MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

JAZZ Guitar 愛聴盤 No.5(Jim Hall)・・・

2008年03月07日 | JAZZ Guitar

私のJAZZ Guitar コレクションの中から愛聴盤を紹介しています。
5回目となる、今回はJim Hallを・・・。

Jim Hallのギターはおそらく太い弦を使っていると思うですが、沈んだようなトーンで(上手く表現できませんが・・・)他のジャズギタリストでは聴けないような独特なフレーズ(コード)が、魅力的ですね。
彼の奏法は玄人好みというか、LARRY CORYELL等多くのロック系の若いギタリストにも影響を与えたのでは・・・と、私は思っています。(Pat Methenyは影響を受けたと語っていますね・・)
そんなJim Hallの私の愛聴盤ですが、実は最近の彼のアルバムは持っていないので、所蔵している昔々のレコード中から紹介したいと思います。
“ジム・ホール・イン・ベルリン”、やロン・カーター(b)と競演の“ALONE TOGETHER”ビル・エヴァンスと競演の“アンダー・カレント”等どれも素晴らしいのですが、私の愛聴盤をあげるとすれば・・・次の3枚になりますかね。

①CONCIERTO/アランフェス協奏曲
スティーブ・ガッド(Ds)、ロン・カーター(Bs)のリズム隊をバックにチェット・ベイカー(Tp)、ポール・デスモンド(As)のささやくようなソロに加え、ジム・ホールの沈んだトーンのギターソロがとても心地よく、魅力的です。
内容も、アルバムタイトルになっている“アランフェス協奏曲”他お馴染みのスタンダード曲もあり、聴いていて気持ちの良くなるお気に入りの一枚です。
②INTERPLAY/インター・プレー
このアルバムはビル・エバンスのリーダーアルバムに参加している作品ですすが、ジム・ホールの存在感は大きく、彼のリーダーアルバムではと思わせる程です。
選曲も良く、若き日のはつらつとしたフレディー・ハバード(Tp)の演奏も快調で上記のアルバムと同様、聴いていて気持ちの良くなるお気に入りの一枚です。
③LIVE!
最後の一枚はトリオによるライブ盤です。まず愛器のギターを抱えたジム・ホールが写っているジャケットがいいですね・・・。(このレコードも私の部屋のインテリヤの一部になっていました・・・)
内容は、もっともジム・ホールらしい作品ではないでしょうか。少し地味なアルバムではありますが彼のギターを楽しむには最良の一枚ではないかと思っています。
コメント
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