MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

長年、聴いていないレコードを久しぶりに (その1)・・・

2008年03月30日 | JAZZ Sax
今日の岡山市は朝から雨が降っている・・そして寒い。
毎年、桜時期になると“花冷え”といって今日のような寒い日がある。今日は雨も降っているし、夜桜・花見客も少ないだろうなぁー等と思いながら、レコードBOX内を物色・・・。
まだまだ、長年聴いていないアルバムが数多くある。レコードを取り出してみても内容をまるで思い出せないものもある(笑)・・・。
今日、紹介するのはそんなレコードであるが、聴いてみるとなかなか良いのである。なぜか凄く得をしたような気持ちになった(笑)。


The Alto Summit  Lee Konitz/Phil woods/Pomy Poindexter/Leo Wright)/アルト・サミット
リー・コニッツ(as)、ポニー・ポインデクスター(as)、フィル・ウッズ(as)、レオ・ライト(as)
スティーヴ・クフン(p)、パリー・ダニエルソン(b)、ジョン・クリステンセン(ds)
‘68年6月録音

4人のアルト奏者による、アルバムタイトル通りのサミット(顔合わせ)によるアルバムである。
クールジャズを代表するミュージシャン、リー・コニッツや、チャリー・パーカーを伝承するアルト奏者として有名なフィル・ウッズの二人についてはよく知っているミュージシャンであるが、あとの二人のアルト奏者である、ポニー・ポインデクスターとレオ・ライトについては、私はよく知りませんでした。
調べてみると、ポニー・ポインデクスターは50~60年代に活動した黒人奏者で、プレスティッジやニュージャズに数枚のリーダー作を残しております。
レオ・ライトは、60~70年代に活動した黒人奏者で、アトランティックに数枚のリーダー作を残しております。(レオ・ライトについては私の好きなギタリスト、ケニー・バレルが参加している“SOUL TALK”というジャジーなアルバムを持っているが・・・)
ピアノには当時30歳の若きスティーヴ・キューンが座ります。

4人のスタイルおよび音楽性の異なったバラエティに富んだアルト奏者がそれぞれの持ち味を遺憾なく発揮してみせた文字通りのサミット・アルバムで、久しぶりに(・・というかこのアルバムを持っているのも忘れていたが・(笑)・)聴いてみて、アルバムとしての完成度も高く、なかなか、面白いアルバムであるという感想である。
コメント
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