、
音楽のような、みなさんの唱和がそろっていてなかなかすごい。
僧衣も黒、黄色、黄色も微妙に色調の違いがあるような?
金堂に入って勤行(?)をきき、お焼香まで参加。
扉を開けっぱなしで行われていたので結構寒かったです。
京都タワーが近い。お寺が高台にあることがわかります。
朝一番に生協行ったら 新鮮そうな鯛のアラを発見。
レシピを探して調理。
ゴボウと炊き合わせるレシピですが、ゴボウがないので鯛だけで。
シュンシュンいってから35分弱火ですって。
大昔、圧力鍋で魚の炭を作った私としてはすごく不安。
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35分+減圧時間経過。
鯛の骨がホロホロ。
柔らかくておいしい!
これでは魚の廃棄部分がなくなってしまいますね。
カルシウムたっぷりの品ができました。
今日は職場のOB会の望年会、ランチでお食事。
少し早めに家を出て町中歩きをしました。
新京極の寺社めぐりです。
市役所前から河原町通を下ります。
駒札発見。
悲田院遺址。もともとはここ寺町姉小路の広大な施薬院だったそうですが、
種々の理由で移転、今は泉涌寺の塔頭(たっちゅう)となっているそうです。
河原町通から三条通へ、そして新京極を南に下がります。
まずは誓願寺。
上京区に元誓願寺通りってありますね。
誓願寺はもともとそちらにあったのですが、秀吉の施策でこちらに移転したそうです。
清少納言、和泉式部などが帰依したので女人往生の寺として名高くなったとか。
扇塚もあり、芸事上達も。
次は誠心院。初代住職が和泉式部ですって。
ご朱印ももらえるお寺のはずですが窓口がどこかわかりませんでした。
墓地もあり、観光寺院ではなく普通のお寺のような感じ。
さて次は寅薬師。
路地奥に進みます。裏手には墓地もありました。
本当に狭いエリアにお寺が集中しています。
次が蛸薬師。
ここは、境内あちこちに、「仏さんは信仰の対象であって被写体ではありません」というポスターが。
「なでタコ」木彫りですが、左手でこれをなでると病気が治るとのこと。
みなさんがなでるせいか、ピカピカでした。
善長寺。瘡神さんとのこと。
扉の奥にお地蔵さん?よく見えませんでしたが、ガンよけに拝んでおきました。
錦天満宮。だんだんお店が開き始めて人通りが出てきました。
この後も四条までの巻にいくつか寺社があるはずでしたが見つけることができませんでした。
四条から寺町を北に進み、矢田寺通過。
本日はご朱印休み、となっていました。
そのまま進んで天性寺というお寺を見つけました。
境内に弁天堂。
お堂には雨戸がぴったり閉めてありました。
3月下旬から4月にかけて木蓮の花が美しいそうです。
またその時期に来れたらいいですね。
待ち合わせ時間が近づいてきたので烏丸方面へ。
途中六角堂で「西国33ヶ寺」1300年記念のはんこの入ったご朱印をもらって、
ちょうど10分前にお店に着きました。
歩数は8,400歩くらい。
午前中に法事の準備をして、午後からは嵯峨嵐山までお出かけ。
ひまわり合唱団フレンズのコンサートです。
創作曲や団との合同演奏、うたう会など、短い時間ですが楽しませていたたきました。
その後、大覚寺へ。長いこと京都生活をしていますが、中に入ったのは初めて。
一緒にいた仲間と
「前を通ったことはあっても中に入ったのは初めて」とハモってしまいました。
この奥の方に駐車場とバスの停車場があります。
民家かなあ、大きな門構え、紅葉が素敵。
月極駐車場に「初音ミク」の痛車。フル塗装です。
一部だけの塗装車は見たことあるけど、全面的にって勇気いりそう。
入り口直前に小川。この奧が大沢の池。
この三角にそろえられた菊、すべて嵯峨菊でした。
花弁が細い!
寺の中、仏像を撮らないで、商業目的の撮影はお断り、と表示。
さすが、生け花のお家元。どんと大きな生け花。
襖絵も撮影可だけど、それより、お庭がきれい。
渡り廊下を額縁と見立てるのもいい感じです。
床紅葉は実相院だけではありませんね。
昼間のお天気がいい日はさぞかし素敵なことでしょう。
携帯だけど、いい感じに大沢の池がぼけた感じになりました。
ゆっくり見て帰るときには閉門していました。
オリジナル朱印帳を購入。これは、障子の下部分の杉に描かれた「野兎図」から。
ピントが甘いのが残念。
お参りなしだったら書き置き、お参りする人だけ朱印帳に描いてもらえるとか。
他の人の作品からヒントを頂きました。

「さがり」はまだ長さ調整や追加など必要かもなので、仮につけているだけです。