MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・

2008年03月28日 | 日記
今日の岡山市は、朝は少し肌寒い感じであったが今は窓から日が差し込んで部屋の中は暖かい。この週末には桜も結構、開花するだろうな・・・(岡山後楽園近くの土手沿いの桜並木は見事ですよ・・)。
(昨年の様子・・・)

今、リビングのスピカーからは、昨日、紹介したキース・ジャレットのソロアルバムが流れている・・。2曲目の“RITOORIA/リトゥーリア”が聴こえてきた・・。なんて美しく、力強い演奏だろうか・・。この曲は何回でも聴きたくなる・・(このアルバムはCD化し、簡単にいつでも聴けるようにしているので、この曲だけ何回も聴き返しているのです・・・笑)
 (CD化したレコード)

さて、
団塊オヤジが長年のサラリーマン生活から開放され、早、6ヶ月が過ぎようとしている。
仕事中心の生活から開放され、自由な時間を持つ事でき、好きなJAZZが満喫できる現在の環境に感謝している。

そんな、団塊オヤジの生活に変化の兆しが・・・。
実は私は長年電力関係の技術者として働いてきていたが、その長年の技術と経験を活かしては・・と誘ってくださる企業が現れたのである。
再始動するとなれば、何十年振りかにJAZZを満喫できている現在の環境が、また仕事中心の生活に戻ってしまうのでは・・・という残念な気持ちもある・・。
しかし、ブログを始めてみて、分かったのであるが、私のような多くの団塊世代の方々が仕事を続けながら、趣味も楽しんでおられるではないか・・。今はもう少し頑張ってみようか・・と考えているところである。
どうなるかわからないが(断れるかもしれません・・笑)、来週、面接に行こうと考えている・・。

とりあえず、今日もJAZZを楽しんでみよう・・。レコードBOXにはまだ長年聴いていないレコードが数多くある、中には内容が全く思い出せないアルバムもある・・笑。
レコードジャケットを見ながら演奏内容を想像するのも楽しいものですね・・。

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JAZZ Piano 愛聴盤 No.7(ピアノ ソロを聴き比べてみた・・・)

2008年03月28日 | JAZZ Piano

①PIANO IMPROVISATIONS  VOL.1・ VOL2/ピアノ ソロ VOL.1・ VOL2
 Chick Corea/チック・コリア

フリー志向のグループ、“サークル”解散後の‘71年に録音した初のピアノ・ソロ集で、ピアノ・ソロ・ブームの起爆剤となったアルバムである。

当時、私はフリーなJAZZも好きで、“サークル”における、彼の前衛的なプレーも好きでした。
そんな彼が発表した初のソロアルバムですが、このアルバムでは高度な技術と彼独特のロマンチックで、リリシズムに溢れたプレーを聴かせており、素晴らしいアルバムとなっている。
中には、現代音楽を思わせる前衛的な作品も含まれているが、チックのピアノに対する思いが伝わってきて興味深い・・・。特にVOL2でその傾向が強く感じられる・・・。
発売から30数年経過した今日、聴いてみても、少しも色あせることの無い名盤だと思います。


②FACING YOU
 KEITH JARRETT/キース・ジャレット

彼が‘77年にECMレーベルに吹き込んだ初めてのソロ・アルバムである。
イマジネーションのおもむくまま、自由に鍵盤をあやつるキースの演奏は、チックとは異なった彼独特の牧歌的(一時このような表現が流行ったので・・笑)で、ゴスペル的な、リリシズム溢れるプレーが魅力で、聴くものをキースの世界に引きずり込む。(結局、どんな感じなんなら?分かりゃせんがー 「岡山弁です」・・笑)
ようは、色々な要素が混じったキース独特の世界が繰り広げられている、素晴らしいアルバムということなのです(笑)
彼はこの後、ソロアルバムをいくつも発表するのだが、このアルバムはその出発点となった、貴重なアルバムと思います。
ところで・・・彼のアルバムは唸り声も一緒に聞こえきますね(笑)、当初聞いた時は非常に耳障りで(うるさくて・)、気になっていましたが(笑)、今はそれが彼の特徴で魅力でもあると、捉えることが出来るようになりました・・(笑)。


③HUBRIS/ヒューブリス
 Richard Beiroch/リッチー・バイラーク

このアルバムも上記キースと同様、’77年にECMレーベルに吹き込んだ初めてのソロ・アルバムである。
このアルバムの全体的な印象はジャケットを見ただけでも想像ができる、ECMらしい、美しい旋律と穏やかな叙情性を持った作品となっており、チックやキースのソロアルバムに比べてよりクラシック音楽に近い作品となっている。
前記のチックと同様、リッチーも現代音楽に影響を受けた?・・前衛的な一面も見せている。

ECMに残した彼の他のアルバムは、私にとってはお気に入りのアルバムなので、機会を改めて紹介したいと思っている。
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