バージニア労働者

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DMVでReal ID★を

2019年09月13日 | アメリカ生活
DMVとはDepartment of Motor Vehiclesの略で、車両管理局のこと。

運転免許証もここでゲットできて、更新とか、他の車関係の書類が必要なら皆さんここへ来きます。

だけどDMVて、アメリカ人が最も行きたくない場所



どうしてかというと、

理由その1:時間がめちゃくちゃかかる。

言い換えるならば、そこで働くスタッフ(一応、地方公務員)の容量が悪いのか、
やって来る人が準備万端でないからなのか、はたまた来る人の数に対してスタッフが少ないのか
やたら待ち時間が長く、朝8時にやって来ても、下手するとそこを去るのが昼過ぎとか、ざら。


理由その2:そのスタッフの対応の悪さは天下一品。

アメリカの映画などでDMVの一場面が出てくるとそれは
必ずと言っていいほど、態度の悪いスタッフによる窓口でのシーン。
私も2度ほど、その窓口の前に並んでいた時に、スタッフがおもむろに『Close』のサインを下げて
(まだ人は並んでいるのに!)休憩とか、ランチに行ってしまい、
残された私らはもう唖然。
これは、グリーンカードの更新をした移民局でも行われていたし。


日本てこうじゃないよね?
お昼休憩が近付くと、窓口の係員さんはどうやって対応してるんだろ。知りたい!


私も何年か前に免許の更新をして、ああこれで当分(次の更新は2026年)DMV行かなくてすむ!嬉しい❤
と思っていた矢先、アメリカの法律が変わって、Real IDたるものを所得しなければならなくなった。

ざっくり説明すると、運転免許証って、みんな身分証明書として使うよね?
アメリカも同じ。
アメリカ国内を飛行機で移動するのも、パスポートじゃなくて運転免許証だよね。
で、その運転免許証をReal IDに変えて使わなければならなくなったの。







もちろん国内線でも飛行機に乗らない!どこにも行かん!て人は普通の運転免許証のままでOKみたい。


まあ、一言で言うなら、身分証明書の決定版みたいなやつ。

何でかというと、そのReal IDを作るために、いろんな別の身分証明書がいるから。


私は、パスポート、グリーンカード、ソーシャルセキュリティーナンバーカード、
現在使っている運転免許証に、バージニアに在住している証拠になる州の源泉徴収票を提示した。


身分証明書、どんだけいるのよ。


そのReal IDてね、見た目は運転免許証と全く同じ。
何が違うかって、



これサンプルなんだけど、右上に★があるでしょう?それがReal IDになりましたって証拠なの。
なんだかくそダサいわ。


これを来年の10月末までにだったか、やっておかないといけないらしく、
いつもギリギリまで待つとか、下手すると忘れてしまう私の性格を心配したハニバニが、
機会があったらすぐにでもやっておくといいと言っていてね。


DMVかーーーーーーー。行きたくないなーーーーーーー。
て思っていたら!!!!!


なんと、移動式DMVがうちの会社に来てくれた!!!!!!!!!!!
これ絶対待ち時間が少ないはず❤


と思って、仕事が終わってその会場に行ったらば。
待ち時間が短縮どころか、誰も待ってなくて、すごくフレンドリーで感じのいい人たちが
「こっちおいでー」て招いてくれて、
ものの15分で、全部終わったわ。


新記録かも。


この会社に勤める限り、DMVに足を運ぶことはもう、ない。



皆さん、良い週末を!





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