MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

JAZZ Piano 愛聴盤 No.3(Herbie Hancock)・・・

2008年03月12日 | JAZZ Piano
Herbie Hancock はBLUE TOTE時代のリーダーアルバムを数枚所持しており、好きなピアニストの一人ですが、彼のプレーは何と言ってもマイルスグループに加わっていた時期のプレーが一番好きですね・・・。従って、私にとってのハービーの愛聴盤はマイルスの愛聴盤といっても差し支えないのですが、ここでは彼のリーダーアルバムの中から紹介してみたいと思います。

①Maiden Voyage/処女航海
当時のマイルス・ディヴィス・クインテットのメンバー「ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)」にジョージ・コールマン(ts)、フレディ・ハバード(tp)が加わった彼の大ヒット作ですね。
このアルバムでの彼のプレーはマイルスに鍛えられた・・・?モード手法による小気味良いプレーを聴かせている。
このレコードは当時JAZZ喫茶でもリクエストが多かったように記憶しているが、このレコードを聴くとJAZZに熱中した学生時代が思い起こされますね・・・。

②V.S.O.P./ニューポートの追想
'76年ニューポート・ジャズ祭における実況録音盤(2枚組)である。
このアルバムには特別招集されたビッグメンバー/VSOP ( ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、トニー・ウィリアムス(ds)、ウェン・ショーター(ts・sx)、フレディ・ハバード(tp) )による演奏が収められており、大ヒット曲“処女航海”も演奏されている。ここでの彼らの演奏は熟年ミュージシャンとなった余裕のある、魅力的なプレーを聴かせている。
SIDE2の一曲目、メンバー紹介に続いておなじみの“アイ・オブ・ハリケーン”と続くが、出だしのイントロ部分でフレディが間違えているのも、召集メンバーならではのご愛嬌というところでしょうか(笑)
SIDE3,4はエレクトリック・ハービーグループの演奏が収められているが、このトラックも時代を感じさせない素晴らしいパーフォマンスを聴くことが出来ます。
(このステージに当初マイルスが参加するのでは・・と噂になったらしいが、もし実現していたならどのようなパーフォマンスを見せていただろうか・・・。考えるだけでもワクワクしてしまいすね・・・)
コメント (2)
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