茨城大学農学部に隣接する遊歩道の南端付近で写真のような「富士桜」が咲いていました。ソメイヨシノとほぼ同時期に咲く豆桜の仲間です。花弁はほんのりピンク色がありますが、遠くから見るとほぼ白色に見えます。写真は3月30日に撮影しました。
茨城大学農学部の構内に2本の大木があります。説明によれば、ソメイヨシノに似ていますが、高木で樹形は傘状になり、一重の白色の花が咲きます。伊豆半島船原峠の山中で竹中博士によって発見されたものだそうです。オオシマザクラとエドヒガンの自然交配であろうと推測されています。もしそうであれば、ソメイヨシノとは近縁関係にあると言えます。写真は3月30日に開花初期の状態を撮影しました。