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宇治川派流を歩く

2022-11-17 21:12:45 | お出かけ

11月16日(水)鹿児島の友人と京都観光その2

伏見の酒蔵周辺を歩きました。

まずは竹田街道沿いの市電発祥の石碑。

ちょうどこのかどにある和菓子屋さんで、「電車みち」というおせんべいが販売されています。

2種類の味があって2枚一組。

赤ちゃん用のおせんべいみたいに軽い食感。美味しかったですよ!

寺田屋の前でパチリ。

逢来橋のたもとには伏見市長の名で河川改修のことでしょうか、

「御大典記念埋立工事竣工記念碑」。

伏見はかつて将来京都市に編入されることを前提に

「伏見市」だった時期がありました。

そこから水辺に降りてまずは龍馬とおりょうの像がある方に歩きます。

水面があまりにも静かで水がどちらに流れているのかよくわからない。

街中の川なのに遊歩道を歩いていたら、別世界に迷い込んだみたい。

ここは濠川と派流の合流地点。川の三叉路みたいな感じ。

このあたりから水が流れている感じがします。

対岸に角倉了以の記念碑。

京都の水運の基本は角倉了以さんなのでしょうね。

もしかしたら濠川って高瀬川と続いている?と思って調べてみました。

琵琶湖疏水の水が流れているんですって。

私は濠川という名を知らない頃疏水と呼んでいたんだけれど、間違いではなかったんですね。

疏水が墨染発電所から暗渠になって伏見郵便局の南で濠川として地上に現れる。

宇治川派流も濠川。三栖閘門から宇治川に出て行くそうな。

茶の花です!

樹下に落ちていた種は椿の種と同じような感じ。

肥後橋の所から上に上がったら三栖(みす)神社の御旅所。

天武天皇をまつっているようです。

境内摂社に角倉稲荷(いなり)。

疫病退散祈願のお札。

肥後橋から対岸に渡りまた水辺に降りて角倉了以の記念碑があるところで小休止。

水面に映る青空がきれい。

付近案内図。

この地図のプリントを欲しいですね。

ウォーキングの参考にできそうです。

川の「三叉路」みたいなところに架かっている橋を渡りそのまま逢来橋に。

納屋町の喫茶店でランチ。昔ながらの喫茶店、中庭(元坪庭?)が気に入っています。

黄桜や月の蔵人あたりをあるき、雰囲気を楽しんで、再び逢来橋から水辺の道に。

対岸の紅葉。

十石舟がやってきました。

乗り場でチェック。

1回乗ったら、見学も入るから40分くらいのコースになるそうですよ。

弁天橋から対岸の長建寺にむかいます。

こもかぶりが新しい。

向かい側はたぶん大倉酒造。

境内にはマリア灯籠。

本堂内部の撮影はお断りでした。

お寺の中に神社。(稲荷神社のようでした)

「ゆたぽん」がお寺で神主がどうのと発言して、

ネット上で寺と神社は違うなどと炎上したようですが、

お寺の境内に神社があるって結構多いですよ。

ただし、神主さんはいませんけれど。

お寺を出てまた水辺に降りて散策。

護岸部分というのか、このコンクリートの壁の上は道路。

そこにレリーフ模様がありました。

御大典記念の工事の一環でしょう。

真ん中の円形に見えるところは伏見市の市章ですって。

最近発掘されたところはもっと鮮明に残っていたとのこと。

写真を撮っていた別グループの人が教えてくれました。

2年間だけ存在した伏見市。

いまは、そのまま伏見市で続けてもよかったくらいの人口になっています。

散策のあと、国道1号線近くの喫茶店でお茶して

京都駅八条口まで送って別れました。

楽しい3日間でした!

また会いましょうね。