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私は遠い昔の学生時代、ギターを弾くことに熱中していたこともあり、あらゆるジャンルのギタリストに興味があり聴いていた。
そんな中で、出会ったゲーリー・バートンに参加しているLarry Coryell(g)のプレーに衝撃を受けたのを思い出します。
彼はロック出身のギタリストであるが、JAZZとロックを融合した、時には前衛的な手法を用いた、彼のユニークなプレーは私にはとても魅力的で新鮮に感じたものだ。
私の手元にはそんな時期の彼のレコードがかなり残っており、久しぶりに聴きたくなった。
ゲリー・バートンのグループに参加していたもの、スティーブ・マーカスと一緒にやっているロック色の強いもの、そして彼のリーダーアルバム等一気に聴いてみた。
しかしながら・・・。あれほど熱中していたLarry Coryell(g)であるが、今日、改めて聴いてみると少し古臭く感じ、特にロック色の強いレコード等は退屈で、今の私には両面(LPレコードなのでここのような表現になります(笑)・・)聴きとおす気持ちになれないものがあった事も事実です。
そんな彼の参加しているレコードで、唯一改めて聴いてみて、魅力的なレコードがマイケル・マントラーの作曲、指揮によるグループJCOAに参加しているLarry Coryell(g)のプレーでした。
このグループは前衛的な集団であるが、ここでの彼のプレーはフィードバック奏法も導入し、ロック色を抑えた革新的で前衛的な奏法を試みている。
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THE JAZZ COMPOSER'S ORCHESTRA (JCOA 1001/2)
Soloists
Don Cherry (cornet)
Gato Barbieri (tenor saxophone)
Larry Coryell (guitar)
Roswell Rudd (trombone)
Pharoah Sanders (tenor saxophone)
Cecil Taylor (piano)
Orchestra
conducted by Michael Mantler
最近の彼のレコード(と・・言っても最近は買ってないので、余り知らないが(笑)・・)は勿論好きで、“Young Django”は愛聴盤であるが、それらのアルバムについては、機会を改めて、また紹介したいと思います。