花、着物、時々ハンドメイド

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伏見の酒蔵めぐり~宇治川派流

2022-11-29 18:55:23 | お出かけ

お天気がよかったら宇治川派流を歩く予定でしたが、

あいにくの雨。

竹田街道から逢来橋、そこから水辺を歩き、長建寺見学、

弁天橋から大倉酒造一帯を歩くことになりました。

名残の紅葉、美しいですね。

元薩摩藩屋敷が大倉酒造になっているとのことで、とても広大な敷地です。

足元には散り紅葉。

桜ですね。春には花を見に来なくては。

長建寺入口で記念撮影。

弁天橋の欄干には琵琶。

今日気がついた、弁天さんをまつる長建寺の関係で弁天橋なのね。

この橋を渡ると素敵な飲食店がありました。

雰囲気いいですね。

そしてその先には、大倉酒造(月桂冠)の町並み。

大倉記念館の入口で。

見学には45分かかるとのことで、今回は売店のみで出てきました。

お豆腐に合うお醤油、お豆腐が作れるにがり付きの豆乳、奈良漬け、お酒などが販売されていました。

お店の人曰く、市販の豆乳は乳化剤が使われているので、

にがりをくわえてもお豆腐にならないけれど、

ここで販売しているものは乳化剤無添加なので豆腐になります・・・。

表札は大倉さんですが事務所なのか、実際お住まいになっているのか・・・?

ここから「月の蔵人」はすぐそば。

ランチは30食限定のお料理をとりました。

最初にざる豆腐、

一回目は何もつけずに二回目は塩をつけて三回目は出汁でと食べ方指定です。

何もつけなくてもお豆腐の濃厚な味がとってもクリーミー。

あっという間に完食です。

ひとつひとつは少量なんだけれど、ゆっくり食べていたらすっかりおなかいっぱいになりました。

これで1,980円ってとってもお得感。

建物は大正時代に作られた酒蔵の一つ、

お酒に使い酒米を精米していたところ、と紹介されています。

お食事をすませてまた竹田街道のバス停へ。

バス一本で行ける伏見の町並み。

本数が1時間に一本しかないのが難点、うっとこはどこの田舎やねん。ブツブツ・・・。

雨のせいで足元悪かったけれど、名残の紅葉を楽しめました。

雨も歩いている間は小降り、帰ってきてから本降りになりました。

ありがたいこと。


高野山へ

2022-11-29 08:48:24 | お出かけ

新婦人の旅行サークルで、11月27日(日)高野山に日帰り旅行。

京阪と南海が京都~高野山のバス路線を作っているんです。

27日が今シーズン最後の運行日。お天気に恵まれた一日でした。

まずは奥の院前まで。

他の観光客さんに撮ってもらいました。

門前で選挙の公営掲示板見つけました。この日は知事選挙の投票日だったみたい。

この入口から中に入っていきます。

杉木立の中、両サイドに石灯籠。

この石灯籠、一基500万円のお布施ですって。

 

ロケット見つけました!

「当社創立二十周年に当り地を千古の浄域に相し 

茲に慰霊碑を建立して永く殉職物故者の冥福を祈り

併せて社運の繁業を希念する

恰も人類月着陸の偉業達成の歳 

航空宇宙産業に連なる当社は

アポロ十一号を模しこの碑を制作した」

 

まずは企業関係の慰霊碑が並んでいました。

杉野さんというお名前、個人のお墓かな?大きいなと思っていたら、

後ろにいっぱい刻まれていたのが「ドレスメーカー学院」

洋裁で文化式型紙、ドレメ式型紙ってありましたね。その創業者?

企業関係はお手入れが行き届いていて、ロケットも1969年作とは思えないほどピカピカ。

いろいろ見ていたら切りがないのですが、

親鸞さんや豊臣家、法然さん、宗派関係ないですね。

一応真宗なので親鸞さんとこはおまいりしておきました。

大石順教尼さんのお墓見つけました。

明治38年(1905年)17歳で事件に巻き込まれ両腕を失い一命を取り留め、

その後、口で筆を使い字を書くことを習得、書画の道に進み、

高野山で得度し、尼僧になられました。

身障者自立支援の活動を続け、

山科の勧修寺、塔頭寺院の佛光院を設立、1968年(昭和43年)死去。

波瀾万丈の人でしたね。

 

漢字が書かれた五輪塔。

上から順に空、風、火、水、地。

しっかり苔むしています。

帰ってから調べたら、五輪塔は宗派によって字が違っているのもあるそうです。

「妙・法・蓮・華・経」「南・無・阿弥・陀・仏」禅宗では下から「地・水・火・風・空」。

真宗には先祖供養の競技理念がないので五輪の塔は作らないとか。

親鸞さんは東山の大谷に埋葬されたので(東大谷、西大谷って言いますね)

家族の納骨の時には親鸞さんと一緒の所に入ると言われました。

浄土真宗では、お墓もお仏壇もおまいりする「場」、死んだら即往生、

他宗派のように四十九日旅をして浄土に行くわけではないと

お坊さんに言われたことを思い出します。

それなのにお仏壇のしつらえの本があったりするのは不思議だなあ。

五輪の塔の文字なんていままで気がつかなかったなあ。

これからはお寺などで見るものが増えました!

梵字で書かれているのも多いですね!

 

奥の院はお大師さんがいまも修行しているとのことですよ。

奥の院から帰路、道を間違えてバス停二駅分遠いところに出てしまいました!

お墓ばかりが並んでいるのでよくわからん。

お食事をしてこんどはバスで金剛峯寺へ。

バス停から歩く途中、素敵な警察署。

看板は見当たらなかったけれど、パトカー止まっていたしバス停も警察署前だし。

町並みもいい感じ。

時間があまりなかったので金剛峯寺は簡単に。

ちょうど帰りのバスに間に合いました。

1万歩超えちゃいました。

奥の院で道に迷ったせいかしら?

 

高一の時くらいにおばあちゃんの納骨(分骨?)で行ったときは

山内に乗合馬車が走っていましたが

そののどかさは影も形もなくなっていました。

時代の流れで当たり前だけれど、あのとき乗ってみたかったなあ。