MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

JAZZ Piano 愛聴盤 No.5(Chick Coreaその2)・・・

2008年03月15日 | JAZZ Piano

JAZZ Piano愛聴盤としてChick Coreaの2回目を・・・(今後、まだまだ続く予定ですが・・)
チックの傑作アルバムを選ぶとなれば、やはり初期の作品である、次の2作品を上げねば・・・と思う。(リラックスして、聴くレコードではないが・・・)

①Now He Sings Now He Sobs
チック・コリア(P)、ミロスラフ・ヴィトウス(Bs)、ロイ・ヘインズ(Ds)

チック・コリアの2作目となるリーダーアルバムで、彼の出世作となった人気盤ですね。
このアルバムの人気の理由はロイ・ヘインズ(Ds)とミロスラフ・ヴィトウス(Bs)の好サポートを得て、チックの伝統に根ざした、新感覚で斬新なスウィング感溢れるプレーだと思います。
ヴィトウス(Bs)のテクニック溢れる新感覚のプレーとロイ(Ds)の若い二人に呼応した的確なサポートは魅力的ですね・・。

②A.R.C [私が持っているレコード(日本盤です)ジャケットが違いますが・・珍品です・・(笑)]
チック・コリア(P)、デイブ・ホランド(Bs)、バリー・アルトシュル(Ds)

少し、前衛的な作品ですが、ピアノ・ベース・ドラムスがそれぞれ、絡み合いながら、展開していくプレーはインプロヴィゼーションの境地ともいえるスリルを放ちながら、聴くものを圧倒する。(録音もECMらしく最高です・・)
チック・コリア(P)、デイブ・ホランド(Bs)はこのあとマイルスバンドへ参加するが、“Live at the Fillmore East”等で聴かせるチックのプレーはこのアルバムでみせたような、前衛的なプレーを展開していますね。

コメント
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