やはりコルトレーンはいいなぁ・・・と
少し集中して、コルトレーンを聴いてみようと思い、長い間ご無沙汰している、晩年のアバンギャルドのものをと考えたが・・・。結局、選んだのは・・・。
昨日のGIANT STEPS/ジャイアント・ステップスに続いて、定盤中の定盤であるMY FAVORITE THINGS/マイ・フェイヴァリット・シングスになってしまった(笑)
JAZZを聴くのに、JAZZの歴史・スタイルとかを勉強し、そのアルバムが持つ意味(意義)等も考えながら聴くのも面白いが・・(私はそのような聴き方も、けして嫌いではない・・)まずは楽しめるものでなくては・・と私は思っている。
楽しみたいレコードはその時の気分で異なってくるが、今の私にはアバンギャルドなコルトレーンには少し抵抗があったということです・・・。
MY FAVORITE THINGS/マイ・フェイヴァリット・シングス
John Coltrane(Ss・Ts) McCoy Tyner(P) Steve Davis(Bs) Elvin Jones(Ds)
1. My Favorite Things
2. Ev'ry Time We Say Goodbye
3. Summertime
4. But Not for Me
このアルバムはいまさら説明等必要がない、名盤(人気盤)ですね。
テナーサックスと同様、このアルバムで聴けるソプラノサックスのコルトレーンにも多くのJAZZミュージシャンが影響を受けたのではと私は思っています。
またまた、私がJAZZに熱中していた、三十数年前の学生時代の昔話で恐縮であるが(笑)・・、当時、ライブハウス等で聴いた、日本人サックスミュージシャンは殆どソプラノサックスも吹いていたように思うが、その時感じたことは、多くのミュージシャンがこのアルバムのコルトレーンの影響を明らかに受けていると思える演奏でしたね。
このアルバムはそんな(偉大で影響力の大きい・・)コルトレーンのソプラノサックスによる名演に加え、マッコイ・タイナーの魅力溢れるオーソドックスな・・?プレーもあいまって大好きな一枚です。
演奏されている曲目もアルバムタイトルとなっている“My Favorite Things”の他スタンダードナンバーがコルトレーンらしい解釈で演奏されており、何度でも聴きたくなる一枚です。